高瀬UDスタンダード ◎【授業づくり】について,全学年が意識して授業を行う。 ◎【学級づくり】について,全学年が実践する。 ◎指導案を作成するときには,授業者がクラスの実態を考え, 「授業づくり ハンドブック・授業づくり」の中から実践項目を選び,工夫を凝らしな がら研究授業を行う。 【授業づくり】 〈授業の構成〉 (1)学習活動のバランスを工夫する ① 見る,聞く,話す,書く,操作するといった 変化のある活動にする。 ② 体を動かして活動する場面と静かにじっくり 取り組む場面を,ねらいにそって構成する。 (2)学習形態を工夫する ① ペア学習,グループ学習,一斉学習を効果的 に取り入れる。 〈教師の話し方と指示〉 (3)短く具体的な指示をする ① 具体的な表現で指示する。(「ちゃんと座る」→「深く腰をかけて座る」) (4)指示は,全員が注目してからする ① 話すタイミング(活動を止めさせる),立つ位置(注目を集める場所), サプライズ(身ぶりをつけて) 〈板書〉 (5)色チョークの活用 (6) ① 文字の表記・・・白色 キーワード・・・黄色(児童は青で書く) ラインや囲み・・青色(課題),赤色(まとめ) (6)赤い矢印を活用する ① ポイントをおさえるときに活用する 赤い矢印 【学級づくり】 〈教室環境〉 (7)学習時の視覚刺激の量に配慮する ① 黒板の上には掲示しない。また,前面に掲示するものを精選する。 (学級目標,学習の決まり,学級便りなどとする。) ② ワークスペースとの境にあるロッカーの向きを反対にする。 ③ 黒板には何も書かないようにする。(日付は,授業のたびに書く。) ①③ ① (8)整理整頓の仕方を決める ① 棚は整理整頓するか,目隠しになる布など をかける。 ② 何を,どこに,どのように置くのかを決め る。 ③ 机のわきにかけるのは,身支度,歯ブラシ コップだけとする。 ② ① 〈学習や生活のきまり〉 (9)学習のきまりを統一する ① 授業の始めと終わりのあいさつは座ったままする。 ② 挙手するときの「はい」は1回だけ行う。 ② ① 〈関係づくり〉 (10)児童理解,児童同士の関係把握に努める ① 子どもに毎日一声かける。 ② できて当たり前のことをほめる。 (11)席替えは明確な意図をもって行う ① 「トラブルを減らす」,「話し合いを活発にさせる」,「学習の効果をあげる」こと を心がけて席替えを行う。(安易にくじ引きは行わない) 【教師の姿勢】 (12)学級経営報告会を十分に活用し,よい取り組みを積極的に実践する
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