◎突然の地震 ■地盤の液状化 ■噴砂・地割れの発生 ●建物の傾斜・基礎の崩壊 ●上下水道が寸断 ●不動産評価価格が・・? (1)古地図から土地履歴や旧地形を探ろう 古地図には、 あなたの土地の履歴情報が隠されています。 昭和初期の古い地図から土地の履歴を調べ、液状化の危 険性が解ります。 旧池沼や旧河道、人工海浜、砂州、湿地、後背低地だ った地区の造成地には危険性が潜んでいます。 古地図の 見方が解らない方は、ご相談ください。 (2)歩いて地形を調べよう 古地図だけでは微妙な地形の変化は解りづらい。歩いて地形を調べよう。 四方 200m 程の地形を観察すれば、古地図よりも精度の高い地形が判読 できます。古地図と重ねて、宅地と地形の関係を整理しよう。平地や扇 状地ならば一先ず安心、ただし、盛土や切土との境界付近の宅地には、 地盤沈下の危険性が潜んでいます。自分で調べた地図や写真 を持って、専門家へ相談しよう。 (3)地盤情報から液状化の安全性を調べよう 地盤情報や液状化危険度マップから液状化の安全性を確認 しよう。近傍のボーリング情報から液状化の危険度判定がで きます。建築基礎構造設計指針に示されているよ!! 地盤情報が見つからない人、どの地盤情報が正しいのか解ら ない人は、専門家に相談しよう。 (4)液状化による宅地の耐力を評価しよう 液状化しても大丈夫な宅地もあるよ!! 宅地の耐力があり、液状化しない地盤に覆われていれば一 先ず安心!! ただし、地震の大きさによって液状化の危険性は変わります。震度5、震度6、震度 7でどうなるの・・? 液状化計算と、地耐力計算をすれば解ります。建築士や技術士に相談しよう。 ≪古地図や液状化危険度マップ、ボーリングデータからの判断事例≫ ①古地図の見かた ・ ・ ・ ・ ≪古地図や地形図の例≫ 地図の水色の濃い部分が沼や河川だよ!! 自分の家はどこの位置? 人工的に造成された今の地形とどうかな? 埋立地、盛土地、旧池沼、旧河川、旧河道、人 工海浜、河川の後背湿地などの宅地は、液状化 の可能性が大きい所だよ!! ②液状化危険度マップを見る 県が公開している液状化危険度マップです。直下 型の震度6クラスの地震を想定しているよ!! 赤い所とオレンジ色の所は液状化しやすい所、県のホームページで自宅の安全性を探ろう。ただし、 マップの精度に気をつけて~~ ・・・地形を見て不安ならばご相談ください・・・・ ≪液状化危険度マップの例 ≪ボーリングデータの例≫ ③ボーリングデータを探して地盤を見る ボーリングデータは県のホームページから検索できるよ!! キーワードは、「埼玉県地盤情報」だよ!! 右の例・・ 青枠:盛土、 赤枠:液状化対象の砂層 緑枠:軟弱な湿地の粘土、もっとも危険な地盤だよ ≪相談方法≫ ・ご質問されたい内容を記載し、FAX または E-mail にて下記連絡先 までご連絡ください。 (お急ぎの方は、直接電話でもかまいません。 ) ・ご記入頂いたご連絡先(お電話・FAX・E-mail 等)宛に、 ご質問に関する回答をご連絡致します。 必要に応じて、図書館等の公共施設等において直接お会いし てお話をお聞きします。 詳細な宅地の地盤診断、建物の耐震診断、その他、土壌汚染等が気 になる方は下記の「NPO 法人維持管理支援センター」宛にお気軽に ご連絡ください。 相談受付や安全性の評価は、専門の技術士と建築士(耐震診断士)が行います NPO 維持管理支援センター 〒355-0110 埼玉県比企郡吉見町東野四丁目 7 番地 4 連絡先: FAX 0493-54-8095 ホームペーシ http://www.npoijikanri.com/ 電話 090-8054-7664(はま) 080-5649-2368(楠本)
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