学 会 5 腸重積 で発症 した盲腸内分泌細胞癌 ( 小細胞 癌)の l例 藤田 智之 ・島影 尚弘 ・小棒 寺島 哲鄭 ・長谷川 澗 ・岡村 内田 和明 直孝 克之 ・田島 健三 長 岡赤十字病院外科 今回われわれは,腸重積にて発症 した極 めて稀 記 471 事 FU併用 ,4 5 Gy,2 5回) を施行 した.腫癌の縮小 を認 め,照射 後約 6週 間 目に Mi l e' S手術 ( D3) を施行 した.病理検査 にて腫癌内に悪性細胞 を認 めず,リンパ節転移 もなか った ( 0/2虹 【 結語】非切除 が想定 され る直腸癌 において,術 前放射線化学療法は選択肢の一つで あると思われ た. な盲腸原発の内分泌細胞癌の 1例 を経験 したので 報告す る. 症例 は 56歳,男性 ,1 999年 1 0月腹痛 を主訴 に 7 大腸癌牌腹転移の 3例 当院内科 を受診 し,C T検査 にて回盲部の腸重積 太田 -秦 太1] 酉 ノ内病院外科 と診断 された.同時に多発性肝腫癌 も認めてお り 悪性漉癌 が原因の腸重積 と考 え結腸右半 切除 を施 牌臓 は転移の しに くい臓器で,大腸癌か らの転 行 した.病理組織診断 にて盲腸原発の内分泌細胞 7- 9% と報告 されている.今回大腸癌牌 移 は 5. 癌 ( 小細胞癌) と診断 された.電顕 にて内分泌殖 臓転移の 3例 を経験 した. 粒 も認めてい る.術後肝動注療法 も含めて多 くの 〔 症例 1〕直腸癌術後約 且年 2ケ月後 に,孤立性 化学療法 を行 ったが効果 な く術後 6ケ月で死亡 さ に転移 を した牌臓 を,摘 出 した.牌摘後 1 4年以上 れた.内分泌細胞癌 は極 めて悪性 が高 く手術適応 経過 したが,再発,転移 な く,健在で ある. も含め如何 なる治療 が有効かは今後の課題 と考 え られた. 〔 症例 2〕直腸癌術後約 6ケ月目,急性汎発性腹 膜炎 にて,緊急開腹術 を施行 した.牌臓破 裂によ る腹腔 内出血で,牌臓摘 出術 を,行 った.病理の 結果 は,大腸癌の転移 で あった.37病 日,癌の全 6放射線化学療法によ り病理学的 CRが得 られ た下部直腸癌の 1例 伏木 石塚 麻恵 ・植木 大 ・多々 匡 ・若桑 隆二 草 月河内 裸之 * 福田 費徳 ** 厚生連刈羽郡総合病院外科 厚生連長岡 中央綜合病院外科 * 同 放射線科 ** C状態 とな り,死亡 身転移 に よると思 われ る DI した. 〔 症例 3 〕下行結腸癌 手術時,牌臓 に腺癌 あ り. 術 中迅速病理で,大腸癌の転移の診断で,肺臓 も 摘 出 した.現在,外来化学療法 中である. 牌臓転移 は,遠隔転移 であるが,積極的に切除 を行 うべ きとお もわれ る. 文献的考察 を加 えて,発表す る. 症例 は 55歳,女性. 0歳頃,子宮筋腫 にて子宮摘出術施 【 既 往歴 】4 秤. 【 現病歴 】8か月前 より貧血の進行があ り,体重 減少 をきた したため大腸 カメラ検査 を受 け直腸癌 と診断 され紹介 された. 【 経過】局在 は Rbで,病理検査 は we lであった. CTにて癌周 囲の脂肪諭の濃度上昇 と右閉鎖 リン パ節腫大 を認 め, ステー ジ Ⅲbの診断で あった. 8 機能的端端吻合術後 に吻合部再発 をきた した 結腸癌の 1例 田島 陽 介 .田 中 典生 ・小 山俊太郎 塚原 明弘 ・丸田 智章 ・薗羽 尚子 卜1 1 1 聡 県立新発田病院外科 【は じめ に】結 腸 癌 に対 す る機 能 的端 端 吻 合 非切除 になる可能性 が想定 され たため,化学療法 ( f unc t i ona lend-t o-endanas t omos i s ;以 下 , ( 5 FU+L Vを 3コース) と放射線化学療法 ( 5- FEE A)術後 に,吻合 部再発 をきた した 1例 を経
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