新連載 鎌倉つれづれ 実りのとき 池田正弘

題字は
鶴岡八幡宮
なんとか見つけたサルナシ
ばならない。アケビもミ
ガキが見事に柿色に染ま
施屋の周囲には食用の果
屋が設けられていた。布
カキは中国渡来説と日
本原産の二つの説があ
は食用か薬用か。甘ガキ
キが見られる。このカキ
れていた。その中にはカ
リュウキュウマメガキ?
り実っていた。
る。渡来説の一つの根拠
が選別されたのは鎌倉時
ヤマガキ
ツバアケビも子苗ばかり
なっている。サルナシも
は古事記に記載が無く万
代とされている。奈良の
樹、薬用の樹種が植栽さ
アケビも現代ではそれほ
葉集に詠まれてないとい
吉田茂穂宮司
ど美味しいものではない
うことにある。植物図鑑
がほのかな天然の旨味を
柿の葉寿司は名物だがカ
で実を付ける大株は無く
子供たちに伝えられない
を開いても図鑑によって
実 り の と き
物である。キウイフルー
のは淋しい。
くても2㌢㍍足らずで小
ィアとして御谷を中心に
鎌倉の山で見るサルナ
シはせいぜい直径が大き
いた。
付いた時には姿を消して
っていたサルナシは気が
てきた。あるとき気が付
入れで良いことだと信じ
良くなる。それが山の手
長し山は明るく風通しも
を取り戻し伸び伸びと成
の作業でも風致保存林で
ヒノキの人工林には必須
は建築材を育てるスギ、
入れの第一歩のつる切り
けるのは難しい。山の手
まれ弱っていた木は生気
実りの秋にもたわわに
ぶら下がるアケビを見つ
なかったが、風致保存会
年、アケビの写真は撮れ
ビ を 飾 っ て み た い。 今
っぱいのサルナシとアケ
セプション会場に大籠い
ループの人達と図ってレ
みどりのボランティアグ
搬人や旅行者の宿泊施設
る。奈良時代に租税の運
栽培されていたようであ
が国自生だと信じたい。
物だと感じているので我
学的だが最も日本的な果
異なり両説がある。非科
の先位の大きさの柿があ
色味を帯びる程度で親指
柿色にならず実が少し黄
た。
饌として干し柿が饗され
く。宮中では新嘗祭の神
キの皮は咳止めに良く効
︵伊勢山皇大神宮宮司︶
られたか。
る。柿渋の採取用に植え
キではないかと考えてい
池 田 正 弘
鎌倉風致保存会が創立
ツは中国原産のサルナシ
さい。がナイフを入れる
くと山が楽しくなくなっ
る。リュウキュウマメガ
が改良された栽培種であ
山の手入れはつる切り
とキウイフルーツそのも
から始まる。木を保護す
として主要街道には布施
る。
た。その我が国ナショナ
るため絡まっているつる
の十二所果樹園にはヤマ
平成 年に会員制度が
出来てみどりのボランテ
ルトラスト第一号の地、
のである。舐めると微か
は別の方法を考えなけれ
治会などに声掛けして設
ら大町地区の消防団や自
難路の説明を行っ
が津波避難場所や避
自治連合会防災部員
歩いてそこまで辿り着け
電話など
くくなる
ながりに
てもらえれば﹂と話した。 荷物5㌔・ ㌔・
対応ができるので活用し
講座では日本赤十字指
導員の多胡誠さんが、人
が倒れていた場合の対処
した場合、胸骨圧迫を行
法を説明。心停止と判断
い、気道を確保し、人口
しご車で救助と消火活動
れ、屋外では消防員がは
EDの使い方を指導した
が高まることを話し、A
呼吸をすることで生存率
ナーもあった。朝から炊
㌔の重量体験のコー
き出しが行われ、カレー
あと、4つのグループに
炊き出し
をした。同店舗での総合
年先の鎌倉風致保存
会の創立 周年記念には
周年を迎えた。
大木の木の枝にぶら下が
御谷に毎年よく実を付け
に甘味が感じられた。山
ていた。
山の手入れが行われてき
てくれるサルナシがあっ
を切ってやる。つるに絡
立。会員の中山智博さん
た。非常食の試食や
る時間を3分ごとに色分
に代わる
鎌倉商工会議所
日の会員大会で行
鎌倉商工会議所は、商
工業の功労者らの表彰を
月
った。
︵敬称略︶
▼産業功労=後藤圭子
︵博古堂︶小嶋淳一︵カ
タイヤ商会︶中村悟︵ナ
ネマスヤ︶中山智博︵中
カムラ生花︶中込仁志︵ア
山電気︶小林利弥︵小林
写真供養感謝祭が 月
8日、
北鎌倉の浄智寺
︵朝
ペックス︶
回目の今年から会場
▼商工業婦人貢献=石
が移り、実行委員会も杏 渡寿子
︵石渡源三郎商店︶
た=写真。
比奈恵温住職︶で行われ
今年から浄智寺で
写真供養感謝祭
自生か否かはおいて弥
十二所果樹園の展望台
生時代後期には全国的に の脇にヤマガキのように
た。サルナシはマタタビ
から谷にせり出していた
を災害発
︵ ︶は﹁きめ細やかな
けし、避難時間を可視化
通信手段
ライスが振る舞われた。
材木座自治連合会
分かれて、実習した。
商工業功労者を表彰
科マタタビ属のつる性植
過去の津波記録から安全
生時につ
した地図。日建設計の担
として活
防災訓練で
当 者 は、
﹁逃げ地図を通
じて地域のことを知り、
年以来9年
﹁店を訪れるお客様の
命を守ることを日ごろか
訓練は平成
は大きな声でてきぱきと
用しよう
ぶり。店舗の従業員たち
が集まり顔なじみにな
ら心掛けることが大切﹂
自分で考える力を養って
販売、非常持ち出し
区域を設定し、高齢者が
災害時の備え おこたりなし
逃げ地図で
避難路確認
第一中学校
月
鎌倉市立第一中学校
︵西岡正江校長︶の1、
2年生160人が
日、
防災教育の一環で
﹁逃
げ地図﹂作りを行った=
材木座自治連合会の防
同連合会の倉橋明弘会
災訓練が 月 日、材木 長︵ ︶は﹁訓練に大勢
座4丁目のたぶのき公園
避難誘導をしていた。
と開かれた講座で、同商
と今回初めての試み。
り、つながりをもつこと
鎌倉消防署の本田済男
署 長 は、
﹁日ごろから訓
ほしい﹂と生徒たちに呼
が防災や防犯に役立つは
びかけた。
で行われ、上河原、乱橋、
ず﹂と話していた。
人
若松の3自治会の住民ら
写真。体育館に集合した
訓練は午前 時のサイ
レンを合図に自治会ごと
約130人が参加した。
生徒たちは地域別に
に5カ所の避難場所へ集
友会では初めて。
合して行われ、妙本寺と
た。同大学外国語学部の
林大学関係者らに変わっ
ワーク︶濱野久美子︵恵
小菅愛子︵東京ガスエネ
佐藤恵美子︵するがや︶
ゼミ生
人が受付や誘
導、焚き上げなどを担当。 比寿屋︶
事業所 人。
▼商工業優良従業員=
講 し、
﹁とてもためにな
受付で整理券を受け取っ
った﹂と話していた。
練を重ね安心安全を心掛
スイミングクラブやジ
ムのトレーナーたちも受
けてほしい﹂と話した。
AED講習会
鎌倉表駅商友会
た参拝者は、朝比奈住職
1階の厨房で火災があ
ったと想定し、初期消火
約 人が参加した=写真。
長・会員103人︶会員
倉表駅商友会︵山本堯会
習センターで開かれ、鎌
を入れて手を合わせた。
炎の中に持ってきた写真
六角形のお焚き上げ台の
真新しい、径 ㌢ほどの
AEDを使った救命講
座が 月 日鎌倉生涯学
14
PTIC GALLER
Y K、箸専門店和らく、
そばや繁茂、
ze br A
▼優良小売店舗・会頭
らが読経する本堂の前で
賞=和食処つきやま、O
活動、消防への通報、顧
訓練が行われた=写真。
倉東急ストアで消防総合
月7日、鎌倉駅前の鎌
秋季火災予防運動中の
鎌倉東急ストア
消防総合訓練
班に分かれ、地図
生徒たちは学区内の危
険カ所を色分けしながら
所に設置されたアマチュ
EDの使い方を指導、同
自宅から避難場所や高台
域住民らが各班に入って
トを確認した。
ア無線機器で避難者の人
数や負傷者の有無などを
線クラブ﹂
︵菅尾成彦会
などへの安全な避難ルー
を開発した日建設計や地
ずつ
15
大町ふれあい広場の2カ
消防署職員が負傷者の
搬送の仕方、消火器やA
逃げ地図は地図上に、
作業に協力した。
17
12
アマチュア無線
災害時に活用
大町自治連合会で、ア
マチュア無線を使った防
長・会員 人︶は、東日
77
80
客の避難誘導などが行わ
70
確認し合った。
大町自治連合会
通信を行った﹁鎌倉大
町非常通信アマチュア無
日、
月
本大震災の際に電話が不
災避難訓練が
通になったりしたことか
11
10
11
36
11
10
鎌倉市大町の妙本寺など
22
16
11
10
60
33
で行われた=写真。無線
19
18
29
10
10
40
10
18
10
10
54
10
50
(2)
1部 108円
第429号
2014年(平成26年)12 月1日