建物の評価とCF 固定資産税評価額(=相続税評価額)と簿価のイメージ (例:鉄骨造共同住宅) ・ 簿価は、設備(法定償却15年程度)と躯体(同34年)で構成されます。 ・ 固資評は、躯体簿価の約80%程度(全体簿価の約半分)から始まり、 最終評価額は新築時躯体簿価の約20%程度まで逓減します。 建設費を100%として 100% 評価損 65% 簿価2(設備) 15年頃 簿価1(躯体) 簿価1(躯体) 0年 15年 償却期間 (年) 評価益 固定資産税評価額 (略:固資評) 34年 ① 建物が新しい間は、固資評が簿価(取得価格)を下回わり、相続税評価損が 発生しますが、古くなると逆転します。 ② 減価償却とキャッシュフロー ・ 設備償却が終わる15年前後に、減価償却(支出のない費用)が激減し 見せかけの収益増加により、所得税負担が増加します。 ・ ほぼ15年頃に、大規模修繕を含む修繕費(支出を伴う費用)が増加します。 6
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