2015年2月6日 日本 日本企業の業績 日本企業の決算動向は? 円安による輸出採算の改善や原油安によるコスト低下などで恩恵を受ける企業は好 調な決算を発表しています。2014年以降、連続して最高益更新が見込まれます。 ■2014年の日経平均株価構成企業(225社)の純 ■世界景気の回復もありトヨタ自動車や日立製作 利益は円安や原油安の恩恵に加えコスト削減効 所は今年度最高益の更新が見込まれています。 果などもあり、リーマン・ショック前の2007年を上 また、内需関連企業にも円安の恩恵が見られ、 回り最高益の更新が見込まれます。2015年以降 三越伊勢丹やJR東海は外国人旅行者の増加が も世界景気の緩やかな拡大が見込まれ、増益基 収益を押し上げています。 調は続くと見られます。 ■原油安では幅広い企業にエネルギーコストの低 ■株価は企業収益の拡大に沿った展開となること 下が見られます。またガソリン安などによる米国 が期待されます。 の自動車販売の好調も自動車・同部品企業の収 益に寄与しています。 ※個別銘柄に言及していますが、当該銘柄を推奨するものではありません。 1,200 【日経平均株価と純利益の推移】 (円) (円) 22,000 +13.0% 株価は純利益の拡大に 沿って上昇する見込み。 +5.5% +20.2% 日経平均株価(右軸) 800 18,000 純利益(左軸) 400 14,000 0 10,000 (予想) (予想) (予想) ▲ 400 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 6,000 16 (年) (注)純利益(日経平均株価ベースの1株当たり純利益)は2000年から2016年の年次データ。2014年以降はBloomberg L.P.の予想。グラフ上の数字は純利益の 前年比増益率。日経平均株価は2000年1月4日から2015年2月5日の日次データ。 (出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成 ■当資料は、情報提供を目的として、三井住友アセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するも のではありません。■当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。■当資料の内容は作成基準日現在のものであり、 将来予告なく変更されることがあります。■当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今 後の市場環境等を保証するものではありません。■当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証 するものではありません。■当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に 帰属します。■当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。
© Copyright 2024 ExpyDoc