インドネシア:PLN 発電計画 FTP ステージⅡ 進捗状況

インドネシア:PLN 発電計画 FTP ステージⅡ 進捗状況
2016 年 5 月 26 日掲載
4 月 26 日付け地元報道によると、国営電力会社(PLN)は、発電 17,373MW 計画(Fast Track
Program(FTP)ステージⅡ)では、2016 年までに営業運転 85MW を達成する。
PLN 幹部によると、FTP ステージⅡは、いくつかの島部(Sumatera 島、Java-Bali 島、Kalimantan 島、
Sulawesi 島、NTB 島、NTT 島、Papua 島)にて進行中。
Java-Bali 島で は発 電 12,305MW 計 画、 発電 形態 別で は水 力発 電 (PLTA)1,150MW 、 地熱発 電
(PLTP)1,835MW、火力発電(PLTU)9,320 MW。うち 85MW(地熱発電 Patuh I 55MW、KamojangⅤ
30MW)が営業運転中。
Kalimantan 島では 780MW(ガス発電(PLTG)280MW、PLTU 500MW)が進行中。NTB 島では
140MW(PLTP 40MW、
PLTU 100MW)が進行中。
Sulawesi 島では 580MW(PLTA 200MW、
PLTP 180MW、
PLTU 200MW)が進行中。NTT 島では 65MW が進行中。Papua 島では具体化は未定。
FTP ステージⅡは、関与する会社比率では PLN が 33%、独立発電事業者(IPP)が 67%。発電形態別に
は、PLTU が 60%, PLTA が 10%, PLTP が 28%、PLTG が 2%。
(石炭開発部 辻
誠)
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