兵庫県商工新聞2015年5月号

2015年5月 第273号 第
回中小商工業全国
9 月 5 ㈯ ~ 6 日 ㈰、
交 流 ・ 研 究 集 会 (商 工
交 流 会) が 神 戸 で 開 か
ス が 話 さ れ、 全 国
のたたかいに学び
2日間でなくても
で す。 交 流 会 は、
か れ、 身 近 な 開 催
今回は神戸で開
現 す る よ う に な り、 更
た 「漢 字」 を 使 っ て 表
語」 を 中 国 か ら 伝 わ っ
労 働 祭 ▼ そ の「 日 本
れ は 英 語。 日 本 語 で は
▼ 5 月 は メ ー デ ー。 こ
ま し た。
全 体 会、 分 科 会 だ
化粧品会社のセミナー
店で取り扱っている
機 会 は 貴 重 で し た。
く、 専 門 家 の 話 を 聞 く
勉強する機会は少な
していた万葉の歌も様
れ、 漢 字 の み で 書 き 表
ら平カナが考え出さ
が わ り。 仮 名 交 じ り 文
や 啓 発 会 議 に は、 普 段
ら 片 カ ナ、 く ず れ 字 か
に際って漢字の一片か
けでの参加もでき
ま す。
ぜ ひ、 大 勢 の 参
加で成功させま
(コピー)
仕事起こしと地域経済
千住 実
身近な開催、成功を
年
し ょ う。
が生まれたのは何時ご
継 者 問 題 な ど、 幅 広 い
を専門家が解りやすく
か ら 参 加 し て い ま す 直接関係のある内容
神 戸 芸 術 劇 場で 全 体 会
が、 異 業 種 の 方 や 自 分
ろ だ ろ う か。 こ う し て
異業種交流で元気!
完 成 し た 「日 本 語」 は
運動と研究の交流が行
話 す の で、 珍 し く 眠 た
世界に誇れる言語と言
法 が 成 立 す る な か、 安
と同じように小規模な
く な ら な い 勉 強 で す。
会 に 参 加 し ま し た。 印
工夫をして成功してい
れ ど 、「 も っ と 努 力 や
ているつもりでいたけ
ぜひ参加したいと思っ
と で、 従 業 員 も 一 緒 に
戸で開かれるというこ
て き ま し た。 今 度 は 神
開 催 で は 、「 下 前 回 初 め て 商 工 交 流 自 分 も 日 々 が ん ば っ 前 回 も 大 満 足 で 帰 っ
い で す が、 自 身 の 課 題
利に繋がることは少な
に な り ま す。 直 ち に 実
行 う な ど、 大 い に 勉 強
立場からアドバイスを
換 し、 研 究 者 が 専 門 的
も 高 か っ た が、 そ う な
字 を 廃 せ よ」 な ど の 声
う に な っ た 。 反 面 、「 漢
が日本語で表されるよ
学」 な ど、 西 欧 の 事 物
治 維 新 に は「 経 済 」
「哲
津波 まゆみ さん (美容)
【尼崎民商】
企業でがんばっている
請取引問題と
象 に 残 っ て い る の は、
て い ま す。
加 し ま し た。
会 は、 兵 庫 県 立 大 学 で
年。 災 害 復
方と交流できたことは 分科会で世代を超え
え る と 思 う ▼ で も、 明
わ れ ま す。
げている事がとても勉
と結びつけて商売を広
た業者同士が意見を交
倍政権の成長戦略と中
とエステを経営してい
小 業 者 施 策 の あ り 方、 私 は こ れ ま で 9 回 参 尼 崎 市 で 化 粧 品 販 売
よ か っ た で す。
公正取引ルー
大阪の畳屋さんのお話
る 方 が い る ん や 」、 と
ま す。
ル の 確 立」 の
励 ま さ れ ま し た。
ら ず、 膨 大 な 漢 字 量 に
で す。 町 お こ し や 地 域
の解決方法のヒントと
のネットワークづくり
こだわり学べ楽しい
提唱する声も高かった
年前
「 カ ナ・ か な 」 書 き を
▼ そ の 後、 又、
な り、 大 い に 役 立 ち ま
分科会に参
ら、 元 請 企 業
の 背 信 行 為、
しかも逆に裁
【灘民商】
(歯科技工)
にも漢字制限の声が起
雨松 真希人
まって き た 方 々 な の で、
わざわざ全国から集
一杯になっている日々
こ り、 議 論 の 結 果、 教
私 は、 2 0 13 年 9
育漢字・当用漢字が整
判に訴え屈服
させようとす
事 業 内 容 やこだわりな
流・研究集会が初めて
の 参 加 で し た。
普段は自分の事で精
きる貴重な機会
研究者と交流で
の業者の方々や
同じ地域の多く
数 百 年。 日 本 語 の 使 い
▼文明はじまって二千
ないのではあるまいか
ど分かりやすい言葉は
語 を 見 る に、 日 本 語 ほ
ニ く る」 な ど 造 語 ・ 新
造 語 も 多 発 し、 つ い て
方 も 様 々 。「 告 る 」「 パ
いけないこともしばし
業者の誰にとっ
て も、 交 流 会 へ
ば。 本 来 の 日 本 語 の 良
さ を 探 求 し よ う 。( I )
い価値あるもの
と 考 え ま す。
の参加は損のな
兵庫県の中小
で す。
理 さ れ、 現 今、 私 た ち
ど、 個 性 が 強 過 ぎ ま す
ム 助 成 制 度 の 実 現 や、
が 楽 しいです。
の 中、 小 規 模 事 業 者 を
円 安、 株 高 や 「地 方 創
設 は 急 務 で す。
地域振興条例などの創
綴っている▼世界の言
取り巻く状況や情勢を
事業者は地域で重要な
生」 に よ る バ ラ マ キ で
はそれに従って文を
月に岡山で行われた第
役割を果たしている」
可 能 な 経 済 社 会 を」 を
は景気は回復しないの
合 い、 運 動 で 中 小 業 者
の 開 催 な の で、
る悪質なケー
者の生業を支える道で
テーマに9月5㈯~9
の要求実現と景気回復
今回は神戸で
回中小商工業全国交
回中小商工業全国交流・研究集会
す。 ぜ ひ、 皆 さ ん の 力
と 評 価 さ れ て い ま す。
(印刷)
で 成 功 さ せ ま し ょ う。
月 6 日 ㈰ の 2 日 間、 第
の中でも仕事起こしや
大 い に 学 び、 交 流 し
で 開 か れ ま す。 地 域 経
交 流 ・ 研 究 集 会 が 神 戸 こ の 間、 自 治 体 訪 問
を 実 現 さ せ ま し ょ う。
は 明 ら か で す。
す。
加。 参 加 者 か
一昨年の岡山
の開 催です。
震災から
今年は阪神・淡路大
興のあり方やアベノミ
クスの経済政策への評
価。 安 倍 政 権 が す す め
る 「地 方 創 生」 の な か
で 、私 た ち が め ざ す「 地
型 経 済 社 会」 を ど う す
域 再 生」 と 「地 域 循 環
す め て い く か。 全 国 的
て、 大 き な 期 待 が 寄 せ
な交流がされる場とし
全国の運 動 と研 究 に
ら れ て い ま す。
学 び、力にしましょう。
2日目
1日目
強 に な り ま し た。
内 容 で 情 勢 を 討 議 し、
振 興、 商 店 街 対 策 や 後
兵商連経営金融対策部長
全 国 交 流 会 が、
第273号
業の力で
平和で持続 アベノミクスによる 商店・住宅リフォー
「 つ く ろ う! 中 小 工
兵商連実行委員長
土谷 洋男
第
19
雇 用 確 保 に 、「 小 規 模
回中小商工業全国
70
20
済の発展こそが中小業
18
れ ま す。
2015年5月
が開かれ、2日目の分 科 小 規 模 企 業 振 興 基 本
す。
開 会は、5日正午から、 ぶ り に 神 戸 で 開 か れ ま
22
19
19
2015年5月 第273号 声かけを強 め
経営とくらしのきび
務教育は無償にして欲
し さ が 続 く な か 、「 義
し い」 と、 多 く の お 母
兵庫民商婦人部で
さ ん が 願 っ て い ま す。
人が申請
【兵庫民商】
そ の 結 果、 2 日 間 で
お食事会を企画したビ
う、 ボ ウ リ ン グ 大 会 や
か、 神 戸 市 へ の 要 望 な
い手をつくろうと奮闘
ら い、 民 商 婦 人 部 の 担
部の活動を理解しても
が 欲 し か っ た」 と、 高 昨 年 1月、 会 社 の
ん 。「 早 く 働 い て お 金
している山本恒次さ
嫌な目に合わなかった 申請会を通じて婦人 製缶・配管の仕事を
ま し た。
ラ を 渡 し、 参 加 を 訴 え
人の申請者を募るこ
と に な り ま し た。
ど、 神 戸 市 へ の 要 請 を
どの聞き取りをおこな
し て い ま す。
実や書類配布の改善な 申請会では子どもが
強めていきたいとの思
い ま し た。 同 時 に お 母
る家庭に申請
す。 広 げ て く だ さ い 」
制度改善につながりま
さ ん は 、「 直 接 申 請 は 、
る こ と が わ か り ま し た。
のやり方に悩 まされてい
者が子どもを巻き込む今
勤 め 始 め ま し た。
歳 )
山本 恒次さん
(鉄工・
赤穂民商
も あ り、 土 日 も あ り ま
せ ん。
「 こ れ じゃ あ 身 体
を 壊 してしまう」と 考
え、 今 年 3 月 に 職 人 を
は、 夜 7 時 に は 作 業 を
1 人 雇 い ま し た。 今 で
仕 事 の 目 処 も た ち、
終 わ り、 工 期 も 半 分 で
活 動をはじめました。
月 に 『恒 栄 工 業』 を
済 む よ う に な り ま し た。
社 を 退 職。
い け な い と 考 え、 会
方針の変更について
大 変 な 事 も た び た び、
い か な け れ ば な ら ず、
い、 全 て 自 分 で や っ て
り ま す。
る 山 本 さ ん。 夢 が 広 が
く し よ う と 思 う」 と 語
言 っ た ら、 事 業 を 大 き
時、 遅 い と き に は 夜 中
人 か ら 倉 庫 の一部 を り ま す。
いい勉強になったと語
社長交代による経営 会社勤めの頃とは違 「 息 子 が 継 ぎ た い と
立 ち 上 げ、 開 業。
いていた同業の会社に い で、 4月 2 ~ 3 日 に
さんどうしのコミュニ
校 を 中 退 し、 父 親 が 働
い ま し た。
(兵 庫・木 野 内 通 信 員)
安心して受けられる制度に
ケーションを図れるよ
就学援助申請会を行な
班会の案内と就学援助
役員と事務局員が申告
は、 多 く の 方 に 就 学 援 確 定 申 告 前、 婦 人 部
助の直接申請に参加し
て も ら い、 内 容 の 充
【神戸親和民商】
何 と か この 仕 事 を
借り、 前の会 社のつな
続けていきたいと、 友
申 請をやめようか考えて
もが嫌 な思いをするから
参 加 者 か ら は、
「子 ど
で は 4月 6 日 に、 就 学
の1時 までかかること
会の案内を手
一 方、
「就 援の制 度 を 知
毎晩仕事は夜の9
援助申請の記入会を行
が り も い か し、 営 業
い ま し た。
いる 」
、
「 直 接 申 請 してい
を持って会員 神戸親和民商婦人部 申請会の案内
を 訪 問。
ま た、 確 定
申告時には対
渡 し、 学 校 か
と民商を通して申請す
ら な かった。 本 当 に 助 か
手 渡された」など、 保 護
らの申請では
る 意 義 を 訴 え ま し た。
象の生徒がい 婦人部長の重松元江
なく直接申請
全 国 6ヵ 所 で 地 方 別
日、
民 商 が 奮 闘 し、 昨 年
活 動 交 流 会 が開かれ
日~
4月~今年3月末まで
政に拡 大で 反 撃」
「商
ま す。 全 商 連 は、
「悪
6月
技術を伝える商いに
民 商 ・ 兵 商 連 で は、 40
く換価の猶予が創設さ
納税者の申請に基づ
年4月
1日以後に納期限が到
れ ま し た。 H
来 す る 国 税 か ら 適 用、
申請期限は納期限から
6ヶ月以内となってい
納 処 分 の 禁 止、 延 滞 税
ま す。 新 た な 督 促 や 滞
の免除などメリットが
活動交流 会にむけて、読
の 多 数 派 を 結 集 し よ う」 者 2 千 人、 会 員 1 千 人
心して学校へ通えるこ
済 情 勢 の な か、 廃 業 や
商売も何もできない環
あ り ま す。 納 税 の ご 相
の『 ひ と こ と 』 を み ん
増の目標を持ち、奮闘す
と に つ な が り ま す 。( 神
と、 呼 びかけています。
境 に な る。 そ ん な 思 い
経営不振はあとをたた
なで 折 鶴に書 き込 み 作
談 は 民 商 へ。
官 との 会 談 で、
「沖 縄 県
や 資 金 ぐ りに 悩 んでい 編集後記
ま す。 ま た、 高 す ぎ る
が 今 日 まで 自 ら 基 地 を
翁長知 事は菅官房長
反 対 など、 くらしと商 売、 平 和
国 保や社 会 保 険 料に苦
争 を す る 国 」を 返 上 し 、
国 民 の 願 い は 、「 戦
に 変 わった」と 言った。
軍 が 土 地 を 奪って 基 地
提 供 し た 事 は な い。 米
要 と なって 活 動 している 民 商 に
あ な た も 、「 民 商 っ
しめられています。
て い い よ 」「 商 工 新 聞
り合い業者に声をかけ
治 に 転 換 す る こ と。 が
平和とくらしを守る政
は 役 に 立 つ よ」 と、 知 る 兵 庫 の 会 を 結 成 し ま す。
て い た だ き、 仲 間 増 や
ん ば り ま し ょ う 。( N )
しの運動に参加しま
お 願 い し ま す。
し ょ う。
ぜ ひ、 み な さ ん の ご 参 加 を
倉敷民商事件無罪を勝ち取
される事 件 が起こっています。
倉 敷 民 商の事 務 局 が逮 捕・起 訴
「冤 罪 」と「 弾 圧 」が 課 せ ら れ、
と民 主 主 義 を守 るため、 地域の
多 くの中 小 業 者 が 納 税
消 費 税 増 税の影 響で、
ることを確認しました。
ず、 深 刻 な 状 況 で す。 歓 迎 会 を兼 ねたお花 見
NO.151
るのに明 細 書 が子どもに
神戸市が各家庭にき
に3463人の商工新
ります」という声も。
ちんと制度を知らせ
聞 読 者 を、 9 7 4人 の
工新 聞 読 者 を 前 面 に
兵商連理事会で、拡大を訴える 磯谷吉夫会長
〒 678-0232
兵庫県赤穂市中広
1576-105
TEL.090-1143-4462
FAX.0791-42-0174
27
の意義を訴え 記入会への参加者は
人の方
る、 申 請 を 役 所 で も 受
し た 拡 大 運 動 で、 地 域
が 申 請 予 定 で す。
付 け る。 書 類 は 学 校 を
会 員 を 増 や し ま し た。
9 人。 今 年 は
通 さ ず 郵 送 す る、 と い
参加を呼びか
必 死 で 、ホ ン マ 大 変 やっ
せ る け ど、 生 き る 事 に
う こ と が、 子 ど も が 安 し か し、 き び し い 経
け ま し た。
た ん よ」 と 話 し ま す。
日は新 入部員
の 会。
「 核 兵 器 はい ら な
4月
い」
「 平 和 な 国へ」 な ど 『 恐 怖 だ け で な く 、
21
消 費 税 増 税 反 対、 憲 法 改 悪
戸 親 和 ・ 宮 武 通 信 員)
世界から核兵器をなく
を自分の子どもや孫に
が 当 た り 前。 お 金 持 ち
そ う」 と、 仲 間 と 共 に
結成総会にご参加を
折鶴に 願 い を つ づ る
20
兵 商 連 で は、 地 方 別
30
りました。
い』 こ の 気 持 ち が、 平
は経験して欲しくな
な っ て い ま す。
和を願うエネルギーと
部 員 か ら は 、「 当 時 は
食 べ る 物 が な く、 学 校
ま だ 小 学 生 だ っ た が、
い」 と、 参 加 者 か ら。
する国づくりは恐ろし
に 行 く 鞄 は、 帯 を 解 「 安 倍 さ ん の 戦 争 を
自 分 で 編 んでいた」 と
い て 縫 い 直 し、 草 履 を
を羨ましく思うことも
を 集 め よ う と、 話 し
声 を あ げ、 さ ら に 署 名
語 り ま す 。「 貧 し い の 「 憲 法 9 条 を 守 り 、
な か っ た。 そ れ が 当 時
合 っ て い ま す。
の 人 々 の 考 え か た やっ
た 」 と 。「 今 は 笑って 話
倉敷民商事件・無罪を勝ち取る兵庫の会
垂水民商婦人部
20
恒栄工業
35
垂 水 民 商 婦 戦争を経験した婦人
人 部 は、 春 の
器全面禁止を
運 動 で 、「 核 兵
求める折鶴署
名」 の 取 り 組 み
をすすめてきま
し た。 班 会 や 役
員 会 で 訴 え、 折
鶴は140羽作
420筆集まり
成 さ れ、 署 名 も
ま し た。
5 月28日午後6時半〜神戸勤労会館大ホール
10
10
35