健康 コラム 血管年齢を若くしよう ホ ー ム ペ ー ジ に て 、し ら か ば 通 信 、農場日記等 を 随 時 更 新 中 で す 。ぜ ひ ご 覧 下 さ い ! http://www.sirakaba.co.jp/ 検索 または しらかば農園 「人は血管から老いていく」と言われます。最近、よく耳にするようになった「血管年齢」とは、血管の老化度、つまり、血 管が硬くなる動脈硬化がどれだけ進んでいるかを表すものです。血管は加齢とともに徐々に硬くなり、 老化していきま す。ストレスや生活習慣などの影響で、実年齢よりも血管年齢が高い人が増えていると言われています。 血管を若くしなやかに保つための毎日の生活習慣とはどうすればよいのでしょうか。 測定して みましょう 血管年齢の検査・測定 「加速度脈波計」と「血圧脈波検査(CAVI検査)」の2種類があります。 加速度脈波計・・・簡単に末端の血管年齢を調べれます 人差し指を機器に入れて測定するもので約 20 秒程で 結果が出ます。指の脈拍を見て心臓から末端の血管ま での血液スピードを測定して血 管年齢を測定・推定する方法です。 簡易的なもので、個人向け一般 医療機器として販売しています 保健センターや健康イベント等 で設置してる場合もあります。 血圧脈波検査・・・大動脈~足首までの動脈血管年齢 仰向けに寝た状態で、両腕と両足首の血圧と脈波を 測定し時間は 5 分程で終わります。動脈の硬さや血 管の詰まり具合を数値化し、血管年齢を測定します。 測定機器を設置している病院 とない病院もありますので、総 合病院に行くか、お近くの病院 に相談してみましょう。 人間ドックにもあります。 ※血管年齢が高いと動脈硬化が進行している事を表し、低いと動脈硬化はそれほど進行していないことを表します。 血管老化の原因は? 食生活、運動不足、喫煙、飲酒、ストレスなど生活習慣の違いによって大きく影響します。 原因① 高血圧 高血圧になると、血が勢いよく血管を巡り血管に負担をかけてしまいます。これが動脈硬化を 促進します。高血圧となる原因は、塩分の摂り過ぎ、ストレス、タバコ、肥満などが挙げられます。 原因② 高血糖(糖尿病、糖尿病予備群) 血液中に糖が増え過ぎると、全身の血管に負担がかかり、目、腎臓、末梢神経などの病気や、動脈硬化による 心臓や脳の病気を併発していきます。高血糖が動脈硬化につながるのは、糖が血管の内側を傷つける原因とな る活性酸素の発生を促すからです。傷ついた血管の内膜の中にコレステロールなどがたまり、血管壁が厚く硬 くなることで、動脈硬化が進んでいきます。加齢、過食、肥満、運動不足、ストレス等が糖尿病にかかりやすい人です。 原因③ 脂質異常症(高脂血症)・・・中性脂肪・コレステロールが高い コレステロールには善玉と悪玉があり、悪玉コレステロールは血管に付着し、動脈硬化を促進させます。善玉コレステ ロールは、血管に付着した悪玉を取り除きます。血中に悪玉コレステロールが多くなると動脈硬化が進行し、中性脂肪 が多くなると、善玉コレステロールが減り、悪玉コレステロールが増加します。結果、悪玉コレステロールにより、動 脈硬化が進行します。中性脂肪やコレステロール値が高くなる原因は、脂質の多い食生活や肥満が挙げられます。 ※動脈硬化が進むと心臓に大きな負担をかけ、さまざまな臓器に影響が起きます。代表的な病気は心筋梗塞や狭心症など の心臓の病気、脳梗塞など脳の病気です。 血管年齢の改善方法 食生活や運動などで改善する事が出来るようです。努力すれば血管の若返りに! 【食 事 編】 ①肉より魚中心の食事 魚には DHA や EPA という不飽和脂肪酸が含まれていて、動脈硬化の原因となる中性脂肪を 減らす効果があり血中の凝固を防ぐ働きもあるので、心筋梗塞や脳卒中の予防にもなります。 お勧めは、DHA と EPA の両方を多く含む、まぐろのお刺身やさば、いわしなどです。 ②食物繊維を多くとる 食物繊維はには、コレステロールが小腸から吸収されるのを抑える働きと、腸管での糖質の吸収を抑える働きが あります。お勧めは玄米ご飯、海藻類、きのこ類、野菜、大豆が食物繊維を多く含みます。 ③野菜から食べる 食事の始めに野菜から食べることで野菜に含まれる食物繊維が腸管での糖質の吸収を緩やかにし、血糖値が急上 昇しなくなります。満腹感を得られやすく食べ過ぎを防ぎ、中性脂肪やコレステロール改善の効果があります。 【運動 編】 ①1日 10 分の体操と筋トレ。 筋トレは、スクワット、もも上げ、かかと上げなど。特に下半身を鍛えると免疫力アップに繋がり ます。体操は、ラジオ体操でもストレッチでも良いのですが、毎日の日課にしたいものです。 ②有酸素運動ならウォーキングがお勧め (1日 20 ~ 30 分) 全身の血管の流れを良くする効果があり、血管年齢の若返りに有効です。背筋を伸ばして、腕を 大きく振り、普段より大股で、ややきついと感じるくらいの速さで歩きましょう。食後に歩くと 血糖値予防が効果ありです。早朝のウォーキングは血圧が上昇し血管に負担がかかるので、日中 の時間帯をお勧めします。 ※肥満の解消、 高血糖状態の改善、 中性脂肪の減少、 高血圧の改善など、 運動する事によって得られる効果です。 ストレスも発散され、 血管年齢の若返りにはとっても良い効果です。 【当園のお勧め】 ・ 血糖値上昇を抑える 「菊芋」 ・ 血液サラサラ効果 「シベリアカラマツ」 ・ 脂質代謝調整作用 「鹿角霊芝」
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