小水力村出張報告 12/5 小水力村‘Gunnung Halu’訪問 村内に27か所のの RW(ルワン?)≒小規模区域(small village)が存在。 1RW である Tangsi Jaya 区の Mr.Opan にインタビューを行った。 RW 内に75軒、村全体で2000世帯以上、約13000人 75軒のうち65軒が小水力発電(MHP)の電気を使う。10件は PLN の電気。 クロスフロー水車:20kW MHP の電気料金 1A:15,000Rp/月 2A:25,000Rp/月 Max capacity は2A の440W 村全体の電気料金の収入は 800,000Rp/月 収入の内訳 32%:管理者の給料 7.5%:環境保護 5%:村の貯金 残り:水車メンテナンス ・数十年後の水車交換の際の積み立ては? 村の貯金。足りない分は省や政府からの Grant で賄う。 必要性の調査は資源鉱物省が年 2 回調査を行うとのこと。 ・電力の使い道 コーヒー豆の焙煎 プロセッサーは村中で回して使いまわし 月、火、水、木、土は昼間電気を消す。 金、日は終日使用する。 夜間、コーヒー豆シーズン以外の電力は Waste になっている。(あるいは、夜間電気をつ けっぱなしで寝ている。 ) ・MHP のメリット MHP は電気量を滞納しても、数か月待ってくれる。PLN はすぐに切られる。 PLN は開発が行き届いていない。PLN はよく停電する。PLN よりも MHP の電気の方が 質がいいと感じている。 ※下 2 枚の写真はトイレ。郊外のトイレを初めて見て、ショックを受けた。 12/6 政府による保護地区(Kalumbi)にある村(Pangeureunan)を訪問 村内は 11 の家族で形成され、オランダ統治時代から続いている。 先祖の墓を守っているという村の長宅の女性にインタビュー 村の生計:主にトマト。他キャベツ、辛子などの野菜。バンドン市内の市場から買いに来 るのでこれらを売って現金にしている。 MHP のオーナーシップ:村 管理:訪問先の家 設置の経緯:小水力関係者が無料で提供した。 電気使用世帯:11軒のうち、8軒(残り 3 件は高齢者宅のため無料で提供している) 用途:電灯3W、テレビ(村に1台) 使用料:15,000Rp/月 メンテナンス:AHB が定期的に無料で提供 夜間電力:特に使っていない(無駄に電気をつけたまま寝ている。) 使用電力:800W 発電→損失後300W(single faze)、130V、2A 近隣の村:2つあってどちらも AHB が設置している(登山クラブのボランティアと) MHP の電力を使って今後やりたいこと:村に1台しかテレビがないので、1台ずつほし い。→そのためにはお金が必要、野菜を使ってもっと広く商売することは考えていないの か?→誰に相談すればいいかわからない。今は市場に売ることしか考えていない。 2つ目の村:Dusun Leuwiliang 訪問 水車:クロスフロー(KRS 製、3kW)→現地に行くと実際は1kW くらいの発電。 管理:村人2人、週一回の掃除:詰まったごみはそのまま流れることもある。 ⇒ほぼ放置状態。 電気使用料:15,000Rp/月(電灯のみ)、25,000Rp/月(TV 使用世帯) 設置経緯:隣の村の事例をみて AHB に設置を要請した。 他の電源:カーバッテリー、太陽光パネル30W(政府に要請)
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