県北振興局[PDFファイル/16KB] - 長崎県

【様式2】
平成24年度 県北振興局の重点目標達成状況報告書
<総括説明>
10項目の目標を定め、職員一丸となって目標達成に向け努めてきたが、長
崎経済同友会佐世保地区からの提言を受けて産学官で構成される実行委員会が
発足できなかった等の理由により、達成したのは6項目にとどまった。
一方、県北地域と県都長崎市を結ぶ西彼杵道路(小迎バイパス)をはじめと
する幹線道路の供用開始などによる、地域振興、産業振興、観光振興へ貢献す
るとともに、民泊体験型観光の推進や農業経営体への各種支援により、農漁家
の所得向上を図ることができた。
なお、未達成あるいは一部達成であっても、一定の効果もしくは進捗の進展
は図られているものと考える。
平成25年度においてもこれらの結果を踏まえ、県北地域の経済活性化に向
け、最大限の取組を行う。
番号
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2
項 目
具体的な目標(達成水準)
・県北地域の産業活性化に向けた具
体的な事業の構築及び支援
・長崎経済同友会佐世保地区からの提言
を受け、今後産学官で構成される実行委
員会に積極的に参画する。この中で活性
化策を協議するが、佐世保市のみなら
ず、県北地域全体の底上げを図る観点を
取り入れながら、先行プロジェクト事業
5本以上の構築及び支援を目指す。
達成状況の区分: 達成できなかった
<達成状況>
・局の先行プロジェクト事業とし
て、商工1本(ご当地グルメ)、水産
1本(恵アジ、九十九島ふぐ、岩か
き)、年度中途で農林2本(小値賀落
花生、長崎和牛)を構築した。
・実行委員会が発足せず、民主導の
プロジェクトが構築できなかった。
<今後の課題>
・当提言を具体化するため、今後、遅れ
ている実行委員会の立ち上げを促進し、
オブザーバーとして参加後は、効果的な
事業化を図るための必要な助言を行う。
・「こぎ出せミーティング」の実施
による地域課題の解決
・地域の声、地域住民の意見等を把握
し、地域課題の解決を図るため、「こぎ
出せミーティング」を実施する。
実施回数:年4回
地域課題解決への取組件数:2件以上
達成状況の区分: 達成できなかった
<達成状況>
・目標実施回数は、当初、制度上の
開催回数である4回としていたが、
2回にとどまった。なお、具体的な
事業取組に至るためにプレミーティ
ングや市単位のワーキング会合の実
施が必要となり、プレミーティング
2回、ワーキング4回を実施した。
・地域課題解決への取組については
平戸市、松浦市において、事業案の
詳細を検討中であり、具体的な地域
課題解決への取組には至らなかっ
た。
<今後の課題>
・局内横断的な支援体制としてプロジェ
クトチームを設置し、随時、助言や情報
提供に努めてきた。今後も事業案が実際
の取組へとつながるよう、引き続き支援
を継続する。
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【様式2】
番号
項 目
具体的な目標(達成水準)
・各市町の課題等の把握並びに各種
団体の行政需要の把握
・各市町に出向いて意見交換・現地調査
の実施
職員が各市町に年20回以上出向き、
市町幹部職員との意見交換及び現地調査
を実施することにより、課題や今後の事
業展開等を把握する。
・各種業界団体との意見交換の実施
局長・次長が年120回以上、各種団
体との意見交換を行い、行政需要の把握
に努める。
達成状況の区分: 一部達成した
<達成状況>
・市町・振興局連絡会議を各市町毎
に計362回実施し、農林水産・建
設・商工観光団体等の団体との意見
交換会を年間141回実施した。
・うち西海市及び東彼杵3町との会
議は9∼13回と目標の20回を達
成できなかった。
<今後の課題>
・取り組みが少なかった市町についても
局各部が横断的に連携しながら、引き続
き、地域の実情把握と行政需要の把握に
努める。
・県北地区民泊体験型観光の推進
・農漁家の所得向上と体験観光の拡大の
ため、一般向けの新旅行商品の開発を行
い、PR用のパンフレットを作成し、商
品の造成に努める。
造成本数 3本
達成状況の区分: 達成した
<達成状況>
・新商品として、波佐見町2本(味噌
塾、漬物づくり塾)、まつうら党1本
(青島ツアー)を造成した。
<今後の課題>
・オフシーズン対策として、新体験旅行
商品の定着を図るため、旅行代理店など
への継続的なPR及び魅力的な商品開発
が必要である。
・農業所得600万円以上を目指す
経営体の確保
・所得600万円以上を目指す経営体に
対し、経営規模拡大のための農地確保
や、生産効率向上に必要な技術支援、労
力及び資金の確保などについて支援す
る。
所得600万円確保可能な経営体数
160経営体→171経営体
達成状況の区分: 達成した
<達成状況>
・所得600万円確保可能な経営体
数
160経営体→171経営体
<今後の課題>
・未だ計画達成に至っていない経営体に
対し、補助事業や融資事業の活用を推進
し事業化を図る。
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【様式2】
番号
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7
項 目
具体的な目標(達成水準)
・イノシシ等有害鳥獣対策の推進
・地域ぐるみで取り組む防護柵の設置に
ついて、維持管理を含めた環境対策の研
修を実施し効果的な整備を図る。
ワイヤーメッシュ柵延長累計
723km→1,240km
達成状況の区分: 達成できなかった
<達成状況>
・ワイヤーメッシュ柵延長累計
723km→1,222km
達成率 96.5%
<今後の課題>
・防護柵の整備が必要な圃場が多いた
め、引き続き防護柵の設置を推進する。
また、防護柵の設置は済んでいるものの
管理作業が不十分な集落もあり、総合的
な被害対策を進める必要がある。
・西彼杵道路(小迎バイパス)の平
成24年度供用開始
・小迎IC∼大串IC間5.8
kmについて、平成24年度内の供用開
始を図る。
達成状況の区分: 達成した
<達成状況>
平成25年3月23日に供用開始し
た。
・日野川河川改修事業の整備促進
<今後の課題>
達成状況の区分: 達成した
<達成状況>
平成24年度内に供用開始した。
<今後の課題>
・観光入浴施設における公衆衛生管
理の徹底
・管内は県内有数の観光地であるため、
旅館及び公衆浴場の入浴施設(82施
設)に対して、レジオネラ症の発生防止
を徹底する。
①監視指導の実施
旅館業許可施設:30
公衆浴場許可施設:6
②衛生管理の強化・徹底
循環装置設置施設:16
③全対象施設営業者に対する
衛生講習会の開催 (年1回)
達成状況の区分: 達成した
<達成状況>
①②平成24年度対象施設に対し監
視指導等を100%実施
③平成25年2月28日に講習会開
催
<今後の課題>
・平成23年度、24年度で対象施設に
対し監視指導を実施してきたが、平成2
5年度は最終年度であり、特にレジオネ
ラ症発症のリスクが高い循環装置設備事
業所に対して重点的に指導していく。
・日野川中流部に位置する牽牛崎橋(主
要地方道佐世保日野松浦線)について、
平成24年度内に供用開始し、河川狭窄
部の解消を図る。
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【様式2】
番号
10
項 目
具体的な目標(達成水準)
・県税の平成23年度以上の徴収率
確保
・平成23年度決算見込徴収率95.9
%以上の確保を目指す。
達成状況の区分: 達成した(見込)
<達成状況>
・平成25年3月末現在の徴収率は
91.0%と、平成23年度同月を
0.1%上回っており、懸案の個人
県民税も0.2ポイント上回ってい
る状況にあることから、達成は可能
と判断している。
<今後の課題>
・未収額の80%を占める個人県民税の
徴収率が3月末で82.7%と平成23
年度同月を0.2ポイント上回ってお
り、同税の未収額圧縮に向けて、更に上
乗せされるように各市町へ働き掛けてい
く。また、長崎県地方税回収機構及び地
方税法第48条による特例徴収(県によ
る直接徴収)について、より一層働き掛
けを強化していく。
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