リート・ウィークリーレポート(2015/4/14)

情報提供資料
リート・ウィークリーレポート (2015/4/14)
マーケットデータ (2015/4/10)
※リート平均配当利回りは2015年3月末時点
リート指数
為替(対円)
終値
リート平均
配当利回り
(%)
金利
(%)
終値
騰落率
騰落率
先進国(含日本)
928.74
-0.7%
3 .82
先進国(除日本)
927.91
-1.1%
3 .86
日本
390.01
+3.8%
米国
1093.05
-2.7%
米ドル
120.22
カ ナダ
868.52
+0.2%
カ ナダドル
1179.90
+3.1%
英国
90.83
豪州
0.35
3 .25
+1.1%
1.95
3 .44
95.68
+0.4%
1.37
6 .19
ユーロ
127.49
-2.3%
0.16
6 .01
+3.7%
英ポンド
175.91
-0.9%
1.58
2 .56
580.45
+1.4%
豪ドル
92.37
+1.7%
2.37
5 .42
シ ンガポール
511.13
+1.1%
シ ンガポール
ドル
87.86
-0.3%
2.07
5 .36
香港
509.40
+2.0%
香港ドル
15.51
+1.1%
1.47
4 .16
欧州(除英国)
※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第3位を四捨五入して表示。 (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガポール・香港: S&P 先進
国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、 S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値
および平均配当利回り。
※【為替】NY市場終値。 ※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。
リート市場の動き
【直近3カ月間:2015/1/9~2015/4/10】
(ポイント)
1,000
(ポイント)
1,200
950
800
900
400
850
【2004/3/31~2015/4/10】
0
1/9
2/9
3/9
4/9
(月/日)
04/3
06/3
08/3
10/3
12/3
(出所:S&PのデータをもとにDIAM作成)
14/3
(年/月)
※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号
加入協会/一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
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マーケット動向 (2015/4/6∼2015/4/10)
【日本】
週前半は、7-8日に金融政策決定会合を控え、先々週発表の3月日銀短観が弱い内容だったことを背景に追加緩
和期待が高まり上昇しました。日銀による追加緩和策は見送られたものの、投資信託へ安定的に資金流入してい
ることや、国債利回りが低下基調だったことなどが支援材料となり週半ば以降も上昇しました。なお、日銀はJ-REIT
を4月6日、10日に各12億円買い入れました。
【米国】
週初は、3日の休場中に発表された3月雇用統計が市場予想を下回り、利上げ観測が後退したことが支援材料と
なり上昇しましたが、FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録において利上げ時期について意見が分かれたことが
明らかになったことや、原油価格の上昇を受けたインフレ期待の高まりによる国債利回りの上昇などが重石となり
下落に転じました。
【欧州】
米株高が好感されたことに加え、ドイツの2月鉱工業生産や2月貿易統計などの経済指標が好調だったことや、
ECB(欧州中央銀行)がギリシャに対する緊急流動性支援を拡大したことなども追い風となり上昇する展開となりま
した。英国では、3月サービス業PMIが市場予想を上回ったことも支援材料となりました。(4/6は休場)
【豪州】
引き続き、RBA(豪州準備銀行)が今年2回目となる利下げを発表するとの期待から休場明けにも上昇しました。そ
の後、政策金利が期待に反して据え置かれ上値を抑えられる局面もありましたが、原油価格が反発したことを好感
した株式市場に追随してリート市場も上昇しました。(4/6は休場)
【アジア】
米利上げ観測の後退を背景とした欧米株高や中国の政策支援期待などが手掛かり材料となり、概ね堅調な展開
となりました。また、香港では、連休中の中国株高や中国本土からの資金流入なども上昇要因となりました。(香港
は4/6、 7休場)
トピックス
■ オフィス市況(日本)
先週三鬼商事が発表した、東京都心5区のオフィス空室率は5.30%と前月に比べ小幅の改善に留まりました。複
数の中規模ビルで空室を残したまま竣工したこと、先月進んだ大型成約の反動で募集が増えたことなどから小幅な
改善に留まったようです。地方に目を向けると、大阪では新規供給の影響から空室率が前月比+0.47ポイントとわず
かに悪化している一方で、名古屋や札幌については空室率が各々0.17ポイント、0.35ポイント改善しました。名古屋
については、今年の秋に大型ビルが相次いで竣工する大量供給問題を抱えていますが、まだ新ビルへ移転するテ
ナントの既存部分の募集の動きは出てきていないようにみられます。
■ カナダのリート市場(カナダ)
カナダリートは、年初のカナダ銀行(中央銀行)による予想外の利下げを受け大きく買われました。その後、米国の
利上げ懸念から再び売られましたが、足元は戻り基調にあり、年初来ではプラス圏で推移しています。今後も米国
の利上げに加え、原油価格下落の影響が徐々に経済指標に出ている点はリスク要因といえるでしょう。しかし、通
貨安で資源以外の輸出産業については回復がみられること、リート指数は純資産価値を下回っており、10年国債と
の利回り格差も過去と比較して十分に大きいなどバリュエーション面での安心感があることから、底堅い動きが期
待できそうです。
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
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各国・地域別グラフ (2015/1/9∼2015/4/10)
※各国および地域のリート指数、為替の使用
データについては、P.1「マーケットデータ」の
注記をご参照ください。
《日本》
(ポイント)
日本リート指数
420
390
360
330
1/9
2/9
3/9
《米国》
(ポイント)
4/9
(月/日)
米ドル/円
(円)
米国リート指数
1,250
125
1,150
120
1,050
115
950
110
1/9
2/9
3/9
1/9
2/9
3/9
ユーロ/円
(円)
欧州リート指数
4/9
(月/日)
(月/日)
《欧州(除く英国)》
(ポイント)
4/9
1,230
150
1,120
140
1,010
130
120
900
1/9
2/9
3/9
《英国》
(ポイント)
1/9
4/9
2/9
3/9
(月/日)
英国リート指数
英ポンド/円
(円)
96
192
89
184
82
176
75
4/9
(月/日)
168
1/9
2/9
3/9
4/9
(月/日)
1/9
2/9
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
3/5
3/9
4/9
(月/日)
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《豪州》
(ポイント)
620
(円)
豪州リート指数
570
98
520
93
470
1/9
2/9
豪ドル/円
103
3/9
88
4/9
1/9
2/9
3/9
(月/日)
4/9
(月/日)
《シンガポール》
(ポイント)
シンガポールリート指数
92
500
89
475
86
450
1/9
2/9
シンガポールドル/円
(円)
525
3/9
83
4/9
1/9
2/9
3/9
4/9
(月/日)
(月/日)
《香港》
(ポイント)
香港ドル/円
(円)
香港リート指数
570
16.0
530
15.5
490
15.0
450
14.5
1/9
2/9
3/9
4/9
1/9
2/9
3/9
4/9
(月/日)
(月/日)
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
【各指数の著作権等】
■Standard & Poor’s®並びに S&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の登録商
標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の登録商標です。
これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジメント株式会社に
対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。 S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、
配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)はS&P ダウ・
ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が与えられています。S&P
ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセットマネジメント株式会社の商
品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をするものではありません。
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