平成 27 年度教育振興運動推進方針 1 運動の趣旨及び経緯 本県独自の教育運動として、昭和 40 年に提唱された「教育振興運動」は、子ども、家庭、学 校、地域、行政の5者が地域の教育課題の解決をそれぞれの役割と責任を果たしながら相互に連 携して進める運動である。 地域全体で子どもたちをはぐくむ運動として、地域の実情を踏まえたうえで、 「学力向上」 「健 全育成」「健康安全」 「 『生きる力』の育成」「復興教育の推進」などの課題に取り組んできた。 平成 27 年度は、 「みんなで教振!10 か年プロジェクト」の成果と課題を踏まえ、 『情報メディ アとの上手な付き合い方』と『地域の教育課題』を柱として、5 か年プランを推進していくもの である。 2 運動の基本理念 ・5者それぞれの責任を明確にし、力をあわせて教育の向上に努めようとする運動 ・自主的な意欲の盛り上がりにより、継続的に行われる運動 ・地域社会の実情に即した特色ある運動 ・課題解決に対し、みんなの意欲と力を結集する組織的な運動 ・実践活動の積み上げを中心に、具体的な成果を期する運動 3 「みんなで教振! 5 か年プラン 」(H27~H31) ・全県共通課題 『情報メディアとの上手な付き合い方』 ・地域の教育課題 『学力向上』『健全育成』 『健康安全・体力向上』 『復興教育』等 4 基本方針 (1) 全県共通課題『情報メディアとの上手な付き合い方』の周知及び取組奨励 (2) 地域の教育課題( 『学力向上』 『健全育成』 『健康安全・体力向上』 『復興教育』等)と全県共 通課題との有機的連動 (3) 基本理念に基づいたPDCAサイクルによる取組の展開 (4) いわて型コミュニティ・スクールとの連携による地域の教育力の向上 5 推進計画 (1) 教育振興運動市町村担当者研修会(5 月開催予定)において全県共通課題の周知・啓発及び 地域の教育課題の方向性を確認する (2) 各教育事務所主催教育振興運動推進研修会(6 月開催予定)において管内の実態把握に基づ いた説明及び課題を確認する (3) 各市町村における運動推進の支援及び各実践区等の課題解決の支援を行う (4) 関係機関と連携を図り、全県共通課題及び地域の教育課題の解決の支援にあたる (5) 生涯学習推進センターが主管となり進める実践研究「教育振興運動市町村推進支援プロジェ クト事業」を推進する
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