資料提供 平成26年12月29日 畜産振興課 家畜衛生班 小林 電話 018-860-1808 美の国あきたネット掲載 有 無 報道機関 各位 豚流行性下痢(PED)1例目の発生について 12月29日(月)、県内で今シーズン(平成26年9月以降)新規の1例目となる豚 流行性下痢(PED)の発生を確認したので、概要をお知らせします。 1.農場の概要 1)飼養農場:県北地域の養豚場1戸1農場 飼養頭数 22,200頭(一貫経営) (母豚 1,800頭、哺乳子豚 2,400頭、肉豚等 18,000頭) 2)発症頭数:300頭;ほ乳子豚300頭(下痢、嘔吐)、死亡無し 2.経 緯 1)平成26年12月29日(月)午前、北部家畜保健衛生所に、当該農場からほ乳 子豚に下痢・嘔吐の症状を示す旨の通報。 2)北部家畜保健衛生所が発症豚3頭から材料を採材し、中央家畜保健衛生所 に搬入。 3)遺伝子学的検査を実施したところ、29日(月)19時、3頭中3頭で「陽性」 と判定。 4)臨床症状及び遺伝子学的検査結果から総合的にPEDと判定。 3.県の対応 1)当該農場に対し、豚舎消毒など、まん延防止措置の徹底、豚の移動自粛等 を要請済み。 2)発生農場を除く全養豚場及び畜産関係者に対して、情報提供し、豚舎消毒 等の侵入防止対策の徹底を周知。 4.県内における発生状況(12月29日現在) 1)平成26年4月19日から6月7日まで12農場で発生。 2)今回の事例を含め、累計13戸農場で発生を確認。 【美の国ネット掲載場所】 美の国あきたホーム>組織別案内>農林水産部>畜産振興課(平成26年12月29日登録) 【参考】 1)豚流行性下痢(届出伝染病)は、ウイルスにより主に下痢を起こす伝染 病で、人には感染しない。 2)農林水産省通知に基づき、9月以降を新シーズンとして整理し、平成26 年9月以降の新規発生から1例目とする。 3)平成25年10月から平成26年8月まで、全国で1道37県、817農場で発生。 平成26年9月以降は、12月21日現在、12都県、35農場で発生を確認。 4)農場等での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれがあることから、 決して行わないようお願いします。
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