平成27年1月8日 関係者各位 筑波大学附属坂戸高等学校 校長 加藤 衛拡 第1回SGH研究大会・第18回総合学科研究大会のご案内 新春の候、皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。 さて下記のように本校主催の第1回SGH研究大会ならびに第18回総合学科研究 大会を開催いたします。 本校は平成 26年度より文部科学省のスーパーグローバルハイスクール(SGH)に指 定されました。現在、日本で盛んに進められている「問題発見解決」「探究力」「コ ミュニケーション力」を重視したグローバル人材の育成に、総合学科が20年間作り 上 げて き た シ ス テ ムや内 容が非常 に有効である と考えてい ます。本 年度のSGHの 取 り 組み を 交 え て 、 報告さ せていた だきたいと思 います。総 合学科開 設校が363校 を 数える中にあって、各校が総合学科ならではの教育内容の充実を図っていることと 存じ上げます。今回の研究大会がその折りに、少しでも役立つものになればと願っ ております。 ご多忙のこととは存じますが、ご出席を心よりお待ちいたしております。 記 1.日 2.名 3.主 4.対 時 称 題 象 5.講 演 6.会 演 題 場 7.費 8.日 用 程 平成27年2月19日(木)・20日(金)両日とも8:30から受付 第1回SGH研究大会・第18回総合学科研究大会 総合学科その先へ ~総合学科の力をグローバル人材育成に~ 全国の総合学科校ならびにSGH校を中心とする高等学校教員 ならびに教育関係諸機関 筑波大学教授 藤田 晃之先生 「総合学科とキャリア教育」 筑波大学附属坂戸高等学校 〒350-0214 埼玉県坂戸市千代田1-24-1 TEL 049-281-1541 FAX 049-283-8017 問い合わせ 研究部 石井克佳 TEL.049-282-7205,7219(直通) E-mail: [email protected] 資料代 2,000 円 1日目(19日) 2日目(20日) ~ 8:30 ~ 8:30 受付 受付 9:00 開会行事 ~ 授業公開 10:10 10:20 シンポジウム 「総合学科出身の素敵な先輩と出会う」 11:30 11:40 1年次「キャリアデザイン」 12:30 13:15 2年次「総合的学習の時間」 14:15 14:30 3年次「卒業研究」 16:40 17:00 情報交換会 分科会 11:20 11:30 ~ ~ 9:10 9:20 ~ ~ 8:50 12:30 講演 ~ ~ ~ ~ (1)日程の説明 ①1日目について ・授業公開では、SGH開発科目 ・ 普通科目・専門科目を公開する予定です。 SGH開発科目は「国際社会」「グローバルライフ」「社会と情報」です。 科目名 国際社会 クラス 2年次 科目群 高良正輝 福島寛美 授業者 グローバ ルライフ 1 年次 必修 田中友紀子 社会と 体育 情報 1年次 2 年次 必修 必修 岡 聖美 鈴木愛梨 金城幸廣 数学 B 2 年次 選択 都志見聖子 コミュニケーション 生 活 園 芸 ビ ジ ネ ス 産 業 電 子 英語Ⅰ スキル 技術 1 年次 2 年次 2 年次 2 年次 必修 選択 選択 科目群 熊谷 優一 安達 昌宏 對﨑加奈子 深 澤孝 之 ・「卒業研究」発表会については、代表生徒の発表を行う予定です。 ・情報交換会(17:00 ~ 18:00)は自由参加です。(会費 500 円) ②2日目について ・分科会は下記を予定しています。 A.総合学科20年の歩みとキャリア教育 講 演 を な さ る 藤 田 先 生 が ご参 加 の 予定 。 本 校で 平 成 25年 度 か ら取 り 組ん で い る 「総 合 学 科 の 検 証 プ ロ ジ ェ ク ト 」 の 内 容を 報 告 し 、普 通 科で も 必修 化 が 検 討さ れ てい る 高 等 学校 に お け る キ ャ リ ア 教 育 の あ り 方 を 検討 す る 。 総合 学 科の 設 立段 階 か ら これ ま での 変 遷 を 振り 返 り 、 こ れ か ら の 総 合 学 科 の あ り 方を 討 議 す る。 総 合学 科 にあ ま り な じみ の ない 先 生 、 これ か ら 関 わっていく先生方にも対応した分科会。 B.総合学科とグローバル人材の育成 本 校 は 、 本 年 度 全 国 の 総 合学 科 高 校 とし て 唯一 、 スー パ ー グ ロー バ ルハ イ ス ク ール に 指 定 され た 。 わ が国 が 進め て い る「 問 題 発 見解 決」「 探究力」「 コ ミュ ニ ケ ーシ ョン 能力 」そ して 国 際 的 な 視 野 に 立 っ た キ ャ リア 教 育 を 中心 と した グ ロー バ ル 人 材の 育 成は 、 ま さ に総 合 学 科 がこれまで取り組んできたことである。SGHの活動を中心に、総合学科における国際教育につ いて参加者の皆さんと検討する分科会。 (2)講師プロフィール 藤田 晃之先生 筑波大学人間系教授(教育学域) 略歴 1988年3月 1993年3月 1993年4月 1998年4月 2004年4月 2008年4月 筑波大学第二学群人間学類(教育学主専攻) 卒業 筑波大学大学院博士課程教育学研究科 単位取得退学 中央学院大学商学部(教職課程) 講師 のちに助教授 筑波大学教育学系 講師 のちに助教授 筑波大学大学院博士課程人間総合科学研究科 助教授 のちに准教授 文部科学省 国立教育政策研究所 生徒指導・進路指導研究センター 総括研究官 〈併任〉同省 初等中等教育局 児童生徒課 生徒指導調査官(キャリア教育担当) 〈併任〉同省 初等中等教育局 教育課程課 教科調査官(特別活動担当) 2013年4月 筑波大学人間系教授(教育学域) 主要著作論文・著書 「高等学校教育の質保障」『教育制度学研究』第 20 号,日本教育制度学会,2013,pp.6-20 「『最若年移行困難層』への支援制度の拡充」日本教育制度学会(編)『現代教育制 度改革への提言』上巻,東信堂,2013,pp.166-182 「自立に向けての高校生の現状と課題」宮本みち子,小杉礼子(編著)『二極化する 若者と自立支援』,明石書店,2011,pp.28-49 The Current State and Future Tasks of Japan's Career Education Promotion Policies: Embarking on the Road Less Traveled, Japan Labor Review, Volume 8, Number 1, Japan Institute for Labour Policy and Training, pp.26-47, 2011 「キャリア教育文献資料集―学校から職業への移行:別冊」,日本図書センター, 2010(小杉礼子との共著) 「キャリア教育基礎論」, 実業之日本社, 2014
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