基幹物理学 IA 演習 第2回(4/25)演習課題解答例 1.ニュートンの3法則 (1)慣性の法則、(2)運動の法則、(3) 作用・反作用の法則 説明は教科書参照のこと。 2.基礎物理第2章の章末問題1 dr r (t ) a sin t i a cos t j dt 2 r(t ) d r a 2 cos t i a 2 sin t j 2 r(t ) 2 dt d 2r よって、 F mr(t ) m 2 m 2 r : 求心力 dt 3.基礎物理第2章の章末問題2 (1)鉄球に働く力 重力 = (糸の張力)+(浮力) 糸の張力を T とすると、 i v g T wv g ---- ① (2) 水に働く力 重力+(浮力の反作用)=(容器からの抗力) 容器からの抗力を F とすると、 wV g wv g F ---- ② (3) 容器に働く力 重力+(水からの力:抗力の反作用)=(床からの抗力) 床からの抗力を N とすると、 Mg F N ---- ③ 以上より、①+②+③より i v wV M g T N : 鉄球、水、容器に働く重力が糸の張力と床からの抗力に釣り合 っている。容器が床に及ぼす力は床からの抗力に等しいので、 i v wV M g T となる。 4.(1) 鉛直上向きを y 軸とする座標をとる。 軽気球は t=0 に y=0 の位置を離れたとすると、t=t0 秒後の速度 v0 と位置 y0 は v0 t0 , y0 (2) 物体の運動方程式: (3) 上式より、 t02 2 d2y m 2 mg dt d2y g dt 2 dv g gt C1 , y t 2 C1t C2 (C1, C2: 積分定数) dt 2 物体を落とした時刻を t=0 とすると、 (1)で求めた初期条件から C1=v0, C2=y0 となるので、 y g 2 t (t0 )t t02 2 2 ここで、地面の位置は y=0 なので、上式に代入して得られる2次方程式 2t0 g 2 t t02 0 t (t0 )t t02 0 t 2 g g 2 2 を解いて正の解を求めると、 t t0 g 1 1 g 5.右図のように座標を取る。 (1) ボールに対する運動方程式は、x, y のそれぞれ成分に対して d 2x 0 dt 2 d2y m 2 mg dt ① ② x=0, y=0, vx 0 v0 cos , v y 0 v0 sin (2) 初期条件 t=0 で ① より、 x vx 0t x0 ② より、 y d 2x 0 dt 2 d2y g dt 2 m x v0 cos t g 2 t v y 0 t y0 2 g y t 2 v0 sin t 2 これら2式から t を消去すると、 2 x x v0 s i n y g v0 c os v0 c os 1 g 2 1 t a 2n x 2 t a nx 2v0 この軌跡は上が凸の放物線軌道となる。 (3) 落下地点は y=0 となる点である。よって、 g 1 1 t a 2n x 2 t a nx 0 2 2v0 これを解くと、x=0 は原点なので、求めるべき距離は x tan g 1 tan 2 2 2v0 v02 sin 2 g
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