クレジットの今後の活用見通しに関するアンケート

参考資料
クレジットの今後の活用見通しに関するアンケート調査結果
1.調査概要
J-クレジット登録簿システム口座保有者を対象に、クレジットの今後の活用見通しに関
するアンケート調査を実施。調査対象者には、E-mail で調査票を配布し、E-mail での返送を
依頼。
配布件数
:518 件
回答期間
:2014 年 7 月
有効回答数:149 件
回収率
:28.8%
2.アンケート調査対象の概要
Q 1
70
口座開設理由(複数回答)
n=149
66
60
件数
50
40
40
30
20
30
19
10
0
1
31
Q 2 ①保有するクレジットの活用見通し(単数回答)
n=149
無回答, 1件,
1%
自社活用・売却
の両方とも行う
予定はない,
29件, 19%
売却目的のみ
に用いる, 71件,
48%
自社活用・売却
の両方に用い
る, 22件, 15%
自社活用のみ
に用いる, 26件,
17%
Q 2
②口座開設理由別保有するクレジットの活用見通し(単数回答)
2
2
J-VER(削減系)実施
(n=19)
12
3
50
2
J-VER(吸収系)実施
10
4
(n=65)
12
4
クレジットの売買/仲介
10
3
(n=29)
8
国クレの共同実施者
9
9
(n=40)
0
10
14
20
30
40
50
件数
売却目的のみに用いる
自社活用のみに用いる
自社活用・売却の両方に用いる
自社活用・売却の両方とも行う予定はない
2
60
Q 2 ①保有するクレジットの活用見通しにおいて売却・自社活用ともに実施しないと答
えた人についてその理由(複数回答)
n=29
12
10
9
件数
Q3
6
8
6
5
3
3
0
●その他の主な回答
<活用について検討中>
・社内で活用方法を検討中
・クレジットの取り扱いに関する明確な方針を定めることができない
・今後の国内外の状況を勘案して検討する
等
3
3.クレジットの自社での活用見通し
Q 4
クレジットの活用予定(複数回答)
n=48
50
39
件数
40
30
20
10
5
2
0
Q 5
4
1
クレジットを活用する上での課題(複数回答)
n=48
14
13
12
件数
10
12
11
10
9
8
6
6
4
2
2
0
●その他の主な回答
<認知度が低い>
・PR 効果が薄れ、社内、ステークホルダーの理解が得にくい
・オフセットしたことを告知しても理解が薄く、評価につながりにくい
・日本の CO2 削減施策がトーンダウンしている
<課題はない>
・当初から自社での活用が決まっていたため課題はない
等
4
4.クレジットの売却見通し
Q 6
①保有するクレジットの売却先の検討状況(単数回答)
n=93
無回答, 6件,
7%
具体的活動を
行っていない,
12件, 13%
過去3ヶ月以内
に売却契約を
締結した, 41件,
44%
売却先の目処
がたっていな
い, 15件, 16%
交渉中の売却
先がある, 19件,
20%
Q 6
②プロジェクト種類別保有するクレジットの売却先の検討状況(単数回答)
排出削減
具体的活動を
行っていない,
4件, 16%
森林吸収 n=62
n=25
過去3ヶ月以内
に売却契約を
締結した,
6件, 24%
具体的活動を
行っていない,
8件, 13%
売却先の目処
がたっていな
い, 9件, 15%
売却先の目処
がたっていな
い, 6件, 24%
交渉中の売却
先がある,
9件, 36%
交渉中の売却
先がある,
10件, 16%
5
過去3ヶ月以内
に売却契約を
締結した,
35件, 56%
Q 7
Q 6①において具体的な活動を行っていない回答者の理由(複数回答)
n=12
10
8
件数
8
6
6
4
4
2
0
0
Q 8
Q 6 において過去 3 ヶ月以内に売却契約を締結した、
または交渉中の売却先があると回答した回答者の売却予定規模(単数回答)
n=60
無回答, 2件,
3%
100%, 2件, 4% 80~100%,
1件, 2%
50~80%,
2件, 3%
10~50%,
3件, 5%
10%以下,
50件, 83%
6
Q 9
売却予定先・交渉相手の探し方とその効果(単数回答)
28%
自社のネットワークを活用
19%
仲介業者
19%
制度ホームページに掲載 4%
10%
30%
40%
60%
多少効果的
どちらともいえない
まったく効果的でない
活用していない
無回答
排出削減
12% 1%
23%
3%
24%
50%
4%
4%
34%
14%
とても効果的
Q 10
1,000円/トン以
下,
8件, 32%
11% 3%
28%
20%
12%
11% 3%
0%
31%
16%
0%
無回答,
1件, 4%
20%
22%
5%
9%
41%
9%
マッチング支援を活用
イベント等へ出展
32%
n=75
4%
24%
1%
70%
3%
22%
80%
3%
90%
100%
あまり効果的でない
クレジット売却想定価格(単数回答)
n=25
10,001円/トン
以上,
1件, 4%
森林吸収
1,001~5,000
円/トン,
4件, 6%
5,001~10,000
円/トン,
5件, 20%
1,001~5,000
円/トン,
10件, 40%
n=62
10,001円/トン
以上,
26件, 43%
5,001~10,000
円/トン,
32件, 52%
7
Q 11
n=87
50
41
40
件数
①売却想定価格の設定理由(複数回答)
31
30
24
20
12
7
10
0
●その他の主な回答
<事例を参照>
・J-COF が発表しているクレジット市場動向を参考に設定
・他県、他市町村の事例を参照して設定
<売却可能であれば価格にこだわりはない>
・売却先があれば、市場価格で売却したい
・売却時に受け入れられやすい価格を設定
等
Q 11 ②プロジェクト種類別売却想定価格の設定理由(複数回答)
n=25
排出削減
件数
8
7
8
30
5
6
4
40
3
3
件数
10
20
2
10
0
0
8
n=62
森林吸収
34
23
21
9
2
Q 12
①クレジットを売却する上での課題(複数回答)
n=87
50
45
件数
40
31
30
24
21
20
10
3
0
●その他の主な回答
<認知度が低い>
・制度の認知度が低く、十分に理解されていない
・認知度が低く、需要が少ない
・制度が難しく、説明が困難
・カーボン・オフセットの PR、潜在需要の掘り起こしが必要
<消費者にメリットがない>
・購入側のメリットの明確化が必要
・活用方法が少ない
<プロジェクト種別>
・削減系よりも吸収系のクレジットの方が使用する側のイメージがよい
Q 13
HP 売却希望クレジット一覧への掲載希望(単数回答)
n=87
無回答
1件, 1%
希望しない,
19件, 22%
希望する,
67件, 78%
9
6.クレジットの購入見通し
Q 14
クレジットの今後の購入予定(単数回答)
n=149
購入を検討中,
15件, 10%
保有量がなくな
れば購入,
16件, 11%
その他, 12件,
8%
購入予定なし
(プロジェクト実
施者), 70件,
47%
今後購入予定
なし, 36件, 24%
●その他の主な回答
<必要に応じて購入>
・イベントの実施の都度購入を検討する
・地域のイベント時期(11 月頃)に毎年購入
・同様の機会(セミナーのオフセット)があれば、今後も購入する
・仲介して提供する先が決まった場合に購入する
・オフセットに取り組む事業者の意向を聞いてその都度購入
・売却先のニーズに合わせて調達を実施
<その他>
・森林吸収系は購入するかもしれない
・国の施策が定まらないため、CO2 排出削減目標の設定が困難であり、クレジットの
活用について判断できない
・活用できるように制度が変われば購入を検討する
等
10
Q 15
クレジットの今後の購入想定価格(単数回答)
n=43
10,001円/トン以
上, 1件, 3%
無回答, 1件, 2%
5,001~10,000
円/トン,
7件, 16%
1,001~5,000
円/トン,
13件, 30%
1,000円/トン
以下,
21件, 49%
Q 16
クレジットを購入する上で重視する点(単数回答)
n=43
47%
クレジットを発行したPJの種類
37%
35%
クレジット価格が安い
47%
21%
購入先業者との関係性
1つの業者から安定的に
クレジットを購入できる
10%
20%
37%
30%
40%
14% 2%
30%
33%
12%
0%
14%
23%
50%
とても重視する
ある程度重視する
あまり重視しない
まったく重視しない
60%
9%
7%
70%
0%0%
14% 0%
14%
49%
30%
クレジット制度種別
19%
33%
40%
クレジットを発行した地域
12% 5% 0%
80%
7%
12%
90%
100%
どちらともいえない
以
11
上