後志・上川管内でも 豚流行性下痢(PED)が発生しました

網走家畜衛生情報
平 成 2 8 年 度
第 4 号
平 成 2 8 ( 2 0 1 6 ) 年 6 月 1 7 日 発 行
北 海 道 網 走 家 畜 保 健 衛 生 所
後志・上川管内でも
豚流行性下痢(PED)が発生しました
平成28年6月16日、後志管内仁木町と、上川管内旭川市の養豚場において、
豚流行性下痢(PED)の発生がありました。
他地域への拡大が懸念されます。
PEDの侵入防止のため、飼養衛生管理の再徹底をお願いします。
仁木町・発生養豚場の概要
飼養頭数:
6,150頭
発症頭数: 哺乳豚 88頭(下痢)
繁殖豚
3頭(下痢)
死亡頭数: 哺乳豚 70頭
旭川市・発生養豚場の概要
飼養頭数:
3,925頭
発症頭数: 哺乳豚 15頭(軟便)
死亡頭数: 哺乳豚 10頭
今期(昨年9月以降)の発生は2・3例目、平成26年4月以降 の発生は30・
31例目となります。
PEDは発症豚の糞便に汚染された衣服、靴、車両等を介し、
同居豚や周辺農場へ拡がります。
○ 農場、作業器具の消毒の徹底
○ 関係者以外の農場への立入制限
○ 農場、豚舎専用の長靴・衣服の着用
○ 入退場時における車両消毒の徹底
ー タイヤ周り・荷台などの車両全体、運転室のマット・ペダル・座席など
○ 豚の看視の強化及び早期発見・通報
○ ワクチンの継続、飼養管理の徹底
○ 道外から豚を導入する場合、当所に2週間前までにご連絡下さい。
通常と異なる下痢、嘔吐、死亡豚の増加などが見られた場合は、
直ちに管理獣医師または家畜保健衛生所へ連絡をお願いします。
TEL:0157-36-0725