「読む・書く」 1 規律ある態度を育てる環境整備 B小学校 取組の実際 ① 新学習指導要領では「伝統文化の尊重」が各教科で盛り込まれている。特に国語では昔話、神 話、伝承、短歌、俳句、慣用句、故事成語、古文、漢文等を取り上げるようになっている。 そこで「枕草子」の全校暗記に挑戦していた。 春はあけぼの。‥‥ 夏はよる。‥‥‥‥ 秋は夕暮れ。‥‥‥ 冬はつとめて。‥‥ 今では全校児童の8割が暗記している。 ② 本好きな子 本好きな子は、人の気持ちや自然の素晴らしさを心で感じられる感性豊かな 子になる。 全校児童が、1年間の目標冊数を決めて取組中。(15 冊~ 250 冊) ③ スクールコーディネーター 「ふるさと講話」 この地域には素晴らしい歴史や伝承がたくさん残っている。色々な話を聴いたりしていると 素晴らしさが倍増するばかりです。 いつまでもふるさとに心を寄せる子を目指している。 お正月・青い目の人形・たなばた等、全部で6回のお話を聞いている。 ④ みどりの学校ファーム 米づくりを中心に、ふるさとの自然を見直す。 5年生の米づりくりを中心に、各学年が学級園を使用して様々な野菜づくりに取り組む。 また近くにある和紙の里、県立高原牧場の見学体験活動、親子ハイキングなどを通して、ふる さとの自然に触れ、この豊かな自然を守り育てていこうとする児童の育成を目指したい。 ⑤ フラッシュカード 1~20までの手作りのカードを用いて、たし算・ひき算・かけ算・わり算を学年に応じて 朝学習等で使用して底上げを図っている。「1 ~ 20 までの四則が自由にスラスラできれば中3ま での数学に通用する」を合言葉にしている。 ⑥ 学習支援ボランティア(読書意欲向上支援員) 週2回 8:30 ~ 10:30 活動内容 ・クラスに行って読み聞かせ、紙芝居、本の紹介 ・本や図書室の整理、本の修理、図書室の掲示等 2 成果 ○ 読書や暗記等を通して「読む・書く」が向上してきている。 ○ 「規律ある態度」達成目標の達成率が多くの項目について県平均を上回ることができた。 ○ 新体力テストの結果が全体的に向上し、県平均を上回る種目が増え、課題の走力に改善が 見られた。
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