リート・ウィークリーレポート(2014/12/24)

情報提供資料
リート・ウィークリーレポート (2014/12/24)
マーケットデータ (2014/12/19)
※リート平均配当利回りは2014年11月末時点
リート指数
為替(対円)
終値
リート平均
配当利回り
(%)
金利
(%)
終値
騰落率
騰落率
先進国(含日本)
889.81
+1.9%
3 .85
先進国(除日本)
888.70
+2.0%
3 .89
日本
375.81
+0.0%
米国
1065.26
+1.6%
米ドル
119.50
カ ナダ
792.26
+2.9%
カ ナダドル
欧州(除英国)
932.53
+2.0%
英国
79.08
豪州
0.36
3 .38
+0.6%
2.16
3 .51
102.96
+0.4%
1.81
5 .76
ユーロ
146.15
-1.2%
0.59
5 .09
+2.8%
英ポンド
186.62
-0.0%
1.85
2 .67
516.70
+1.0%
豪ドル
97.15
-0.8%
2.94
5 .53
シ ンガポール
473.13
-0.8%
シ ンガポール
ドル
90.87
+0.5%
2.37
5 .65
香港
483.90
-1.3%
香港ドル
15.42
+0.6%
1.84
4 .06
※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第3位を四捨五入して表示。 (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガポール・香港: S&P 先進
国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、 S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値
および平均配当利回り。
※【為替】NY市場終値。 ※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。
リート市場の動き
(ポイント)
【直近3カ月間:2014/9/19~2014/12/19】
(ポイント)
910
【2004/3/31~2014/12/19】
1,000
840
700
770
400
700
100
9/19
10/19
11/19
12/19
(月/日)
04/3
06/3
08/3
10/3
12/3
(出所:S&PのデータをもとにDIAM作成)
14/3
(年/月)
※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号
加入協会/一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
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リート・ウィークリーレポート
マーケット動向 (2014/12/15∼2014/12/19)
【日本】
週前半は、原油価格の下落やロシアルーブルの急落などを背景とした世界的な株安の影響を受け軟調な展開と
なりましたが、投資信託を通じた資金流入に支えられ、下げ幅は相対的に小さいものとなりました。週後半は、下落
の反動からの買戻しや、FOMC(米連邦公開市場委員会)声明を受けた米株高や円安の進行などが好感され週末
にかけて値を戻す展開となりました。なお、日銀はJリートを16日に13億円買い入れました。
【米国】
週前半は、原油価格の下落などに端を発したリスク回避の動きによる金融市場全体の低迷につられて下落しまし
たが、FOMC声明において利上げの時期を世界動向や経済情勢に配慮して決定することが示されたことをきっかけ
に再びドル資産に注目が集まり、リートも上昇に転じました。
【欧州】
米国と同様に、リスク回避の動きが重石となり週前半に下落しましたが、米FOMCの声明が好感されたことや、ド
イツの堅調な経済指標の発表が相次いだことも支援材料となり上昇する展開となりました。英国では、BOE(イング
ランド銀行)が英国の主要銀行に対して行ったストレステスト(健全性審査)において、8行中7行が合格だったことも
好材料となり上昇しました。
【豪州】
世界的な株安を受けたリスク回避の動きに加え、シドニーでの人質立てこもり事件も不安材料となり週初に下落し
ましたが、米国の利上げに対する慎重姿勢や米株高などが好感され、その後は概ね堅調な展開となりました。
【アジア】
週前半は世界的な株安に加え、中国の12月HSBC製造業PMIが市場予想を下回ったことや、ロシアルーブルの急
落を受けた新興国通貨の下落なども重石となり下落しましたが、米FOMCの声明を手掛かりに安心感が広がったこ
とから、週後半は下げ幅を縮める展開となりました。
トピックス
■ Jリート各社の業績動向(日本)
12月は9銘柄の決算が発表されました。オフィスリートやオフィスビルを多く保有する複合リートについては、未だ
現行賃料が市場賃料を上回っていることもあり、テナント契約改定時の賃料増減の状況をみると、減額改定が増額
改定を上回るリートが多くみられました。また、比較的長期契約であった大口テナントとの契約改定時に、残ってい
た賃料ギャップ等から大幅減配の見通しを出すリートがある一方で、フリーレント期間の短縮により、実質稼働率が
上昇し、賃料収入が増加したことから賃料収入の底打ちを示すリートもいくつかみられるなど、Jリート各社の業績
傾向に差が見られている状況となっています。
■ 豪州産業リートの合併提案(豪州)
豪州の小型産業リートで合併の動きがありました。時価総額約3億豪ドルの360キャピタル・インダストリアルファン
ド(産業)が、時価総額約2億豪ドルのオーストラリアン・インダストリアルリート(産業)へ、株式交換での合併提案を
行いました。簿価に対してプレミアム、かつ上場来高値での買収提案であること、双方にスケール面での相乗効果
が期待できること等から、提案は受け入れられると市場ではみられています。こうした合併の動きは、価格水準の下
支えとなり、リート市場全体にもプラスの効果があると考えられます。
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
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各国・地域別グラフ (2014/9/19∼2014/12/19)
※各国および地域のリート指数、為替の使用
データについては、P.1「マーケットデータ」の
注記をご参照ください。
《日本》
(ポイント)
日本リート指数
390
365
340
315
9/19
10/19
11/19
《米国》
(ポイント)
12/19
(月/日)
(円)
米国リート指数
1,090
124
1,030
116
970
108
910
9/19
10/19
11/19
100
9/19
10/19
11/19
(月/日)
《欧州(除く英国)》
(ポイント)
12/19
米ドル/円
(円)
欧州リート指数
12/19
(月/日)
1,000
151
940
145
880
139
ユーロ/円
133
820
9/19
10/19
11/19
10/19
11/19
英国リート指数
英ポンド/円
(円)
83
192
78
184
73
176
68
12/19
(月/日)
(月/日)
《英国》
(ポイント)
9/19
12/19
168
9/19
10/19
11/19
12/19
9/19
10/19
11/19
(月/日)
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
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12/19
(月/日)
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《豪州》
(ポイント)
525
(円)
豪州リート指数
豪ドル/円
104
500
100
475
96
450
425
9/19
10/19
11/19
92
12/19
9/19
10/19
11/19
(月/日)
12/19
(月/日)
《シンガポール》
(ポイント)
シンガポールリート指数
93
470
89
455
85
440
9/19
10/19
シンガポールドル/円
(円)
485
11/19
81
12/19
9/19
10/19
11/19
12/19
(月/日)
(月/日)
《香港》
(ポイント)
(円)
香港リート指数
520
16.0
480
15.0
440
14.0
400
9/19
10/19
11/19
12/19
13.0
9/19
香港ドル/円
10/19
11/19
12/19
(月/日)
(月/日)
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
【各指数の著作権等】
■Standard & Poor’s®並びに S&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の登録商
標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の登録商標です。
これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジメント株式会社に
対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。 S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、
配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)はS&P ダウ・
ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が与えられています。S&P
ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセットマネジメント株式会社の商
品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をするものではありません。
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