(PED)の発生について(新シーズン2例目、3例目、4例目)

資料提供
平成26年12月31日
畜産振興課 家畜衛生班 小林
電話
018-860-1808
美の国あきたネット掲載
有
無
報道機関
各位
豚流行性下痢(PED)2例目、3例目及び4例目の発生について
12月31日(水)、県内で今シーズン(平成26年9月以降)2例目、3例目、4例
目となる豚流行性下痢(PED)の発生を確認したので、概要をお知らせします。
1.農場の概要
飼養農場:県北地域の養豚場3戸3農場
農
場
農場1
農場2
農場3
飼養頭数 14,884 頭
飼養頭数 20,348 頭
飼養頭数 18,911 頭
(母 豚 1,432 頭、
(母 豚
1,667 頭、 (母 豚
1,550 頭、
哺 乳 豚 2,451 頭 、
哺 乳 豚 2598 頭 、
哺乳豚 2,485 頭、
肉豚等 10,961 頭)
肉豚等 16,083 頭)
肉豚等 14,876 頭)
発症頭数
2.経
16 頭
360 頭
48 頭
ほ乳子豚16頭(下痢、 ほ乳子豚360頭(下痢、 ほ乳子豚48頭(下痢、
嘔吐)、死亡無し
嘔吐)、死亡無し
嘔吐)、死亡無し
緯
1)平成26年12月31日(水)午前、北部家畜保健衛生所に、当該農場からほ乳子豚に
下痢・嘔吐の症状を示す旨の通報。
2)北部家畜保健衛生所が各農場の発症豚3頭計9頭から材料を採材し、中央家畜保
健衛生所に搬入。
3)遺伝子学的検査の結果、31日(水)19時、9頭中9頭で「陽性」と判定。
4)臨床症状及び遺伝子学的検査結果から総合的にPEDと判定。
3.県の対応
1)当該農場へ、豚舎消毒など、まん延防止措置の徹底、豚の移動自粛等を要請済み。
2)発生農場を除く全養豚場及び畜産関係者に対して、情報提供し、豚舎消毒等の侵
入防止対策の徹底を周知。
4.県内における発生状況(12月31日現在)
平成26年4月19日から12月31日まで16農場で発生。
【美の国ネット掲載場所】
美の国あきたホーム>組織別案内>農林水産部>畜産振興課(平成26年12月31日登録)
【参考】
1)豚流行性下痢(届出伝染病)は、ウイルスにより主に下痢を起こす伝染病で、
人には感染しない。
2)農林水産省通知に基づき、9月以降を新シーズンとして整理し、平成26年9月以
降の新規発生から1例目とする。
3)平成25年10月から平成26年8月まで、全国で1道37県、817農場で発生。
平成26年9月以降は、12月21日現在、12都県、35農場で発生を確認。
4)農場等での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあることから、決して
行わないようお願いします。