新潟地震 ~その概要と被害について~ 新潟地震の概要 発生日時 1964年(昭和39年)6月16日13時01分 震源 新潟県沖 深さ40km 震度 M7.5 各地の震度 • 震度5 – 仙台、酒田、新庄 • 震度4 – 秋田、青森、盛岡、水沢観測 所、石巻、山形、福島、白河、 小名浜、若松 • 震度3 – 深浦、宮古、大船渡 • 震度2 – 青森、むつ • 震度1 – 八戸 液状化現象(県営河岸町アパート) 明石通り 新潟市体育館 液状化の原因 1. 地震によって地盤に振動が伝わると土の体 積は縮まろうとし、水分は密集しようとする。 2. 砂同士が結束する力よりも、水圧のほうが 大きくなると、水は土の粒子を押し広げてい き、あたかも土が液体のようになってしまう。 ↓ このような現象は、もともとは海や池、沼、 川などであった場所に土砂を入れて造った 埋立地で発生しやすい 。 新潟市の地形 新潟の市街地は、江戸時代に信濃川が運んだ柔ら かい砂の上に、粘土やシルトを盛り土した地盤に立 地している。 液状化の対策 砂地盤を締め固めるこ とにより間隙比の減少 を図り、液状化に対す る抵抗を増加させる。 砂質土にセメントなどの 安定材を添加・混合し て砂質土の液状化抵 抗を増加させる。 基礎の液状化対策 軟弱地盤を改良したり、水の逃げ道をつくる。 固い地盤まで地盤を締め固める。 剛強な杭を打ち込む。
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