カブスカウト隊員保護者各位 平素はボーイスカウト活動にご理解、ご協力

カブスカウト隊員保護者各位
平素はボーイスカウト活動にご理解、ご協力いただき誠にありがとうございます。
さて、上福岡第一団カブスカウト隊では、カブスカウト年代において身につけてほしい礼儀や言葉遣い
等について、子供たちや保護者の方に、もっと知ってもらうために以下のことを指導者間で確認しており
ます。
【保護者会と活動への参加について】
カブ隊では、年に数回「保護者会」が催され、ご出席をお願いしていますが、仕事の都合や家庭の都合
で出席されない保護者の方が最近多く見られます。事前に予定をお配りいたしておりますので是非ご出席
ください。
また、活動には保護者参加型のものも含まれており、普段見ることのできないお子さんの姿を見る機会
が与えられます。もちろん、保護者の皆さんは「お手伝い」として参加できます。
【子供たちの躾について】
「ボーイスカウトは子供を預かってくれて、育ててくれる組織」と考えている保護者が増えているよう
です。
保護者の皆さんも一緒に参加して、ご家庭でも「子供たちを育てる」。「子供たちをしつける」ことも重
要です。
ご家庭で子供たちに成長が見られたらほめてあげてください。
そして、悪さをしたらその理由を聴いてあげてください。
カブ隊の活動では、子供たちの年代に合わせたプログラムを無理なくこなせるように、チャレンジでき
る要素を以って作成しております。
チャレンジ章を獲った子供たちは自信をつけ、優秀スカウトを獲った子供は更にがんばろうと努力しま
す。私たち指導者は子供たちを褒め、最上級の賛辞を与えます。ご家庭でも同じように褒め称えてあげる
ことによって相乗効果が生まれ、引っ込み思案の子も自信を持った行動がとれるようになります。
保護者の皆さんも一緒になって子供たちを育てるようにしてください。
【スマートネスについて】
ボーイスカウトでは身の回りと心のスマートを総称して《スマートネス》といいます。
服装の乱れは心の乱れも意味します。
そこで子供たちの服装について気を配るようにしてください。
1. 制服の下から下着やトレーナーなどは出さない
以前はトレーナーの上に制服を着たり、オーバーパンツの下に制服のズボンをはいていない等、凡そボー
イスカウトとは似つかない格好をして集会に参加するスカウトも見受けられました。
防寒対策をする場合は、制服を着用した上に防寒着を羽織るようにしてください。
また、活動をして暑くなった時に制服の上着を脱いでTシャツになる場合もあります。
制服の下は「カブTシャツ」の着用をお願いいたします。
2. ネッカチーフの緩みと巻き込み
ネッカチーフが三角に折っただけでチーフリングに挿っているのを見かけます。
ご家庭で、きちっと巻いて来ましょう。またネッカチーフのアイロンは、できるだけスカウト本人が掛け
るように指導してください。
チーフリングを落とすスカウトが居ますので、落としやすいチーフリングの場合は、安全ピンなどで下
を固定するようにお願いします。
【制帽、副帽の扱いについて】
制帽はスカウト活動においての儀式(セレモニー)では必ず着用するようになっています。
隊集会の時は必ず着用して出席させてください。
副帽は作業帽の意味合いが強いものです。
野外活動時には必ず「いつものもの」に入れて持参させてください。
【グループ活動について】
組集会は組単位で行います。
カブスカウト隊は「組」という単位で活動しています。組内外において互いに刺激し合う・認め合う・選
択し決断するなどの相互の影響によりスカウト自身が成長することを目指しております。
「くま」スカウトは「しか」・「うさぎ」スカウトの面倒を見、隊活動の中心として働きます。
また下のスカウトは先輩スカウトを見て育ちます。
組単位で行われる組集会は、組長、次長が中心になって活動するものです。
スカウト自身の自治(この年代ではデンリーダーやデンコーチの協力が必要不可欠です)活動で、より活
発な自己啓発が促され、個々の個性、責任感が伸ばせるからです。
私たち指導者は、あくまでその道を誘導してスカウトの達成感、充実感を味合わせる「お手伝い役」で
ありたいと思っております。
合同で行なう場合もありますが、その時はデンリーダーを通じてお知らせいたします。
以上、隊活動に関する行動指針を記させていただきました。
将来、りっぱな社会人になるための第一歩として、とても重要なことと考えております。
ご家庭でもご協力いただき、生活面、社会面での進歩に役立てていただければ幸いです。
今後とも、皆様のご協力、ご理解をスカウト活動に賜りますようお願いいたします。
ボーイスカウト上福岡第一団
カブスカウト隊
指導者一同