- 1 - 国 際 戦 略 推 進 企 画 事 業(中古車輸出実証事業) 委 託

国 際 戦 略 推 進 企 画 事 業(中古車輸出実証事業)
委 託 仕 様 書
1 事業名
平成27年度 国際戦略推進企画事業(中古車輸出実証事業)
2 期
契約締結の日から平成28年3月31日まで
間
3 事業目的
本事業は、那覇空港・那覇港を中心とした国際物流拠点の形成へ向けた新たな物流モデルの
構築・展開、物流関連ビジネスの創出、ベースカーゴの構築による海上運賃の低減等を目的に、
県内の既存資源である中古車等を将来的に沖縄から輸出する拠点の形成を目指すため実施す
る。
具体的には、県内の既存資源である中古車が継続的に海外へ輸出展開するため仕組みを構
築することを目指し、実証する。実証内容としては、将来的に沖縄から本格的な中古車輸出の可
能性が高い国へ数台程度輸出し、物流、輸出前検査、通関、貿易手続き等の現状や料金、県内
中古車の調達状況、海外バイヤーの反応を明らかにし、課題を抽出する。
なお、調査結果は今後、沖縄での中古車輸出展開を目指す企業の呼び水となるよう幅広く公
表する。
4 事業の必要性
沖縄は島嶼県であるため、海外は元より県外や県内離島との物流においても時間のかかる海
上輸送か運賃の高い航空輸送によらざるを得ず、製品の域外への出荷や原材料等の域外から
の調達に当たってはこうした輸送コストの増嵩やリードタイムの長期化が課題となっている。
製造業、流通業を始めとする本県の産業振興、特に域外との物流が重要となる県産品の出荷
拡大や原材料の等の安定的な調達を促進するに当たっては、こうした条件不利生の解消が不可
欠であるため、新たな物流モデルの構築、特にベースカーゴとなる貨物の創出が求められてい
る。
一方、沖縄県内には約100万台の中古車が県民に保有されている。
さらに、沖縄県は、鉄軌道が無く、県民の多くが交通手段として自家用車を活用する車社会で
あり、それに付随する自動車整備関連産業が発達し、技術も高い状況である。
これらの状況を踏まえると沖縄は、中古車を中心とした輸出販売、検査、整備及び部品製造な
どの産業拠点となる可能性を秘めているが、現状では、産業化の機会を喪失している。
よって、既存の県内資源である中古車を活用した新たな物流モデル構築、ベースカーゴの創
出、将来の中古車等輸出拠点形成による産業化へ向け、県内中古車の海外輸出拡大の実証事
業を実施する。
5 事業内容
(1)輸出先国について
右ハンドルの日本車が売買可能で、今後の沖縄の中古車の販売拡大可能性の高い国
を選定すること。
(2)物流について
沖縄からの中古車輸出にあたり、台湾の海上物流ハブ機能を活用し、実施すること。ま
た 、 沖 縄 から 輸出 国 へ の 中古 車輸 出を 実施 する 貿易 商社 、 輸送 事業 者 や要 する 費用 を
明確にすること(県内港湾での諸経費、台湾での積替費用、海上運賃等)
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(3)中古車輸出前の検査について
中古車を輸出販売するにあたって、国内の輸出事業者が、一般的に実施する輸出前検査
を沖縄で実施し、行程、諸費用、日数を明確にすること。
(4)中古車輸出時の環境について
沖縄からの中古車輸出にあたり、必要と なる環境(通関、貿易手続き、輸出環境、料金
等)について、明確にすること。
(5)輸出車両の調達について
輸出する車両は、県内で調達された車両を 数台程度とする。なお、調達費用は実証事
業費の対象外とする。今後のビジネス展開も考慮した上で調達すること。
(6)海外バイヤーについて
将来的に沖縄からの中古車調達を検討可能な者を選定し、輸出車両の引き取り、課題
の抽出について協力を得ること。
(7)輸出先国での受取りについて
輸出先国での受取りや車両の状態について、明確にすること。また、発生する諸
費用についても明確にすること。
(8)具体的展開について
中古車の調達、輸出入手続き、輸送、海外バイヤーの確保等将来の具体的ビジネス展
開を見据え、一連の実証が行えること。また、各所における具体的な課題や解決案につい
て提示すること。
(9)事業実施状況の報告
事業の進捗状況について定期的に県に対し報告を行うこと。また、必要に応じ、事業関係
者による連絡会議を設置・運営すること。
(10)事業評価
事業終了後に、当事業の県経済への波及効果等についての評価・検証を行い、県に対し
報告すること。
(11)その他事業の目的達成に必要な事項
上記の他、必要に応じ、本事業の目的を達するために有効な取り組みを実施する。
6 業務実施に関する事項
(1)受託者は、進捗状況等を定期的に(月1回程度)委託者に報告するものとする。また、委託
者の必要に応じ、適宜打合せを行うものとする。
(2)事業完了時に、実際に要しなかった経費があるときは、相当の委託料を減額する。
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予算に関する要件
本委託業務に係る予算は4,800千円以内(消費税込み)とし、この範囲内で効率的かつ効果的
な業務を企画提案すること。
なお、この金額は企画提案のために設定した金額であり、実際の契約金額とは異なることが
ある。
8 一括再委託の禁止等
(1)契約の全部の履行を一括又は分割して第三者に委任し、又は請負わせることができない。ま
た、以下の業務(以下「契約の主たる部分」という。)については、その履行を第三者に委任し、
又は請負わせることができない。 ただし、これにより難い特別な事情があるものとしてあらかじ
め県が書面で認める場合は、これと異なる取扱いをすることがある。
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○契約の主たる部分
・契約金額の50%を超える業務
・企画判断、管理運営、指導監督、確認検査などの統轄的かつ根幹的な業務
(2)再委託の範囲
本委託契約の履行に当たり、委託先が第三者に委任し、又は請負わせることのできる業務等
の範囲は以下のとおりとする。
○再委託により履行することのできる業務の範囲
コンサルティングに必要な基礎資料調査等、その他県が認めた業務
(3)再委託の承認
契約の一部を第三者に委任し、又は請負わせようとするときは、あらかじめ書面による県の承
認を得なければならない。ただし、以下に定める「その他、簡易な業務」を第三者に委任し、又
は請負わせるときはこの限りでない。
○その他、簡易な業務
資料の収集・整理、複写・印刷・製本、原稿・データの入力及び集計
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企画提案書の体裁及び第二次審査について
(1)原則としてA4版、左綴りとする。(ただしグラフ、表等は必要に応じてA3版にして織り込む
など、理解しやすいように適宜工夫してもよい)
(2)プレゼンテーションは選定委員が容易に理解できるよう工夫し、簡潔に説明すること。
(3)プレゼンテーションの時間枠については、参加企業数によるので、第一次審査結果と併せ
て通知するものとする。
10 事業の成果品及び著作権
業務の完了に際し、次の成果品を作成し、沖縄県に提出すること。
(1)調査報告書
(2)調査報告書(簡易版)10P以内
(3)上記①の電子データ
(4)関連資料
50部 ※調査結果一覧表を1Pにまとめること。
50部
一式
別途指示のあった資料等を提出
なお、当該成果品の著作権及び所有権は沖縄県に帰属する。ただし、本委託業務の実施
にあたり、第三者の著作権等その他の権利に抵触するものについては、受託者の責任をもっ
て処理すること。
また、沖縄県の許可を受けないで、他に公表、貸与、使用してはならない。
11 その他留意事項
(1)受託者は、事業の実施に当たっては、委託者である沖縄県と適宜協議を進めていくものと
する。
(2)この仕様書に定めのない事項又は疑義が生じた場合は、委託者と受託者の双方が協議し
て定めるものとする。
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