○お茶会マナー集 【はじめに】 お茶席に着く前に ○ 「懐紙」と「菓子切(または菓子用の楊枝)」は、可能であれば用意 ○ 時計や貴金属類(ブレスレットなどのアクセサリー)は外す(貴金属の装飾品はお道具を傷つけてしまう可能性が あります) ○ コートやフード付の服、手袋、帽子は脱ぐ(家の内と外の区別) ○ 控え室での大声での話や、茶席での私語は慎む ○ 畳のへりやふすまの敷居は踏まない(亭主への配慮)※亭主 ・・・ もてなす側(ホスト) ※洋装の場合、できれば清潔な靴下を持参し(白色が多い)、茶室に入る前に靴下を履き替える お茶席に慣れていない方は、正客・次客を避け、三客以降がおすすめ(ただし、末客も避けた方が無難) お点前をする人 末 客 ・・・・・ ・・・・・ 三 客 次 客 正 客 床 の 間 (イメージ) 【お菓子のいただき方】 「お菓子をどうぞ」と勧められてから、隣のお客に「お先にいただきます」と言って、箸で菓子を懐紙に取る(懐紙は輪を自分 のほうへ向ける) 箸は、菓子を置いた懐紙の端でぬぐってから、菓子器の上に元あったように戻す 菓子器を隣に送った後、菓子は懐紙を口元近くに運び、食べる ※懐紙は、皿やティッシュペーパーのように使います 菓子切で 2、3 口に切って、食べる 落雁などの干菓子は、手で懐紙に取って、手で食べる 饅頭は手で割って食べる お茶が出される前に食べきる(懐紙と菓子切は持ち帰る)※食べないで持ち帰っても構いません 【お茶のいただき方】 お茶が運ばれたら、隣に「お先にいただきます」と声をかけ、茶碗を手に取る 茶碗を左手に載せて、軽く右手を添える 茶碗の正面(自分に向いている方)を、回数を分けてまわして少しずらし、正面を避けて飲む 飲み終わったら、飲み口を右手人差し指と親指で軽くなぞり、懐紙で指をふく 正面が元に戻るように、最初と反対回りに茶碗をまわして置く お茶碗の拝見をした後、茶碗の正面が最初にだされた反対(亭主側)に向くようにまわして置く 茶碗を(引き)下げに来られたら「大変おいしくいただきました」「御馳走さまでした」とお礼の気持ちを表す ※お濃茶の場合は、数人で一椀の茶碗を飲み回すため、いただき方が異なります 【お道具拝見】※亭主は四季や歳時記、特定のテーマなどを決めて、道具を用意します お茶椀などお道具を拝見する際は、正座した膝の上に肘を固定し、持って拝見する (高い位置では拝見しません。お茶席に慣れていない方は、なるべく手を触れないようにして拝見します。) ※流派によっては作法が異なる場合があります
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