「地産、地消の学校給食」の発表をしました - 津市立教育研究所

教育目標 「自ら学び 自ら考え 自ら行動し、感動できる子どもの育成」
行動目標 「きき合う 認め合う みがき合う」
平成22年(2010)三重県津市立辰水小学校 学校通信 6月号
平成22年度 みえの食育公開講座で
辰水小学校の「地産、地消の学校給食」の発表をしました。
6月19日(土)三重県庁講堂で、「みえの食育公開講座」が開かれ、「豊かな心で、
元気にたくましく輝く子どもを育てるための地産地消の学校給食」について話しました。
美里町全体で約450食の給食を作っていて、美里フラワービレッジから学校給食の食
材(青果物)を納入してもらっていること、それらの野菜は美里の方々に栽培していただい
ていることをお知らせしました。地域食材をたくさん使った「美里ランチの日」の取り組みにつ
いても詳しく伝えました。学校では、大根(一年生)やジャガイモ(二年生)、美里大豆(三・
四年生)米(五年生)たまねぎ(六年生)を栽培していることやタケノコ(六年生)を地域の
方といっしょに収穫していることも詳しくお知らせしました。子どもたちは食事のマナーや時間
を守り、野菜を作ってくださっている方々への感謝の気持ちで、おいしくいただいていますの
で、給食の時間についても説明しました。
「やられたら、やり返す」「暴力で返し合う」できごとが
起こります。
気づけた時
のすてき
どうしてそうなるの?当人同士は真剣そのものです。我
に返って、事の重大さに気づくという次第です。
考えられるいくつかのこととして
①暴力で解決する行動パターンが身についている。
②回りが止めない。③勝ち負けにこだわり負けたくないと思っている。等々。
暴力による解決は、やった方はすっきりし、やられた方は後々まで悔しさを引きずります。
暴力で解決し、やっつけないと気が済まないと、どんどんエスカレートして、怪我をしたり、
破損したりと身も心も傷をつけ合うことになります。
本当にこのような納め方しかないのでしょうか。「傷つけ合う」から「認め合う」へと視点を
変えられないものでしょうか。心の中を覗いて見ますと、強そうに身構えていても、「負けたら
どうしよう。」とか「弱いと思われたくない。」等、不安や失敗を恐れているかもしれません。
あたたかく止めてくれる友達や怒りの気持ちを聴いて、受け止めてくれる人が存在したら、
一人で何とかしようと思って、突っ走らなくてもよくなるはずです。友達の困っていることに気
づくことができることはすてきなことです。誰もが気遣ってもらえて、あたたかい助けの手を差
しのばしてくれるのを求めています。
助けてもらったなら、とてもあたたかい気持ちが芽生え、感謝する心が育まれると思いま
す。