台湾産ポンカンの日本向け輸出の停止について(PDF:140KB)

台湾産ポンカンの日本向け輸出の停止について
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台湾産ポンカンについては、台湾でミカンコミバエ種群が発生して
いるため、輸出前に低温処理の実施を求めています。
2
平成27年12月、台湾産ポンカンの輸入検査において、生きたミバエ
科の幼虫が発見されたことを受け、直ちに台湾側に、台湾産ポンカン
の輸出の停止を要請するとともに、我が国に輸入される台湾産ポンカ
ンの輸入検査を中止してきたところです。
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今 般 、 発 見 され た ミバ エ科 の 幼 虫 は 、 ミカン コミバエで あるこ とが 確
認されたことを受け、台湾の植物検疫機関に対して関係規則に基づ
き、原因究明の調査及びその結果を踏まえた再発防止策の提出を求
めることとしました。また、台湾の対応が十分と認められるまでの間、
台湾産ポンカンの対日輸出は停止されます。
ミカンコミバエとは
英名:Oriental fruit fly
学名:Bactrocera dorsalis
体長7mm位の小型のハエの一種で、かんきつ類等
の生果実の大害虫として知られている。
この虫が生果実に寄生すると腐敗・落果し、ひどい
場合には収穫皆無となる。
発生地域
タイ、マレーシア、台湾、中国、ハワイ
等
主な寄主植物
なす属植物、かんきつ類、パパイヤ、マンゴウ、
マンゴスチン、トマト、ピーマン 等