確かな学力の向上をめざして㉜

校長会資料(平成26年7月)
確かな学力の向上をめざして㉜
■「第1回中部地区小・中学校講師研修会」を開催しました。
小・中学校講師の指導力向上を目的として、6 月17日(火)に講師研修
会を開催しました。全体会で「学級経営の充実について」の講義をした後、
分科会では校種別に分かれ「授業づくり」の演習をしました。
◆講義「学級経営の充実について」
■学級経営の充実に向けた4つのポイント
1.子どもの実態把握に努める
2.
「わかる・できる」授業に努める
3.よりよい人間関係作りに努める
4.個に応じた必要な支援に努める
◆演習「授業づくり」
「めざす授業の姿」をもとに、以下の点を中心に、学習指導案の見直しをしました。
【特別支援学級】
■「自立活動」について
□見通しをもたせるしかけがあるか
□自分から発信できるしかけがあるか
□自分を知る(振り返り)しかけがあるか
中部はひとつ!
【小学校・中学校】
■「本時のねらい」について
□付けたい力と一致しているか
□子どもが理解できる表現になっているか
□振り返りをしやすい表現になっているか
■「子どもの主体的な学習活動」について
□具体的な意図をもって設定しているか
□自分の思いや考えを伝え合う場面があるか
□ねらいを達成するための言語活動か
□子どもの発言を予想できているか
日常の授業づくりに
「めざす授業の姿」
を
活用してください!
◆講師研参加者の所属校へのお願い
・講師研修会後に加筆、修正した指導案を、管理職、教務主任等で確認してください。
・授業実践の際には、管理職、教務主任等に参観していただき、指導、助言をお願いします。
◆OJT(On-the-Job Training)の体制づくりが大切です。
・若手教員の授業力向上のために、OJT(職場内教育)が必要とされています。
・管理職、学年団、教科主任、先輩教員等による組織的な教育、指導の体制づくりが大切です。
・
「講師を育てる」ことをきっかけにして、教職員が育つ学校づくりをお願いします。
中部教育局