米国フロリダ州におけるミカンコミバエの発生に伴う対応(PDF:138KB)

米国フロリダ州におけるミカンコミバエの発生に伴う対応
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2015年8月 、米国のフロリダ州の一部地域において、ミカンコミバエ
( Bactrocera dorsalis )が発生しました。
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現在、発生地点の周辺部に検疫規制地域が設定され、ミバエの根
絶に向けた対応がとられております。また、当該ミバエの寄主植物に
ついては、当該地域からの移動が規制されており、日本向けに輸出
されることはありません。
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植物防疫所の輸入検査では、当該ミバエの日本への侵入防止に万
全を期すため、同州産の当該ミバエの寄主植物に対して、下記のと
おり検査を強化しております。
記
輸入植物検疫規程に定める検査数量の2倍量について輸入
検査を実施
ミカンコミバエとは
英名:Oriental fruit fly
学名:Bactrocera dorsalis
体長7mm位の小型のハエの一種で、かんきつ類等
の生果実の大害虫として知られている。
この虫が生果実に寄生すると腐敗・落果し、ひどい
場合には収穫皆無となる。
発生地域
タイ、マレーシア、台湾、中国、ハワイ
等
主な寄主植物
なす属植物、かんきつ類、パパイヤ、マンゴウ、
マンゴスチン、トマト、ピーマン 等