余市町都市計画マスタープラン

YOICHI URBAN PLANNING MASTER PLAN
地区別構想(西部地区)
余市町都市計画マスタープラン
YOICHI URBAN PLANNING MASTER PLAN
〈地域づくりの方向〉
都市計画マスタープランとは
身近な公園の機能確
保や配置計画の見直し、
公共空間のバリアフリー
( 都市計画マスタープランの位置づけ )
化など、生活利便性の
「都市計画マスタープラン」とは、都市計
画法に基づき「市町村の都市計画に関する
第4次余市町総合計画(H24 〜 H33)
向上や魅力アップを行い
・住み良く安⼼して暮らせるまちを創る
ます。
・多様な資源と⼈的パワーを活かした元気なまちを創る
これらにより、商業・
・町⺠と⾏政が連携して歩むまちを創る
業務・漁業環境と調和
北海道が定める
「都市計画区域の整備、
開発及び保全の方針」
(整・開・保)
基本的な方針」を定めたものです。余市町
の総合計画や北海道が定める「都市計画区
域の整備、開発及び保全の方針」等の上位
計画と整合を図り、土地利用や都市施設の
が図られた地域を形成
整備方針などについて示したもので、具体
します。
の都市計画をはじめ、まちづくりの施策の
余市町都市計画マスタープラン
根拠となるものです。
「余市町都市計画マスタープラン」は、平
成26年度から平成45年度までの20年
間を計画期間とし、社会情勢の変化や都市
の動向を考慮し、状況に応じて見直します。
具体の都市計画
策定にあたっては、アンケート調査や町
土地利用
道路・公園など
市街地開発事業
民検討委員会などにより、町民のみなさま
からいただいたご意見をもとに策定してい
ます。
計画の実現に向けて
余市町の将来都市像
本マスタープランは、20年後のまちの姿を目指していますが、その推進にあたっては、以下に示す方策を基本と
して、将来に向けた持続可能な都市づくりを推進します。
余市町は、海岸沿いを中心にコンパクトに市街地が集積し、その周りを果樹園地帯が囲む形態となっています。市
街地を囲む海と農地は、海産物、農作物の恵みと、市街地の背景として町民生活に潤いを与え、余市のまちをイメー
1. 協働と連携、組織体制
ジづけています。
・町民、各種団体との協働・連携のための体制づくり 本マスタープランでは、このような余市の都市構造の特徴を踏まえながら、新たな時代のニーズを捉え、町民の誰
・広報誌やホームページ等の活用による適切な情報公開と町民意見の収集
もがいきいきと輝くことができる将来の都市の姿として『豊かな海と大地に抱かれた みんながいきいきと輝くまち』
・庁内各部署間との調整や職員ネットワークの活用
を将来都市像に設定し、それを実現するため、以下に示す3つの基本目標を定めました。
・国や道との連携、関係団体(区会、経済・農業・漁業・水産業各種団体)との連携
2. 計画の推進と進行管理
・土地利用の規制・誘導を図る地域地区の効果的な運用と都市計画法以外の法制度との適切な調整
・「余市町総合計画」との整合と、観光振興、景観形成、住環境改善等の個別計画との連携
・上位計画の変更や、社会・経済情勢等の変化に柔軟に対応した計画の見直し
3. 新たな余市の魅力づくり
・余市町が創りあげてきた都市基盤等の既存ストックの有効活用と内部充実型の市街地形成
・高速道路の開通による流通機能の向上を活用した、余市のPR強化と産業の振興への取り組み
・余市町の様々な観光資源や景観等を有効に活用した、積極的かつ継続的な取り組み
3 つ の 基 本 目 標
・町財政や社会環境、緊急性や優先度、町民のニーズ等を的確に捉えた都市計画事業の推進
余市の特徴である「海」−「まち」
−「田園」という基本的な土地利用形態を維持しながら魅力が生まれるま
ちづくりを進めます。また、現状のコンパクトな市街地特性を維持するとともに、適切な緑化を推進し、人々
が暮らしやすい環境負荷が少ない低炭素都市づくりを進めます。
暮らしの安全・安心は町民生活の前提です。子供やお年寄り、障がいのある方など、誰もが安心で快適に
暮らすことができるように、災害に強いまちづくりを進めます。
3. まちの歴史や文化を活かしながら様々な交流と賑わいが生まれるまちづくり
余市町都市計画マスタープランに関する
お問い合わせ先
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〒046-8546 北海道余市郡余市町朝日町26番地
電話 :0135-21-2124
余市町建設水道部まちづくり計画課
FAX :0135-21-2144
余市の各所に点在する歴史・文化資源や、商店街、公園など、都市の拠点を活用して、町民同士、町民と
観光客との様々な交流の機会を創出し、賑わいのあるまちづくりを進めます。
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