入 学 前 教 育 《 音 楽 》 第 14 回 ピアノⅨ 「楽譜を読む」 1.はじめに これ まで 、たく さ んの ピア ノの 弾 き方 を 説明 して きま し た。こ こで 、少 し ピア ノを 弾く のは 休 憩し て 、楽 譜の 見方 に つい て 勉強 した いと 思 いま す 。 2.楽譜とは 楽 譜 に は 、 音 楽 を 演 奏 す る た め に 必 要 な 情 報 が た く さ ん 書 か れ て い ま す 。 つ まり、 書い てあ る 通り に 組み 立て てい け ば、音 楽に なる ので す 。例 え ば、プラ モデ ル の取 り 扱い 説明 書 と同 じ 役割 で、 楽譜 は 音楽 の 組み 立て 方の 説 明書 な ので す。 それ では 、 楽譜 を 見て いく 順序 を ご説 明 しま す。 第1段階・・・楽譜の左上を確認!! ① 右手のト音記号、左手のヘ音記号を確認しましょう。 その右側に♯・♭が付いていないか確認します。 ② 次 に 、何 拍 子 の 曲 な の か を 確 認しましょう。 ③ 最 後 に 、 こ の 曲 の テ ン ポ を 確 認 し ま す 。こ れ は メ ト ロノームの目盛で速さを確かめることができます。 1 入 学 前 教 育 《 音 楽 》 第 14 回 ②第 2 段階・・・音と指番号の確認 ※慣れないうちは楽譜に音名 ・指番 号 を書きましょう!! 楽譜は自分に必 要な情 報を書く場所です。書くことは恥ずかしいことではありません。 どんどん自分らしい楽譜 にアレンジしましょう。 ド ドレミレドミソ ソソ ララシ ドラファラソソソ 指番号は書いていない場合がありま す。自分で考えて記入しましょう。 ③第 3 段階・・・リズムの確認 ※特に右手はリズムがよく変化 します。 リズムの確認をする際には、打鍵するタイミングに手を叩いて確 認しましょう。 最初の 4 小 節の例 4 4 1・2・ 1・1 1・1・1・1 1・2 2 1・2 1・2・3・4 入 学 前 教 育 《 音 楽 》 第 14 回 ④第 4 段階・・・音楽記号の確認 ※音楽 記 号とは音楽 の表現を豊かにするものです。 楽譜に指示されているものは忠 実に表 現しましょう。代表 的なものは以 下の通りです。 「強弱記号」 この場合弱い音で弾きま しょう。 「強弱記号」 この場合強い音で弾き ましょう。 「音楽記号」 これはスラーと呼ばれる記号で す。なめらかに弾きましょう。 3.まとめ 今回はよりスムーズにピアノ演奏ができるようになるポイントをご紹介しました。 楽譜 を見 て 途方 に くれ るこ とも あ りま す が、一つ 一つ 丁 寧に 見 てい く と 、色 んな ヒ ン トが 隠さ れ てい ま す。以上 のよ う な方 法 で楽 譜を 読む 習 慣 を つ けて おく と、ピア ノ が 弾け るよ う にな る スピ ード も上 が りま す 。是 非試 して み てく だ さい 。 3
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