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第 6 回 酸化ストレスと肝研究会
― プログラム ―
日 時 : 2009 年 11 月 14 日(土) 13:00 開始
2009 年 11 月 15 日(日) 12:20 終了
場 所 : 博多 エクセルホテル東急 2 階 「ソレイユ」
〒810‐0801 福岡市博多区中洲 4-6-7
TEL 092-262-0109
共 催 : 酸化ストレスと肝研究会
エーザイ株式会社
1
~交通のご案内 ~
会 場 : 博多エクセルホテル東急 2 階 「ソレイユ」
住 所 : 〒810-0801 福岡市博多区中州 4-6-7
電 話 : 092-262-0109
交 通 : 福岡空港より車で
約 20 分
JR 博多駅より車で 約 7 分
圪下鉄空港線中州川端駅(1 番出口)より徒歩 1 分
2
1 日目 2009 年 11 月 14 日(土)
開 会 の挨 拶
13:00-13:10
沖 田 極 (酸 化 ストレスと肝 研 究 会 代 表 世 話 人 社 会 保 険 下 関 厚 生 病 院 )
特別講演 1
13:10-14:20 (発 表 60 分 質 疑 10 分 )
<心 血 管 疾 患 と酸 化 ストレス>
演 者 : 大 石 充 (大 阪 大 学 医 学 部 附 属 病 院 老 年 ・高 血 圧 内 科 )
座 長 : 谷 川 久 一 (国 際 肝 臓 研 究 所 )
休 憩 14:20-14:30
セッション 1
14:30-15:35
(発 表 10 分 ・質 疑 5 分 、総 合 討 論 20 分 )
<肝 疾 患 と酸 化 ストレス(基 礎 )>
座 長 : 日 野 啓 輔 (川 崎 医 科 大 学 消 化 器 病 センター肝 胆 膵 内 科 )
●一 般 演 題 (1)
SNMC の C 型 肝 炎 に対 する抗 酸 化 作 用 についての基 礎 的 検 討
仁 科 惣 治 1 、日 高 勲 2 、是 永 匡 紹 1 、日 野 啓 輔 1
1
川崎医科大学 肝胆膵内科 2 山口大学大学院 消化器病態内科学
●一 般 演 題 (2)
ミトコンドリア保 護 作 用 を有 する薬 剤 は HCV core 蛋 白 発 現 培 養 細 胞 における
細 胞 内 脂 質 量 を減 尐 させ、肝 臓 内 脂 肪 酸 丌 飽 和 化 を改 善 する
三 好 秀 征 2 、森 屋 恭 爾 1 、新 澤 靖 子 2 、小 池 和 彦
1
東大感染制御部 2 東大消化器内科
1 ,2
●一 般 演 題 (3)
マウスの NASH 様 肝 病 変 に対 するアディポネクチン遺 伝 子 発 現 の効 果
中 山 ひとみ 1 、小 田 辺 修 一 1 、上 野 隆 登 2 、原 暁 紅 1 、福 谷 知 香 1 、
中 山 聡 1 、森 田 恭 代 3 、佐 田 通 夫 4 、山 田 研 太 郎 1
1
久 留 米 大 学 医 学 部 内 分 泌 代 謝 内 科 2 先 端 癌 治 療 研 究 センター
3
医療法人清和会長田病院 4 久留米大学医学部消化器内科
休 憩 15:35-15:45
3
セッション 2
15:45―17:05
(発 表 10 分 ・質 疑 5 分 、総 合 討 論 20 分 )
<肝 疾 患 と酸 化 ストレス(臨 床 )>
座 長 : 山 田 剛 太 郎 (川 崎 医 科 大 学 附 属 川 崎 病 院 )
●一 般 演 題 (4)
繰 り返 し肝 生 検 を行 なった NAFLD 症 例 からみた予 後 とそれに影 響 する因 子 の
検討
川 中 美 和 1 、泉 明 佳 1 、佐 々木 千 枝 1 、山 田 剛 太 郎 1
1
川 崎 医 科 大 学 附 属 病 院 川 崎 病 院 肝 臓 消 化 器 病 センター
●一 般 演 題 (5)
NAFLD における血 清 OCT 値 測 定 の臨 床 的 意 義
徳 重 克 年 1 、橋 本 悦 子 1 、谷 合 麻 紀 子 1 、白 鳥 敬 子 1 、村 山 寛
1
東 京 女 子 医 科 大 学 消 化 器 内 科 2 ヤマサ醤 油 診 断 薬 部
2
●一 般 演 題 (6)
非 アルコール性 脂 肪 性 肝 疾 患 における鉄 の過 剰 蓄 積
光 吉 博 則 1 、安 居 幸 一 郎 1 、遠 藤 美 生 1 、辻 和 宏 1 、山 口 寛 二 1 、
伊 藤 義 人 1 、吉 川 敏 一 1 、岡 上 武 2
1
京都府立医科大学大学院 医学研究科 消化器内科
2
大阪府済生会吹田病院
写真撮影
会 場 ホテル 2 階 ソレイユ 前 17:05―17:15
意見交換会
会 場 ホテル 2 階 ソレイユ
4
17:30-19:30
2 日目 2009 年 11 月 15 日(日)
特別講演 2
8:30-9:40 (発 表 60 分 質 疑 10 分 )
<肝 臓 におけるインスリン情 報 伝 達 におよぼす酸 化 ストレスの二 面 性 >
演 者 : 篁 俊 成 (金 沢 大 学 医 学 部 付 属 病 院 内 分 泌 代 謝 内 科 )
座 長 : 小 池 和 彦 (東 京 大 学 消 化 器 内 科 )
セッション 3
9:40-11:00
(発 表 10 分 ・質 疑 5 分 、総 合 討 論 20 分 )
<酸 化 ストレスと生 活 習 慣 病 >
座 長 :
坪 内 博 仁 (鹿 児 島 大 学 病 院 消 化 器 内 科 )
●一 般 演 題 (7)
非 B 非 C 糖 尿 病 患 者 における肝 障 害 の程 度 及 び経 過 観 察 の現 状 についての
検討
木 村 輝 昭 、沖 田 極
下 関 厚 生 病 院 肝 臓 病 センター
●一 般 演 題 (8)
NAFLD における血 清 尿 酸 値
小 笠 原 光 成 1 、西 原 利 治 1 、廣 瀬 亨 1 、野 崎 靖 子 1 、高 橋 昌 也 1 、
岡 本 宣 人 1 、田 中 肇 1 、小 野 正 文 1 、宮 本 敬 子 1 、
岩 崎 信 二 1 、片 岡 浩 巳 2 、奥 原 義 保 2
1
高 知 大 学 消 化 器 内 科 2 高 知 大 学 医 学 情 報 センター
●一 般 演 題 (9)
NASH 鑑 別 の た め の scoring system (NAFIC score ) の 多 施 設 共 同
(Japan Study Group of NAFLD : JSG-NAFLD)による validation
study
角 田 圩 雄 1 、米 田 正 人 2 、兵 庨 秀 幸 3 、山 口 寛 二 4 、小 野 正 文 5 、
藤 井 英 樹 6 、江 口 有 一 郎 7 、鈴 木 康 秋 8 、金 政 和 之 1 、藤 田 浩 司 2 、
茶 山 一 彰 3 、安 居 幸 一 郎 4 、西 原 利 治 5 、河 田 則 文 6 、藤 本 一 眞 7 、
高 後 裕 8 、岡 上 武 9
1
市 立 奈 良 病 院 消 化 器 肝 臓 病 センター 2 横 浜 市 立 大 学 消 化 器 内 科
3
広島大学 分子病態制御内科学 4 京都府立医大 消化器内科
5
高知大学 消化器内科 6 大阪市立大学 肝胆膵病態内科学
7
佐 賀 大 学 内 科 8 旭 川 医 大 消 化 器 ・血 液 腫 瘍 制 御 内 科
9
大 阪 府 済 生 会 吹 田 病 院 消 化 器 肝 臓 病 センター
5
●一 般 演 題 (10)
トランス脂 肪 酸 による肝 細 胞 内 脂 肪 貯 留 と酸 化 ストレス応 答 性 の亢 進
今 一 義 、池 嶋 健 一 、渡 辺 純 夫
順天堂大学医学部消化器内科
休 憩 11:00-11:10
セッション 4
11:10-12:05
(発 表 10 分 ・質 疑 5 分 、総 合 討 論 10 分 )
<酸 化 ストレスと発 癌 >
座 長 : 淀 井 淳 司 (京 都 大 学 ウイルス研 究 所 )
●一 般 演 題 (11)
C 型 肝 炎 ウイルスコア蛋 白 質 発 現 誘 導 系 を用 いたレチノイン酸 シグナルの検 討
星 川 淑 子 、池 田 礼 美 奈 、土 谷 博 之 、汐 田 剛 史
鳥取大学大学院 医学系研究科 遺伝子医療学部門
●一 般 演 題 (12)
肝 細 胞 癌 患 者 における酸 化 的 DNA 損 傷 修 復 系 遺 伝 子 群 の異 常 の検 討
宮 西 浩 嗣 、河 野 豊 、永 島 裕 之 、小 船 雅 義 、加 藤 淳 二
札幌医科大学第四内科
●一 般 演 題 (13)
C 型 慢 性 肝 炎 に対 するペグインターフェロン投 不 中 に ALT 持 続 的 上 昇 を示 す
症 例 の臨 床 病 理 学 的 検 討
高 橋 宏 和 1 、江 口 有 一 郎 1 、河 口 康 典 1 、水 田 敏 彦 1 、藤 本 一 眞
松 延 亜 紀 2 、青 木 茂 久 2 、戸 田 修 二 2
1
佐賀大学医学部内科学 2 佐賀大学医学部病因病態科学
1
優 秀 演 題 表 彰 ・ 閉 会 の挨 拶
12:05-12:20
沖 田 極 (酸 化 ストレスと肝 研 究 会 代 表 世 話 人 社 会 保 険 下 関 厚 生 病 院 )
6
(MEMO)
7
(MEMO)
8
一 般 演 題 (1)
SNMC の C 型 肝 炎 に対 する抗 酸 化 作 用 についての基 礎 的 検 討
仁 科 惣 治 1 、日 高 勲 2 、是 永 匡 紹 1 、日 野 啓 輔 1
1
川崎医科大学 肝胆膵内科 2 山口大学大学院 消化器病態内科学
【背 景 と目 的 】
本 邦 の C 型 慢 性 肝 炎 患 者 は高 齢 であり、抗 ウイルス療 法 により C 型 肝 炎 ウイルス
(HCV)が排 除 できるのは約 半 数 であるため、ウイルス排 除 によらない肝 発 癌 抑 制 も
重 要 な課 題 である。強 力 ネオミノファーゲン C T M (SNMC)は本 邦 において長 く慢 性
肝 炎 の治 療 薬 として使 用 され、肝 発 癌 抑 制 効 果 も報 告 されている(Arase Y et al.
Cancer 1997,)がその機 序 については明 らかでない。そこで C 型 肝 炎 の肝 発 癌 機
構 に関 連 する酸 化 ストレスに注 目 し、SNMC の抗 酸 化 作 用 について基 礎 的 検 討 を
行 った。
【方 法 】
1.HCV 全 遺 伝 子 トランスジェニックマウス(HCV TgM)に尐 量 の CCl4(10 μ
l/kg body weight)を腹 腔 内 投 不 した際 の SNMC の抗 酸 化 作 用 について検 討 。
2.HCV TgM に鉄 過 剰 食 を 6 か月 投 不 した際 の SNMC の抗 酸 化 作 用 について
検討。
【結 果 】
検 討 1 ではコントロールマウスには肝 障 害 を起 こさない尐 量 の CCl4 でも HCV TgM
では有 意 な血 清 ALT 値 、肝 内 の MDA の上 昇 、肝 内 GSH の減 尐 、ミトコンドリア
形 態 の異 常 を認 めたが、50 μl の SNMC 投 不 によりこれらの障 害 は回 復 し、GSH
合 成 の律 速 酵 素 であるγ-GCS の mRNA 発 現 が亢 進 した。検 討 2 では 6 か月 の
鉄 過 剰 食 投 不 により HCV TgM は著 明 な肝 脂 肪 沈 着 を認 めた。50 μl の生 理 食
塩 水 、SNMC、7 倍 濃 縮 の SNMC を週 3 回 腹 腔 内 投 不 する 3 群 を設 定 して比 較
検 討 したところ SNMC は濃 度 依 存 性 に肝 内 中 性 脂 肪 量 を減 尐 させ、組 織 学 的 に
も中 心 静 脈 周 囲 の小 脂 肪 滴 の沈 着 を抑 制 した。さらに SNMC により脂 肪 酸 のβ酸
化 が亢 進 し、その律 速 酵 素 である car nitine palmitoyl transferase I
(CPT1)の発 現 が増 加 し、活 性 酸 素 種 産 生 が軽 減 した。一 方 、SREBP1 等 の脂
肪 酸 合 成 関 連 タンパクの発 現 には有 意 な変 化 はなかった。
【結 論 】
SNMC は HCV タンパク存 在 下 の酸 化 ストレスに対 して活 性 酸 素 種 の産 生 を抑 制 し、
主 としてミトコンドリアの保 護 作 用 を介 して抗 酸 化 作 用 を発 揮 すると考 えられた。
9
一 般 演 題 (2)
ミトコンドリア保 護 作 用 を有 する薬 剤 は HCV core 蛋 白 発 現 培 養 細 胞 における
細 胞 内 脂 質 量 を減 尐 させ、肝 臓 内 脂 肪 酸 丌 飽 和 化 を改 善 する
森 屋 恭 爾 1 、三 好 秀 征 2 、新 澤 靖 子 2 、小 池 和 彦
1
東大感染制御部 2 東大消化器内科
1 ,2
【背 景 】
代 謝 中 心 臓 器 である肝 臓 の脂 肪 化 がインスリン抵 抗 性 の中 止 であることを我 々はマ
ウスモデルで示 してきた。また肝 臓 脂 肪 化 において単 に脂 質 量 が肝 臓 内 で増 加 する
だけでなくオレイン酸 (oleic acid C18:1 monounsaturated fatty acid )が
飽 和 脂 肪 酸 に対 し増 加 することまたその病 態 の根 底 に肝 臓 ミトコンドリア機 能 障 害
の関 不 を示 唆 してきた。
【目 的 と方 法 】
HCV core 蛋 白 発 現 培 養 細 胞 に対 しミトコンドリア保 護 作 用 を有 する可 能 性 のあ
る薬 剤 (複 数 )を投 不 し肝 臓 内 脂 質 定 量 、および構 成 脂 肪 酸 組 成 を検 討 した。
【結 果 】
HCV core 蛋 白 発 現 培 養 細 胞 内 の脂 質 量 、および構 成 脂 肪 酸 丌 飽 和 化 が改 善
する薬 剤 が確 認 された。またこの薬 剤 は HCV core 蛋 白 発 現 培 養 細 胞 における
過 剰 な ROS 産 生 を抑 制 していた。
【結 語 】
培 養 細 胞 系 の検 討 により胞 内 の脂 質 量 、および構 成 脂 肪 酸 丌 飽 和 化 が改 善 する
薬 剤 が確 認 された。またこの薬 剤 は HCV core 蛋 白 発 現 培 養 細 胞 の ROS 産 生
も抑 制 していた。肝 臓 の脂 肪 化 抑 制 検 討 は発 癌 を含 めた病 態 と発 癌 を含 めたメカニ
ズムの解 明 に有 用 である。
10
一 般 演 題 (3)
マウスの NASH 様 肝 病 変 に対 するアディポネクチン遺 伝 子 発 現 の効 果
中 山 ひとみ 1 、小 田 辺 修 一 1 、上 野 隆 登 2 、原 暁 紅 1 、福 谷 知 香 1 、
中 山 聡 1 、森 田 恭 代 3 、佐 田 通 夫 4 、山 田 研 太 郎 1
1
久 留 米 大 学 医 学 部 内 分 泌 代 謝 内 科 2 先 端 癌 治 療 研 究 センター
3
医療法人清和会長田病院 4 久留米大学医学部消化器内科
【目 的 】
脂 肪 特 異 的 aP2 プロモータを用 い nSREBP-1c 遺 伝 子 を導 入 したトランスジェニッ
ク(Tg)マウスは,加 齢 とともにヒトの NASH に極 めて類 似 した肝 病 変 をきたす。この
自 然 発 症 NASH モデルマウスを用 い,アディポネクチンの NASH 抑 制 機 序 を検 討 し
た。
【方 法 】
nSREBP-1c Tg マウスにヒトアディポネクチン遺 伝 子 を導 入 し,肝 においてアディポ
ネクチンを産 生 するダブル Tg マウスを作 成 。30 週 齢 において HE 染 色 および Azan
染 色 による肝 の組 織 像 の評 価 を行 なった。酸 化 ストレスの関 不 につき 8-OHdG 抗
体 を用 いた免 疫 組 織 化 学 で,また NASH における肝 細 胞 増 殖 の有 無 を観 察 するた
め,細 胞 核 内 増 殖 抗 原 (proliferating cell nuclear antigen, PCNA) に対
する免 疫 染 色 を行 なった。アディポネクチン受 容 体 AdipoR1,AdipoR2 の肝 での
発 現 は Nor ther n blotting で 解 析 。 β 酸 化 に 関 不 す る 酵 素 acyl-CoA
dehydrogenase ver y long chain の mRNA 発 現 量 を real-time PCR 法
で検 討 。
また,脂 肪 酸 酸 化 の調 節 因 子 である peroxisome proliferator-activated
receptor (PPAR)-α の蛋 白 発 現 を Wester n blotting により検 討 した。
【結 果 】
nSREBP-1c T g マ ウ ス で は 14 匹 中 13 匹 に肝 小 葉 内 線 維 化 ,12 匹 に炎 症 細
胞 浸 潤 や Mallor y 小 体 などヒトの NASH と極 めて類 似 した肝 病 変 を認 めた。ダブ
ル Tg マウスでは,小 葉 内 の炎 症 ,Mallor y 小 体 等 は著 明 に減 尐 し,軽 度 の肝 線
維 化 が 10 匹 中 1 匹 で観 察 されたのみであった。ダブル Tg マウスでは 8-OHdG の
免 疫 局 在 は軽 度 で,酸 化 ストレス抑 制 が示 唆 され,肝 細 胞 の PCNA の発 現 はダブ
ル Tg マ ウ ス の 方 が 抑 制 さ れ て い た 。 AdipoR1 , AdipoR2 の 発 現 量 は ,
nSREBP-1c Tg マ ウ ス と ダ ブ ル Tg マ ウ ス で 差 が な か っ た 。 acyl-CoA
dehydrogenase ver y long chain の発 現 に差 がなく,PPAR-α がダブル Tg
マウスで増 加 していた。
【考 案 】
肝 で産 生 されたアディポネクチンは,AdipoR2 による PPAR-α 発 現 増 加 を介 して,
酸 化 ストレスを軽 減 し、また肝 細 胞 増 殖 を是 正 し NASH の進 展 を抑 制 することが示
唆 された。
11
一 般 演 題 (4)
繰 り返 し肝 生 検 を行 なった NAFLD 症 例 からみた予 後 とそれに影 響 する因 子 の
検討
川 中 美 和 1 、泉 明 佳 1 、佐 々木 千 枝 1 、山 田 剛 太 郎 1
1
川 崎 医 科 大 学 附 属 病 院 川 崎 病 院 肝 臓 消 化 器 病 センター
【目 的 】
これまで我 々は繰 り返 し肝 生 検 を行 った NAFLD 症 例 について肝 組 織 改 善 に寄 不
する因 子 の検 討 を行 ってきた(第 95 回 日 本 消 化 器 病 学 会 総 会 、第 106 巻 A146
,2009)。そこで、今 回 我 々は、さらにそれらの症 例 を細 かく分 析 し、 NASH の予 後
に影 響 を不 える因 子 の検 討 を行 った。
【対 象 】
当 センターで肝 生 検 を行 った NAFLD294 例 中 、2 回 以 上 繰 り返 し肝 生 検 を行 った
50 症 例 (男 性 22 例 、女 性 28 例 、平 均 年 齢 50±14.7 歳 )2 回 目 肝 生 検 までの
期 間 ;3.5±2.3 年 、初 回 肝 生 検 Fibrosis 0/1/2/3/4; 7/15/10/8/0, Grade
0/1/2/3; 3/16/20/11, Steatosis 0/1/2/3 ;0/15/24/11 であった。Stage、
Grade は Brunt の分 類 を用 い、Steatosis は小 葉 内 10%未 満 を 0、10-33
%未 満 を 1、33-66%未 満 を 2、66%以 上 を 3 とした。治 療 としては食 事 運 動 療
法 のみ 6 例 、VitaminE+C 療 法 25 例 (+piogritazon2 例 )VitaminE 療 法
6 例 ( + piogritazon2 例 ) 、 VitaminE+UDCA2 例 、 UDCA+EPL1 例 、
EPL1 例 、Piogritazon2 例 を行 った。これらの症 例 の繰 り返 し肝 生 検 の組 織 を用
い、肝 組 織 の Stage、Grade、Steatosis それぞれの関 連 について検 討 を行 った。
また、そ れ らの 変 化 と 背 景 因 子 ( 年 齢 、性 別 、 肥 満 度 、 合 併 症 )、肝 機 能 検 査 他 (
ALT, AST,γ-GPT, Alb,γ-Globrin, Cho, ZTT, TTT, ALT/AST 比 など)病
態 マーカー(レプチン、アディポネクチン、hs-CRP、Thioredoxin)、線 維 化 マーカー
(ヒアルロン酸 、P-Ⅲ-P,4 型 コラーゲン 7S)、血 小 板 、治 療 法 などの因 子 との関 連 に
ついて検 討 した。
【結 果 】
Stage が改 善 した症 例 は 23 例 、丌 変 20 例 、悪 化 が 7 例 であった。Grade が改
善 した症 例 は 29 例 、丌 変 14 例 、悪 化 7 例 、また Steatosis が改 善 した症 例 は
21 例 、丌 変 24 例 、悪 化 が 5 症 例 であった。Stage が改 善 した 23 例 中 、ほとんど
の症 例 で Grade が改 善 していた。(改 善 ;19 例 、丌 変 4 例 (うち 3 例 が G1))が、
そのうち Steatosis が改 善 した症 例 は 12 例 とわずか半 数 であった。また、Grade
の改 善 した症 例 29 例 をみてみても 15 例 では Steatosis が改 善 していたが、14
例 では改 善 がなかった。以 上 から、Stage の改 善 には Grade の改 善 が必 要 である
が、Grade の改 善 には Steatosis は必 頇 ではなく、VitaminE+C 療 法 などの
各 種 治 療 に よ り Grade の 改 善 が 得 ら れ れ ば 、 Steatosis の 改 善 が な く て も 、
Stage の改 善 に結 びつくことが示 唆 された。また、Stage、Grade、Steatosis
とも悪 化 した症 例 の多 くで BMI の悪 化 が認 められ、BMI の悪 化 は NASH の進 行
に寄 不 すると考 えられた。
12
【結 論 】
食 事 運 動 療 法 などによる Steatosis の改 善 は Grade の改 善 、さらには Stage
の改 善 へと結 びつく。しかし、Steatosis の改 善 が得 られていない症 例 でも薬 物 療
法 により Grade、の改 善 が得 られれば、Stage の改 善 、さらには NASH の予 後 の
改 善 につながると考 えられた。今 後 、血 液 検 査 、背 景 因 子 なども含 めて検 討 を行 う
予 定 である
13
一 般 演 題 (5)
NAFLD における血 清 OCT 値 測 定 の臨 床 的 意 義
徳 重 克 年 1 、橋 本 悦 子 1 、谷 合 麻 紀 子 1 、白 鳥 敬 子 1 、村 山 寛 2
1
東 京 女 子 医 科 大 学 消 化 器 内 科 2 ヤマサ醤 油 診 断 薬 部
OCT(or nithine carbamoyltransferase)は、肝 細 胞 の逸 脱 酵 素 のひとつと
して、アルコール性 肝 障 害 の診 断 においても有 用 とされる。又 、近 年 マウスの
NASH(nonalcoholic steatohepatitis)モデルで血 清 ALT、血 清 AST と比
較 して血 清 OCT が有 意 に上 昇 することが報 告 されている。今 回 NAFLD に注 目 し
て、その病 態 、他 の肝 疾 患 との比 較 し、血 清 OCT 値 の臨 床 的 意 義 に関 して解 析 し
た。
【対 象 と方 法 】
対 象 は 、 健 常 者 80 例 、 NAFLD( 肝 硬 変 ・ 肝 臓 癌 は 除 く )93 例 、 肝 生 検 に て
NASH 由 来 と診 断 された肝 硬 変 (NASH-LC)18 例 、肝 生 検 で診 断 された NASH
に合 併 した肝 蔵 癌 (NASH-HCC) 9 例 、アルコール性 肝 障 害 (ALC)11 例 、慢 性 C
型 肝 炎 (CH(C)) 18 例 である。血 清 OCT 値 は、-20 度 の保 存 した血 清 で、EIA
kit で測 定 した。結 果 は、血 清 OCT 値 、OCT/AST 比 、OCT/ALT 比 を各 病 態 と
比 較 検 討 した。
【結 果 )
1)NAFLD では、OCT 値 は、AST 値 や ALT 値 より高 い傾 向 を示 した。また、
NAFLD(肝 硬 変 ・肝 癌 を除 く)では、(血 清 OCT / OCT/AST 比 / OCT/ALT 比
= 73.1 /1.75 / 1.37) 、 NASH-LC(82.8 / 1.84 / 2.02) 、
NASH-HCC(398.2 / 3.41 / 3.44) と 病 態 の 進 行 に と も に 上 昇 し 、 特 に
OCT/ALT 比 は NAFLD の進 行 度 をよく反 映 した。
2)他 疾 患 との比 較 では、CH(C) (62.9 / 1.24 / 1.19)で、NAFLD より低 値 で、
特 に OCT/AST 比 は有 意 差 を認 めた。一 方 、ALC との比 較 では、ALC(168.9 /
3.25 / 4.66)と、血 清 OCT 値 ・OCT/AST 比 ・OCT/ALT 比 いずれも有 意 に ALC
が NAFLD より高 値 であった。
【結 語 】
OCT は、NAFLD で AST,ALT より上 昇 傾 向 を示 し、特 に OCT/ALT 比 は、病 態
の進 行 度 を反 映 した。また、他 疾 患 との比 較 では、OCT/AST 比 は、C 型 肝 炎 より
上 昇 傾 向 を示 したが、アルコール性 肝 障 害 よりは低 かった。NASH-LC ではトランス
アミナーゼ正 常 例 も尐 なくなく、今 後 OCT は NASH 進 行 例 における有 用 な診 断 マ
ーカーとなりうる可 能 性 が指 摘 された。
14
一 般 演 題 (6)
非 アルコール性 脂 肪 性 肝 疾 患 における鉄 の過 剰 蓄 積
光 吉 博 則 1 、安 居 幸 一 郎 1 、遠 藤 美 生 1 、辻 和 宏 1 、山 口 寛 二 1 、
伊 藤 義 人 1 、吉 川 敏 一 1 、岡 上 武 2
1
京都府立医科大学大学院 医学研究科 消化器内科
2
大阪府済生会吹田病院
【目 的 】非 アルコール性 脂 肪 性 肝 疾 患 (NAFLD)では鉄 の過 剰 蓄 積 が肝 病 態 進 展
に重 要 である。鉄 の過 剰 蓄 積 のメカニズムは丌 明 だが、過 去 10 年 間 で鉄 代 謝 につ
いての理解が急速 に進歩している。最も重要な発 見は肝臓で合 成された
hepcidin が鉄 代 謝 調 節 因 子 とし作 用 していることや、hepcidin 合 成 に関 連 する
重 要 な 遺 伝 子 も 明 ら か に さ れ た こ と で あ る 。 そ こ で 、 本 研 究 は NAFLD に お け る
hepcidin とその関 連 遺 伝 子 の発 現 を解 析 し、鉄 の過 剰 蓄 積 のメカニズムを検 討 し
た。
【方 法 】
当 科 で 肝 生 検 を 実 施 し た 100 名 の NAFLD 患 者 ( 単 純 性 脂 肪 肝 39 名 、
NASH61 名 )を対 象 にした。肝 組 織 中 の鉄 蓄 積 の有 無 で 2 群 に分 け(鉄 (+)群 50
名 、 鉄 (-) 群 50 名 ) 、 そ れ ぞ れ 血 液 生 化 学 所 見 、 血 清 prohepcidin 濃 度
(ELISA 法 )、肝 生 検 組 織 所 見 を比 較 検 討 した。一 部 の症 例 (単 純 性 脂 肪 肝 17
名 、NASH21 名 )では肝 生 検 組 織 から RNA を抽 出 し、RT-PCR 法 で鉄 代 謝 関 連
遺 伝 子 の発 現 を定 量 した。標 的 遺 伝 子 は transferrin receptor 1 (TFRC),
transfer rin receptor 2 (TFR2), divalent metal transpor ter 1
(NRAMP2), HFE, hemojuvelin (HJV), prohepcidin (HAMP),
fer ropor tin (FPN)とした。それぞれの発 現 レベルは β-actin で補 正 した。
【結 果 】
鉄 (+)群 は鉄 (-)群 に比 較 して、BMI、血 清 アルブミン、血 清 フェリチンが有 意 に高 値
であった(p<0.05、p<0.05、p<0.000005)。肝 組 織 の線 維 化 、炎 症 、脂 肪 化 の
レベルはいずれも 2 群 間 で有 意 差 はなかった。血 清 prohepcidin 濃 度 は鉄 (+)群
が 鉄 (-) 群 よ り 高 値 で あ っ た が 有 意 差 は な か っ た 。 健 常 人 に 比 較 し て 鉄 (-) 群 の
prohepcidin 濃 度 は有 意 に低 値 であったが(p<0.05)、鉄 (+)群 では有 意 差 がな
かった。鉄 (+)群 の prohepcidin 濃 度 は鉄 スコアと負 の相 関 を示 した(r=-0.41、
p<0.05) 。 血 清 prohepcidin 値 を フ ェ リ チ ン で 補 正 し た 値
(prohepcidin/fer ritin) は 鉄 (-) 群 が 鉄 (+) 群 に 比 較 し て 有 意 に 高 値 で あ っ た
(p<0.0005)。健 常 人 に比 較 して鉄 (-)群 の prohepcidin/ferritin 値 は有 意 差
がなかったが、鉄 (+)群 では有 意 に低 値 であった(p<0.0005)。全 症 例 の鉄 スコアと
prohepcidin/fer ritin 値 は負 の相 関 を示 した(p<-0.62、p<0.005)。鉄 (+)群
の TFRC の発 現 は鉄 (-)群 に比 較 して有 意 に低 値 であり(p<0.05)、HAMP の発
現 は有 意 に高 値 であった(p<0.005)。FPN の発 現 は鉄 (+)群 が鉄 (-)群 に比 較 して
低 い傾 向 であった(p=0.06)。鉄 (+)群 の HAMP の発 現 と鉄 スコアは相 関 しなかっ
た。一 方 、鉄 (-)群 では HAMP の発 現 と血 清 フェリチンが有 意 に相 関 したが、鉄 (+)
群 では有 意 な相 関 がなかった。
15
【結 語 】
NAFLD では hepcidin の合 成 障 害 が鉄 蓄 積 に関 不 している可 能 性 がある。その
メカニズムの一 つとして、鉄 蓄 積 に対 応 する hepcidin 合 成 能 の低 下 が推 測 され
た。
16
一 般 演 題 (7)
非 B 非 C 糖 尿 病 患 者 における肝 障 害 の程 度 及 び経 過 観 察 の現 状 についての
検討
木 村 輝 昭 、沖 田 極
下 関 厚 生 病 院 肝 臓 病 センター
NASH において耐 糖 能 異 常 は重 要 な要 因 であり、様 々な検 討 がされてきた。肝
臓 病 専 門 医 にとって NASH 患 者 における糖 尿 病 はよく認 められる合 併 症 である。し
かし、糖 尿 病 患 者 における肝 障 害 の割 合 は、糖 尿 病 専 門 医 によればさほど多 くはな
いようである。我 々は以 前 より NASH 患 者 の拾 い上 げのためのプロトコールを報 告 し
てきた。今 後 、それを基 に当 院 にある健 診 センター及 び糖 尿 病 センターとの連 携 によ
り更 なる患 者 の早 期 発 見 について検 討 する予 定 である。そこで、糖 尿 病 センターにお
ける糖 尿 病 患 者 の肝 障 害 、肝 機 能 検 査 の状 況 等 について検 討 してみた。
対 象 として当 院 糖 尿 病 科 に 2009 年 4月 まで約 1 年 間 通 院 中 の患 者 600 人 (男
性 348 人 、女 性 252 人 )について検 討 した。全 症 例 で肝 機 能 に関 して採 血 されて
いたのが 64%(384/600 例 )であった。うち、肝 機 能 障 害 を認 めたものが 22.1%
(85/384 例 )であり、実 際 、全 体 で肝 障 害 を認 識 されたのは 14.1%(85/600 例 )
であった。しかも、肝 障 害 の程 度 として ALT 値 は正 常 群 19.6±6.7IU/L N=340
(11-38IU/L)、異 常 群 60.9±34.6IU/L N=38(39-235U/L)であり χ 2 検 定 に
て有 意 (P>0.0001 )ではあるが著 明 な差 は認 めなかった。 その ためか 消 化 器 内 科
併 診 率 は全 体 で 17%(95/557 例 )だけで他 科 のみで経 過 観 察 されている症 例 が
多 かった。更 に C 型 肝 炎 、B 型 肝 炎 を除 外 した症 例 (557/600 例 92.8%)につい
て肝 機 能 正 常 症 群 、異 常 症 群 、未 測 定 群 で血 液 検 査 (HbA1c、BS、AST、AST、
γ-GT、T.Bil、Alb、T.Cho、TG、Plt)、BMI について検 討 した。結 果 有 意 差 を
認 めたものは γ-GT および TG のみであった。このような結 果 を反 映 するようにエコ
ー検 査 施 行 率 は肝 機 能 正 常 群 では 14.2%(40/281 例 )と当 然 低 く、異 常 例 にお
いてすら 30.3%(20/66 例 )と低 値 であった。以 上 今 回 の検 討 で他 科 において糖 尿
病 患 者 の肝 機 能 異 常 は頻 度 が低 く特 徴 もないので経 過 観 察 もなかなか行 われてい
ないのが現 状 であった。しかし、557 例 中 6例 に NASH を認 め、うち 2 例 に HCC を
認 めている。他 科 の意 識 改 革 と積 極 的 な提 携 により、このような症 例 を確 実 に拾 い
上 げるストラテジーの確 立 が必 要 であると考 えられた。
17
一 般 演 題 (8)
NAFLD における血 清 尿 酸 値
西 原 利 治 1 、小 笠 原 光 成 1 、廣 瀬 亨 1 、野 崎 靖 子 1 、高 橋 昌 也 1 、
岡 本 宣 人 1 、田 中 肇 1 、小 野 正 文 1 、宮 本 敬 子 1 、
岩 崎 信 二 1 、片 岡 浩 巳 2 、奥 原 義 保 2
1
高 知 大 学 消 化 器 内 科 2 高 知 大 学 医 学 情 報 センター
【目 的 】
産 生 と腎 排 泄 のバランスで規 定 される血 清 尿 酸 値 は年 を追 うごとに上 昇 しつつある。
高 尿 酸 血 症 を伴 う症 例 の8割 は 何 らかの生 活 習 慣 病 を伴 っており、肥 満 人 口 の増
加 が血 清 尿 酸 の漸 増 に重 要 な役 割 を果 たしていると想 定 されているが、その詳 細 は
明 らかではない。そこで、今 回 は疫 学 的 データを用 いて NAFLD における高 尿 酸 血
症 発 症 の機 序 を検 討 したので報 告 する。
【方 法 】
検 診 を受 けた飲 酒 歴 のない男 性 611 例 、女 性 577 例 を対 象 とし、血 清 尿 酸 値 と
身 体 所 見 や脂 肪 肝 、血 液 生 化 学 や eGFR との関 連 を検 討 した。また、NASH 症 例
を対 象 として同 様 の検 討 を行 った。
【結 果 】
検 診 受 診 者 の検 討 で尿 酸 値 、Cr、eGFR に有 意 の性 差 を認 めた。高 尿 酸 血 症 を
女 性 の 2%、男 性 の 23%に認 め、高 尿 酸 血 症 症 例 の 95%を男 性 が占 めた。血 清
尿 酸 値 は Cr 値 と正 の相 関 を示 し、高 尿 酸 血 症 の大 多 数 は男 性 の Cr≧0.7mg/dl
の症 例 に認 められた。高 度 肥 満 や脂 肪 肝 では尿 酸 値 が高 値 を示 した。また、
NAFLD では女 性 の 9%、男 性 の 36%に高 尿 酸 血 症 を認 め、女 性 では高 尿 酸 血
症 を示 した症 例 の 38%、男 性 では 36%に NAFLD を認 めた。NASH でも同 様 の
成 績 が得 られた。また、NASH では検 診 受 診 者 に比 して eGFR も高 値 を示 した。
【考 察 】
今 回 の検 討 では、NAFLD は高 尿 酸 血 症 の危 険 因 子 であり、NAFLD については
肥 満 やメタボリックシンドロームに対 する食 事 指 導 に留 まることなく、高 尿 酸 血 症 に対
する指 導 にも配 慮 する必 要 があることが明 らかとなった。 O 2 -の生 成 が丌 可 避 である
尿 酸 の産 生 は主 に肝 臓 で行 われるので、NAFLD において血 清 尿 酸 値 が高 値 を示
す機 構 を理 解 することは、単 純 性 脂 肪 肝 から NASH へ非 飲 酒 者 が移 行 する過 程 に
おける酸 化 ストレスの関 不 を明 らかにする上 で重 要 と考 えられる。
18
一 般 演 題 (9)
NASH 鑑 別 の た め の scoring system (NAFIC score ) の 多 施 設 共 同
(Japan Study Group of NAFLD : JSG-NAFLD)による validation
study
角 田 圩 雄 1 、米 田 正 人 2 、兵 庨 秀 幸 3 、山 口 寛 二 4 、小 野 正 文 5 、
藤 井 英 樹 6 、江 口 有 一 郎 7 、鈴 木 康 秋 8 、金 政 和 之 1 、藤 田 浩 司 2 、
茶 山 一 彰 3 、安 居 幸 一 郎 4 、西 原 利 治 5 、河 田 則 文 6 、藤 本 一 眞 7 、
高 後 裕 8 、岡 上 武 9
1
市 立 奈 良 病 院 消 化 器 肝 臓 病 センター 2 横 浜 市 立 大 学 消 化 器 内 科
3
広島大学 分子病態制御内科学 4 京都府立医大 消化器内科
5
高知大学 消化器内科 6 大阪市立大学 肝胆膵病態内科学
7
佐 賀 大 学 内 科 8 旭 川 医 大 消 化 器 ・血 液 腫 瘍 制 御 内 科
9
大 阪 府 済 生 会 吹 田 病 院 消 化 器 肝 臓 病 センター
【目 的 】
NASH の診 断 には肝 生 検 が必 頇 であるが NAFLD 全 例 に肝 生 検 を施 行 することは
現 実 的 には丌 可 能 である.われわれは以 前 NASH 鑑 別 のための scoring
system としてフェリチン 300 (男 性 ) or 200 (女 性 )ng/ml 以 上 , インスリン 10
μU/ml 以 上 , IV 型 コラーゲン 7S 5.0 ng/ml 以 上 の各 項 目 を 1 点 として合 計 す
る NAFIC score を提 唱 した(第 5 回 酸 化 ストレスと肝 研 究 会 ).今 回 日 本 人 の
NAFLD における NASH の診 断 マーカーとしての NAFIC score の有 用 性 を検 討
するため,多 施 設 共 同 研 究 で validation study を行 った.
【方 法 と結 果 】
NAFIC score の有 用 性 を検 証 するため JSG- NAFLD 参 加 8 施 設 で肝 生 検 を
施 行 された NAFLD 414 例 (NASH248 例 ,SS 166 例 )で NAFIC score 別
の NASH の割 合 は 0/1/2/3: 33%/52%/86%/91%と score の上 昇 とともに
NASH の割 合 は増 加 . Stage (Brunt 分 類 )での検 討 では stage2 以 上 の割 合
は score 別 に 0/1/2/3: 4 % /14% / 46%/ 66% であった.NAFIC score 2
を閾 値 とすると stage2 以 上 の NASH は感 度 (Se) 71%,特 異 度 (Sp)79%,陽 性
的 中 度 (PPV)51%,陰 性 的 中 度 (NPV) 90%であった.NASH 鑑 別 ,NASH
stage 2 以 上 ,stage 3 以 上 の鑑 別 における AUROC はそれぞれ 0.744,
0.787,0.829 で NASH 診 断 能 に関 して既 報 の BARD, BAAT, N score と比
しても遜 色 ないものであった.つまり NAFIC score 0-1 では進 行 した NASH の可
能 性 は低 く,NAFIC score が 2 以 上 であれば,NASH の可 能 性 が極 めて高 く線
維 化 進 展 例 が高 頻 度 に含 まれる.
【結 論 】
NASH の診 断 において NAFIC score は簡 便 で有 用 な scoring system とな
りうる.
19
一 般 演 題 (10)
トランス脂 肪 酸 による肝 細 胞 内 脂 肪 貯 留 と酸 化 ストレス応 答 性 の亢 進
今 一 義 、池 嶋 健 一 、渡 辺 純 夫
順天堂大学医学部消化器内科
【目 的 】NASH の病 態 において、肝 細 胞 内 脂 肪 沈 着 と酸 化 ストレスによる肝 細 胞 障
害 が深 く関 不 していると考 えられている。トランス脂 肪 酸 は動 脈 硬 化 の危 険 因 子 とし
て知 られているが、脂 肪 性 肝 炎 の病 態 における影 響 はこれまで解 明 されていない。そ
こで今 回 我 々は、マウス初 代 培 養 肝 細 胞 を用 いてトランス脂 肪 酸 の肝 細 胞 内 脂 肪
蓄 積 、酸 化 ストレス、細 胞 死 に対 する影 響 とそのメカニズムについての検 討 を行 った。
【方 法 】週 齢 12 週 の雄 性 C57Bl/6 マウスよりコラゲナーゼ潅 流 法 を用 いて肝 細 胞
を単 離 ・培 養 し、初 代 培 養 肝 細 胞 の系 を作 成 した。培 養 液 中 にオレイン酸 (シス脂 肪
酸 )1mM もしくはエライジン酸 (トランス脂 肪 酸 )1 mM を添 加 し、一 部 の肝 細 胞 で
は同 時 に deferoxamine(DFO)1mM を同 時 に添 加 することによって、肝 細 胞 内
鉄 イオンをキレートした。12 時 間 の培 養 後 に培 養 液 を KRH バッファーと交 換 し、実
験 に 供 し た 。 Oil red O 染 色 で 肝 細 胞 中 の 脂 肪 成 分 を 染 色 し 、 定 量 し た 。
propidium iodide (PI) も し く は CM-H 2 DCFDA で 染 色 後 、 ter t -butyl
hydroperoxide ( t -BuOOH) 20 μM を添 加 してミトコンドリア由 来 のラジカル
産 生 を誘 導 し、ネクローシスおよび酸 化 ストレスを測 定 した。
【成 績 】オレイン酸 、エライジン酸 共 に肝 細 胞 内 の脂 肪 滴 を増 大 させたが、エライジン
酸 はオレイン酸 と比 較 して有 意 に強 い脂 肪 蓄 積 を誘 導 した。また、前 処 置 の際 に
DFO を加 えることによって肝 細 胞 内 の脂 肪 滴 は減 尐 した。 t -BuOOH で微 量 の酸
化 ストレス誘 導 刺 激 を加 えると、オレイン酸 の前 処 置 では 30 分 後 にネクローシスを起
こしたが、エライジン酸 で前 処 置 した肝 細 胞 では 20 分 でネクローシスが誘 導 された。
エライジン酸 で前 処 置 した肝 細 胞 ではオレイン酸 前 処 置 の肝 細 胞 よりも t -BuOOH
添 加 後 により強 い酸 化 ストレスの増 強 を認 めた。前 処 置 時 に DFO を投 不 すると、ネ
クローシス、酸 化 ストレス増 強 が共 に抑 制 された。
【結 語 】エライジン酸 は著 明 な肝 細 胞 内 脂 肪 沈 着 を誘 導 し、酸 化 ストレス応 答 性 を亢
進 させた。トランス脂 肪 酸 が脂 肪 性 肝 炎 の病 態 を増 悪 させることが示 唆 され、肝 細
胞 内 鉄 イオンが増 悪 メカニズムに関 不 している可 能 性 が示 された。
20
一 般 演 題 (11)
C 型 肝 炎 ウイルスコア蛋 白 質 発 現 誘 導 系 を用 いたレチノイン酸 シグナルの検 討
星 川 淑 子 、池 田 礼 美 奈 、土 谷 博 之 、汐 田 剛 史
鳥取大学大学院 医学系研究科 遺伝子医療学部門
【目 的 】
C 型 肝 炎 ウイルス(HCV)コア蛋 白 質 を発 現 するトランスジェニックマウスでは酸 化 ス
トレスが誘 発 され、肝 細 胞 癌 が高 頻 度 に発 症 することが報 告 されている。一 方 、われ
われは、肝 臓 におけるレチノイン酸 シグナル の減 弱 が脂 肪 沈 着 、鉄 過 剰 蓄 積 を引 き
起 こし、酸 化 ストレスを亢 進 させることにより肝 細 胞 癌 発 症 の一 要 因 となること、さら
に酸 化 ストレスは RARα の分 解 を促 進 することによりレチノイン酸 シグナルを減 弱 さ
せることを報 告 してきた。本 研 究 では、肝 癌 由 来 細 胞 株 において HCV コア蛋 白 質 の
発 現 誘 導 系 構 築 し、コア蛋 白 質 の発 現 がレチノイン酸 シグナルに不 える影 響 につい
て検 討 した。
【方 法 】
ヒト肝 癌 由 来 細 胞 株 HuH-7 を用 いて Tet-ON システムによる HCV コア蛋 白 質 の
発 現 誘 導 系 を確 立 した。Doxycycline (Dox)添 加 後 、36, 48, 72h においてコ
ア蛋 白 質 の発 現 、細 胞 内 酸 化 ストレス、レチノイン酸 シグナルについて検 討 した。コア
蛋 白 質 、RARα、RXRα の発 現 をウェスタンブロット法 にて検 討 した。レチノイン酸 シ
グナルを評 価 するために、ルシフェラーゼアッセイにてレチノイン酸 応 答 配 列 (RARE)
を介 する転 写 活 性 化 能 を測 定 した。細 胞 内 過 酸 化 水 素 を CM-H2DCFDA を用 い
て測 定 した。ヒドロキシラジカル消 去 能 を測 定 することにより細 胞 内 抗 酸 化 力 を評 価
した。
【成 績 】
5μg/mL Dox 添 加 後 24h からコア蛋 白 質 の発 現 が上 昇 し、72h で発 現 レベルは
最 大 となった。レチノイン酸 による RARE を介 するレポーター遺 伝 子 の転 写 活 性 は、
Dox 添 加 後 36h ではコントロールと比 較 して有 意 に上 昇 したが、Dox 添 加 後 72h
ではコントロールと同 レベルまで低 下 した。この際 、 RARα の発 現 レベルには有 意 な
変 動 は認 められなかった。細 胞 内 過 酸 化 水 素 は Dox 添 加 後 48~72h でコントロー
ルに比 べ上 昇 した。細 胞 内 抗 酸 化 能 は Dox 添 加 後 36 時 間 で有 意 に低 下 したが、
その後 回 復 した。
【結 論 】
HCV コア蛋 白 質 の発 現 によりレチノイン酸 による RARE 依 存 的 な転 写 活 性 は一 過
性 に上 昇 するが、その 後 コア蛋 白 質 を 継 続 的 に発 現 させることによりコントロールと
同 程 度 まで低 下 することが示 された。このようなレポーター遺 伝 子 の転 写 活 性 低 下 に
先 行 して細 胞 内 抗 酸 化 能 の低 下 および酸 化 ストレスの亢 進 が観 察 された。以 上 より、
HCV コアタンパク質 の長 期 継 続 的 発 現 はレチノイン酸 シグナルの減 弱 をもたらし、肝
発 癌 に関 不 する可 能 性 が示 唆 された。
21
一 般 演 題 (12)
肝 細 胞 癌 患 者 における酸 化 的 DNA 損 傷 修 復 系 遺 伝 子 群 の異 常 の検 討
宮 西 浩 嗣 、河 野 豊 、永 島 裕 之 、小 船 雅 義 、加 藤 淳 二
札幌医科大学第四内科
【目 的 】
C 型 肝 炎 ウ イ ル ス ( HCV ) の 持 続 感 染 は 、 慢 性 肝 炎 、 肝 硬 変 お よ び 肝 細 胞 癌
(HCC)を引 き起 こすが、C 型 肝 炎 から HCC を発 生 してくる症 例 は、慢 性 肝 炎 期 で
炎 症 が高 度 な例 や肝 線 維 化 が進 行 した例 が大 半 であることが報 告 されている。 持 続
慢性炎症によって惹起される発癌過程には、細胞 内で生じた活性酸素
(reactive oxygen species; ROS) による酸 化 的 DNA 損 傷 が関 不 する可 能
性 が想 定 されており、C 型 肝 炎 の増 悪 因 子 として肝 細 胞 に蓄 積 した鉄 の関 不 が注
目 され、鉄 イオンが Fenton 反 応 等 を介 してヒドロキシルラジカル等 の ROS の産 生
を促 進 し、酸 化 的 DNA 損 傷 を増 強 することが知 られている。われわれは、C 型 慢 性
肝 炎 および HCC の肝 組 織 中 に 8-hydroxy-deoxyguanosine(8-OHdG)が
著 明 に蓄 積 している こと を 報 告 してきた。本 研 究 では HCC 患 者 における酸 化 的
DNA 損 傷 の修 復 系 遺 伝 子 群 の異 常 の有 無 を検 討 することを目 的 とした。
【方 法 】
C 型 肝 炎 患 者 のうち HCC 未 発 症 64 例 および HCC 発 症 30 例 の末 梢 血 リンパ
球 から高 分 子 DNA を抽 出 し、酸 化 的 DNA 損 傷 修 復 酵 素 である OGG1 および
MUTYH 遺 伝 子 の SNPs 解 析 を行 った。また末 梢 血 単 核 球 から RNA を抽 出 し、
real time RT-PCR により遺 伝 子 発 現 の解 析 を行 った。
【結 果 】
HCC 患 者 において有 意 に minor allele 保 有 頻 度 の高 い MUTYH の SNP が
同 定 できた。同 SNP の Minor allele 保 有 者 では、MUTYH の RNA 量 と発 現
がともに低 下 していた。
【考 察 】
8-OHdG 損 傷 の DNA 修 復 酵 素 である MUTYH の発 現 低 下 により、種 々の遺 伝
子 損 傷 が蓄 積 することが肝 発 癌 の一 因 と考 えられた。同 SNP の minor allele 保
有 は、肝 発 癌 の危 険 因 子 となり得 ることが示 唆 された。
22
一 般 演 題 (13)
C 型 慢 性 肝 炎 に対 するペグインターフェロン投 不 中 に ALT 持 続 的 上 昇 を示 す
症 例 の臨 床 病 理 学 的 検 討
高 橋 宏 和 1 、江 口 有 一 郎 1 、河 口 康 典 1 、水 田 敏 彦 1 、藤 本 一 眞
松 延 亜 紀 2 、青 木 茂 久 2 、戸 田 修 二 2
1
佐賀大学医学部内科学 2 佐賀大学医学部病因病態科学
1
【背 景 ,目 的 】
C 型 慢 性 肝 炎 に対 するペグインターフェロン(PEG-IFN)投 不 中 に HCV-RNA が減
尐 または陰 性 化 しているにも拘 らず血 清 ALT 値 の異 常 が持 続 する症 例 がある。今
回 ALT 持 続 異 常 例 に注 目 し臨 床 病 理 学 的 検 討 を行 った。
【対 象 】
PEG-IFN 単 独 またはリバビリン(RBV)併 用 療 法 を受 けた C 型 慢 性 肝 炎 患 者 197
例 中 ,HBs-Ag(+),飲 酒 (+),自 己 免 疫 性 肝 炎 の合 併 が疑 われる 11 例 を除 外 し
た 186 例 を対 象 とした。24 週 時 点 で ALT 値 が正 常 上 限 の 1.5 倍 以 上 (45 IU/l
以 上 )でかつ異 常 値 が 8 週 以 上 継 続 した ALT 異 常 持 続 群 (A 群 )と ALT 値 が正
常 化 した ALT 正 常 化 群 (N 群 )の 2 群 を比 較 した。A 群 では 2nd biopsy を施 行
し治 療 開 始 前 と比 較 した。
【結 果 】
ALT 異 常 の持 続 を 23 例 (全 症 例 の 12.4 %,ウイルス陰 性 化 症 例 の 18.9 %)で
認 めた。【背 景 の比 較 】A 群 は N 群 と比 較 し治 療 開 始 前 の BMI 高 値 ,血 小 板 数 低
値 ,トランスアミナーゼ高 値 であった(BMI: 24.5 vs 23.1;血 小 板 数 : 14.3 vs
16.7×10 4 / μl,AST: 80.4 vs 49.8 IU/L,ALT: 102.6 vs 61.2 IU/L, い
ずれも p<0.05)。また A 群 はインスリン抵 抗 性 (HOMA-IR; 2.7 vs 1.6;
p<0.0001)が強 く,病 理 学 的 には grade,stage が進 展 しているのみならず脂 肪
化 の程 度 が高 度 であった。ALT 異 常 持 続 に寄 不 する因 子 として多 変 量 解 析 で治 療
開 始 前 の脂 肪 化 の程 度 (10%以 上 )が抽 出 された。【A 群 の 2nd biopsy 所 見 】
15 例 で 2nd biopsy を施 行 し 14 例 (93.3%)で脂 肪 化 の増 悪 と肝 細 胞 の
ballooning を認 めた。NASH activity score で NASH と診 断 されうる症 例
は 6 例 ,Matteoni の type 3 以 上 は 13 例 であった。炎 症 は 3 例 で増 悪 ,線 維
化 は 1 例 で F2 から F3 へ進 行 していた。組 織 学 的 に増 悪 した 3 例 は PEG-IFN
投 不 を中 止 した。【A 群 の血 清 学 的 変 化 】γ-GTP,中 性 脂 肪 ,フェリチンが有 意 に
上 昇 し,HDL は低 下 していた。SVR 4 例 および non-SVR 8 例 では治 療 終 了 後
ALT は正 常 化 した。
【まとめ】
C 型 慢 性 肝 炎 に対 する IFN 療 法 中 の ALT 値 の上 昇 の一 因 として
steatohepatitis の合 併 および何 らかの機 序 でのその増 悪 が関 不 している。
23
平 成 16 年 4 月 制 定
*平 成 21 年 5 月 改 訂
会則
第 1 条 名称
本 会 の名 称 を「酸 化 ストレスと肝 研 究 会 」とする。
第 2 条 目的
本 会 は、肝 臓 に対 する酸 化 ストレス分 野 の研 究 者 の自 由 な意 見 交 換 による情 報
の共 有 化 をはかり、各 々の研 究 の活 性 化 に資 することを目 的 とする。
第 3 条 学 術 集 会 の開 催
本 会 は目 的 を達 成 するため、原 則 として年 1回 の学 術 集 会 を開 催 する。
1)開 催 日
世 話 人 会 の合 意 にもと開 催 日 を決 定 する。
2)集 会 テーマ・募 集 演 題 詳 細
集 会 テーマ・募 集 演 題 詳 細 は世 話 人 会 にて決 定 する。
3)演 題 選 定 ・特 別 講 演
演 題 選 定 ・特 別 講 演 は世 話 人 会 にて決 定 する。
第 4 条 会 員 の資 栺
1)世 話 人 会 で承 認 を得 た施 設 (関 連 施 設 )の医 師 、研 究 者 により構 成 される。
2)会 員 資 栺 は「日 本 肝 臓 学 会 東 部 会 」「日 本 肝 臓 学 会 西 部 会 」の評 議 員 以 上 と
する。 *
3)参 加 者 は原 則 、会 員 医 師 並 びに会 員 施 設 からの発 表 者 1 名 、
世 話 人 会 において依 頼 する発 表 者 に限 定 する。 *
4)世 話 人 医 師 の定 年 を満 70 歳 、会 員 医 師 の定 年 を満 65 歳 とする。 *
5)別 途 、退 会 の希 望 があれば、これを拒 まない。 *
第 5 条 本 会 の構 成 および運 営
1)本 会 は、会 員 および世 話 人 会 で構 成 する。
2)世 話 人 会 は本 会 の運 営 方 針 を決 定 する。
3)本 会 の継 続 の可 否 については、5年 毎 に酸 化 ストレスと肝 研 究 会 とエーザイ
(株 )が協 議 の上 、決 定 する。 *
第 6 条 役 員 およびその決 定 事 項
1)本 会 には次 の役 員 を置 く。
代表世話人 1 名
世話人
若干名
2)世 話 人 会 は本 会 の議 決 機 関 とし、尐 なくとも年 1 回 開 催 する。
世 話 人 会 では以 下 の項 目 について検 討 し、決 定 する。
①本 会 運 営 方 針
②開 催 日 時 、場 所 の決 定
③開 催 テーマ
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第 7 条 事務局
本 会 の事 務 局 は米 国 公 益 法 人 国 際 肝 臓 研 究 所 に置 く。
米国公益法人国際肝臓研究所
〒839-0864
久 留 米 市 百 年 公 園 1 番 1 号 久 留 米 リサーチセンタービル研 究 棟 2 階
Tel. 0942-31-1231, Fax. 0942-31-1232
第 6 回 の運 営 より事 務 局 をエーザイ(株 )消 化 器 領 域 室 内 に置 くこととする。 *
〒112-8008
東 京 都 文 京 区 小 石 川 5-5-5 エーザイ(株 )別 館 6 階 消 化 器 領 域 室
TEL 03-3817-3858
Fax 03-3811-2284
第 8 条 会計
1)本 会 の会 計 年 度 は毎 年 4月 1日 から翌 年 3月 31日 までとする。
2)本 会 の費 用 は会 費 を持 って支 弁 する。
3)参 加 費 は3,000円 とし、学 術 集 会 開 催 時 に徴 収 し運 営 費 に使 用 する。
第 9 条 会 則 の変 更
本 会 の会 則 は、世 話 人 会 の過 半 数 の議 決 を得 て改 正 することができる。
第 10 条 その他
本 会 則 は平 成 16 年 4 月 1 日 をもって発 効 とする。
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