PDF版 - 三井住友アセットマネジメント

2016年1月21日
米国企業の業績
米国主要企業の10-12月期決算見通しは?
「エネルギー」セクターの影響で全体でも減益見込みです。一方、内需型のセク
ターは堅調さを維持しており、決算発表が進むにつれ上方修正も期待されます。
■2015年10-12月期決算は、原油安による「エネ
【2015年10-12月期業種別増益率予想】
ルギー」セクターの大幅な減益の影響が残り、全体
50 ▲ 40 ▲ 30 ▲ 20 ▲ 10
▲80
(前年同期比、%) ▲
0
10
20
30
でも減益の見込みです。「素材」、「資本財・サービ
∬
電気通信サービス
+18.5
ス」など世界的な資源価格下落や鉱工業生産の
一般消費財・サービス
+8.5
鈍化の影響がある業種も減益が見込まれています。
金融
+7.4
これに対して、「一般消費財・サービス」や「電気通
ヘルスケア
+4.3
信サービス」といった内需への依存度が高いとされる
資本財・サービス
▲ 2.1
生活必需品
セクターは堅調が予想されています。
▲ 2.1
■景気先行指数は、景気一致指数と純利益に先
立ってピークを迎える傾向があります。足元で上昇
していることから、今後の景気拡大を示唆していま
す。企業業績は、2016年が前年比+9%、17年
が同+13%程度の増益となる見通しです。
130
情報技術
▲ 3.5
S&P500全体
▲ 4.7
公益事業
▲ 6.5
素材
▲ 24.9
エネルギー
▲72.0
∬
(出所)1月19日付トム
ソンロイターの資
料を基に三井住
友アセットマネジメ
ント作成
【景気一致・先行指数と主要500社の純利益】
(ポイント)
景気一致指数(左軸)
120
(ポイント)
景気拡大継続を示唆。
180
160
110
140
100
120
景気先行指数(左軸)
90
100
80
予想
16年通年
70
60
50
80
予想
主要500社の純利益
景気後退期
99
00
01
02
(右軸)
03
04
05
06
07
前年比+9%
景気後退期
08
09
10
11
12
13
14
15
60
17年通年
40
前年比+13%
16
17
(注)データは1999年1月~2015年10月(主要500社の純利益は2015年12月まで)。主要500社の純利益はS&P500指数ベースの
直近12カ月の一株当たり純利益。予想はBloomberg L.P.による。景気一致指数、先行指数は1999年1月を100として指数化。
(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
18
20
(年)
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