平成２６年度生涯学習推進計画～瑞浪市の生涯学習推進のために～（趣旨）今年度からは、個々の学びが地域づくり・まちづくりにつながること、地域の課題を地域住民が学び合う姿を求めて行きたい。協働によるまちづくりは、学びから始まるのであり、生涯学習課から社会教育課への名称の変更は、市民の学びを支援するのは特定の課が担当するのでないことを意図している。なお、公民館などの拠点施設での学びについては、「学習の質の向上」が不可欠の要素である。それぞれの行う学習をよりよく定着させ、市民が共に学ぶ姿勢を持つことによって、地域づくり・まちづくりの発展が支えられる。公民館などの拠点施設では、地域の人材はもとより、学習内容によっては大学や専門機関等と連携して取り組むことを進めたい。また、市生涯学習推進担当は、各教育機関や行政機関等と市民の学習をコーディネイトする役割として機能するように努める。そして、瑞浪市の生涯学習振興については、共に楽しく学び合おうという意味を込めて、「生涯楽習」の文字をあてることとし、市民の学習意欲をさらに喚起したい。１スローガン共に学び、共に育ち、共に創る～まちづくり生涯学習～２方針（１）地域づくり・まちづくりにつながる「生涯楽習」活動を進める。（２）公民館などの拠点施設では、講座等の「学習の質の向上」を図る。（３）民間の機関や各種団体、市内外の人材や学習材を生かす学習活動を進める。３今年度の重点取り組み（１）公民館などの拠点施設及び社会教育課の取り組み ① 地域づくり・まちづくりに関わる学習活動の連携の要としての動きをつくる。 ② 講座・教室等の学習内容について、「学習の質の向上」を図るための方策を研究する。 ③ 生涯学習推進委員会市民部会の役割に留意しつつ、生涯学習振興の企画・調査・実践を共に進める。 ④ 生涯学習講演会の開催：日時‐８月１７日（日）１４：００～、会場‐総合文化センター笹野高史氏「私の役者人生」（２）行政部会関係課等の生涯学習振興の取り組み ① 庁内の行政部会関係課においては、地域づくり・まちづくりにつながる学習活動を積極的に計画すると共に、拠点施設やまちづくり組織等との連携により「学習の質の向上」を図る。 ② 行政部会は、庁内各課等が実施する啓発的な学習（出前講座等）の成果と課題を明らかにすると共に、優れた学習内容について生涯学習推進委員会に報告する。（３）地域や民間と連携しての取り組み ① 地域に存する指導力、人材や学習材の発掘に努め、学習活動に生かす。・大学や高校の持つ指導力や地域に活躍する人材に着眼する。 ② 地域交流センターやミュージアム中仙道の活動等、民間での優れた学習活動については共催なども視野に入れて連携を考える。