脊髄くも膜下麻酔後の砕石位が末梢血管抵抗に及ぼす影響 脊

平成26年10月1日
(公示文書)
脊髄くも膜下麻酔後の砕石位が末梢血管抵抗に及ぼす影響
■目的・意義
脊髄くも膜下麻酔を行うと下肢の血流が増加し、上肢の血流が代償性に低下
することが知られています。これは Perfusion Index(以下 PI と略す)が上昇
もしくは低下することで測定されます。
脊髄くも膜下麻酔後、術式により患者体位は仰臥位もしくは砕石位となりま
すが、砕石位では下肢から上肢への静脈還流量が増加し、仰臥位と比較して上
肢の血流低下の程度が減弱すると予測されます。
そこで、脊髄くも膜下麻酔後の体位変換における上下肢の PI の変化を比較する
ことで、血流の変化を検討します。
■対象と方法
当施設で平成 22 年 1 月より平成 26 年 7 月までの期間で脊髄くも膜下麻酔を
行った際に上下肢の PI を測定していた患者 42 名を対象とします。脊髄くも膜
下麻酔の施行前、施行後 1 分、2 分、3 分、4 分、5 分、10 分、15 分、20 分の 9
回、以下の項目を過去の麻酔記録から後ろ向きに抽出します。
血圧・脈拍・上肢の酸素飽和度・上下肢の PI・SpO2
■実施にあたっての不利益
この調査において生じる不利益・危険性はありません。
■個人情報の保護
診療記録の内容の収集にあたっては個人が特定される情報(患者氏名、患者
番号等)を含まず収集し、集めたデータは細心の注意を払い保管します。
■調査結果の使われ方
結果が集まりましたら麻酔科関連の学術会議での発表および論文発表を予定
しています。
以上
岐阜大学附属病院 麻酔科・疼痛治療科
調査担当 中西 真有美 6723