米原東北部都市計画「都市計画区域の整備、開発及び保全の方針」の変更に関する 公聴会公述意見に対する県の考え方 公述申出期間:平成27年11月16日(月)~11月26日(木) 公 聴 会:平成27年12月 3日(木) ルッチプラザ 番 意見の要旨 号 (公表) 1 米原市全体の都市計画区域と調整区域の見直しを希望す る。 滋賀県の東の玄関口としての将来を見据えた秩序ある都 市計画により、米原市全体の整備、開発と自然の保全のため、 マスタープランの見直しを希望する。 【理由】 ①今回の都市計画区域の見直し計画案では、米原市が、彦根 長浜と米原東北部に二分され、米原市全体としての整備、 開発および保全が阻害されている。 ②彦根長浜都市計画において、米原市内の区域区分の見直し は今回ほとんど行われなかったため、都市計画区域全体に 対しての米原の市街化区域割合は、区域内の他市に比べて 低く、発展を阻害されている。 今後予想される市役所移転や駅前の開発に関しても、有 効な土地がなく、住宅等も建てられないため、人口減少に 対しても有効ではない。また、北陸新幹線米原ルートを推 進しても、駅周辺が発展していなければ、ただの通過駅と なってしまう。 意見に対する県の考え方 (公表) 都市計画法第5条で定める「自然的及び社会的条件並びに人口、 土地利用、交通量など」の要因やまちづくりの将来像から、JR 米原駅周辺の都市的土地利用地域と田園集落や山村集落の自然豊 かな土地利用地域では、一体の都市としての概念が異なることか ら、彦根長浜都市計画区域と米原東北部都市計画区域を分けて、 それぞれの方針を定めることとしたところであります。 以上のことから、県から示した案について修正はいたしません。 また、区域区分について、市街化区域は都市計画法第7条第2 項で「おおむね 10 年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき 区域」と定義されていることから、将来の人口動向や土地利用、 開発計画等を総合的に判断して、必要に応じて区域区分の見直し を行っています。事前に米原市とも調整を行う中で、人口減少が 確実となった今日において市街化区域を拡大することは困難であ ると、市において判断されたことも踏まえ、県としては市街化区 域編入の必要はないものと判断しております。
© Copyright 2024 ExpyDoc