事例 15、 小さい子供のボタン電池の誤飲は大変危険! 【事例】1歳の

事例
15、
小さい子供のボタン電池の誤飲は大変危険!
【事例】1歳の子供がLEDライトを持って遊んでいた。ふと見ると、電池パ
ックのフタがあいており、ボタン電池が見当たらない。子どもが飲み込んだか
もしれない。時間がたったら便と一緒に出て来るものだろうか?
【対処法】①
ただちに医療機関に連れて行き、ボタン電池の位置を確認し、
できるだけ早く取り出してもらいましょう。
ボタン電池を誤って飲み込むと食道に引っかかり、すぐに放電が始まります。
それによって潰瘍ができ、悪くするとたった1時間で食道に穴が開いてしまい、
場合によっては命にかかわることもあるようです。鼻の穴に詰めてしまうこと
もあります。救急車を呼ぶ方が良いでしょう。
②
消費者庁によれば、平成22年4月から4年間でボタン電池の誤飲事例
は90件以上あり、そのうち11件は入院の必要がありました。
0歳~3歳の子供を持つ親3200人にアンケートしたら、ボタン電池
を飲み込む危険性と、飲んだ後重症化する危険性について6割が知らなかった
という結果があります。
③
日頃から、ボタン電池の管理には気を付けましょう。どのような器具に
ボタン電池が使われているのか、その電池パックのフタはきちんと閉まるか確
認しましょう。電池交換の様子は絶対に子供に見られないよう注意して、普段
の電池の保管場所は絶対に子供の手が届かないところにしてください。