授業科目名 食品学Ⅱ(食環境2期生対象) (Fo od Science Ⅱ) 必修の区分 ※ 単位数 2.0 開講年次 2 講師名 江藤 正義 所属 環境人間学部 オフィスアワー・場所 ※ 連絡先 ※ 講義目的及び到達目標 食べ物を取り巻く環境(食環境)にあって食品に混入の危険性がある有害物質から食 品の価値を高めるために添加されている有用物質まで、その毒性と効用を理解する。 これによって、一般社会で不安に思われている様々な化合物を正しく理解し、安全で 健康な食生活を送る能力を得る。 講義内容・授業計画 講義内容 授業内容 1. ガイダンス 本講義の計画と学習の仕方を指導する。 2. 食品に固有の有害成分(植物毒) 3. 食品に固有の有害成分(動物毒) 4. 食品成分の変質と有害物の生成 5. マイコトキシンによる食品汚染(麦角中毒、アフラトキシン) 6. マイコトキシンによる食品汚染(その他のマイコトキシン) 7. 食品添加物(歴史と安全性) 8. 食品添加物(各論) 9. 化学商品成分(残留農薬)の食品への移行と残留 10. 化学商品成分(飼料添加物、器具・容器包装)の食品への移行と残留 11. 食品汚染物質(食品製造過程での食品汚染) 12. 食品汚染物質(公害による食品汚染) 13. 食品の毒性学(生体異物の代謝) 14. 食品の毒性学(異物の相互作用、毒性試験法) 15. まとめと評価 テキスト プリント資料を配布する。 参考文献 成績評価の基準 筆記試験の結果、出席状況、受講態度(積極的な質問)などから総合的に評価する。 履修上の注意・履修要件 食品学Ⅰで食べ物の正常な成分を学び、本科目で毒性成分を学ぶことにより、食べ物 の表と裏を知ることとなる。 備考 食生活に関する無知から生ずる危険と不安を科学的知識によって払拭する科目である 。これを機会に新聞報道などにも注意を払うことを勧める。管理栄養士の国家試験に も対応する。
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