PDF版 - 三井住友アセットマネジメント

2015年2月26日
オーストラリア
オーストラリア経済の中長期展望
オーストラリア経済の成長ドライバーは?
金融・保険、不動産、小売などサービス業がけん引役となり、鉱業に依存しない経
済成長が期待されます。
■オーストラリア経済は、金融・保険、教育、医療、
■移民の増加などにより生産年齢人口は長期的な
小売など内需関連のサービス業が全体に占める
増加が見込まれ、内需の長期的な拡大要因です。
構成比が高いことが特徴です。過去34年間の平
政府が鉱業に依存しない経済を目指し規制緩和
均的な成長率は、鉱業が年平均+4.8%とサービ
を進めていることも後押しとなり、サービス業は
中長期的な経済のけん引役として期待されます。
ス業の同+3.6%を上回るものの、構成比の大き
いサービス業が経済のけん引役となってきました。
2
【オーストラリアのGDP推移】
(兆豪ドル)
GDP
サービス業全体
金融・保険、不動産サービス等
卸売、小売
教育、医療関連
それ以外のサービス業
鉱業
その他(農林水産業、製造業、建設業等)
年平均成長率
(過去34年)
3.2%
3.6%
3.9%
3.1%
3.3%
3.8%
4.8%
2.0%
構成比
(2013年)
100.0%
66.2%
19.4%
8.6%
11.0%
27.3%
7.9%
25.9%
そ
の
他
農林水産業、製造業、建設業等
(構成比は四捨五入の関係で100%にならない場合があります。)
鉱業
1
鉱
業
それ以外のサービス
教育、医療関連
卸売、小売
サ
ー
ビ
ス
業
金融・保険、不動産サービス等
0
80
82
84
86
88
90
92
94
96
98
00
02
04
06
08
10
12
14(年)16
(注)データ期間は1980年~2013年。GDPは実質ベース。
(出所)CEICのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
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