「ラジムロ®配合錠LD」および「ラジムロ®配合錠HD」の 発売取り止め

ノバルティス ファーマ株式会社
〒106-8618
東京都港区西麻布4-17-30
http://www.novartis.co.jp
MEDIA RELEASE • COMMUNIQUE AUX MEDIA • MEDIENMITTEILUNG
2014年3月25日
報道関係各位
ノバルティス ファーマ株式会社
「ラジムロ®配合錠LD」および「ラジムロ®配合錠HD」の
発売取り止めについて
ノバルティス ファーマ株式会社(代表取締役社長:二之宮 義泰)は、3月24日に製造販
売承認を取得した高血圧治療薬「ラジムロ®配合錠LD」(アリスキレン/アムロジピンとし
て150mg/2.5mg)、および「ラジムロ®配合錠HD」(アリスキレン/アムロジピンとして
150mg/5mg)(以下、「ラジムロ配合錠」)の発売を取り止めることを決定いたしました。
これは、「ラジムロ配合錠」については一定の医療ニーズはあるものの、近年、配合成分
であるアリスキレン(日本での販売名:「ラジレス®錠150mg」)の世界的な処方量減少
に伴い、「ラジムロ配合錠」の世界的な処方量においても当初の予定に届かず、今後も期
待できない状況であることや、本剤は配合剤であるため、代替えとして単剤の併用療法が
存在することなどを総合的に考慮した結果に基づくものです。
なお、日本における「ラジレス」の供給は、今後も確実に継続してまいります。
アリスキレンについて
アリスキレンは、レニンを直接的に阻害することでRAA系全体を抑制し降圧作用を示す薬
剤で、ノバルティスが欧州ではRasilez®、米国ではTekturna®の製品名で2007年に承認を取
得しています。日本では弊社が「ラジレス®錠150mg」の製品名で2009年に高血圧症を適
応として発売しています。
ノバルティス ファーマ株式会社について
ノバルティス ファーマ株式会社は、スイス・バーゼル市に本拠を置くヘルスケアにおける
世界的リーダー、ノバルティスの医薬品部門の日本法人です。ノバルティス グループ全体
の2013年の売上高は579億米ドル、研究開発費は99億米ドル(減損・償却費用を除くと96
億米ドル)でした。ノバルティスは、約136,000人の社員を擁しており、世界140カ国以上
で製品が販売されています。詳細はインターネットをご覧下さい。
http://www.novartis.co.jp/
以上
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