(雑誌抄録)「トリパフラビン」

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(雑誌抄録)「トリパフラビン」中毒並に猩紅熱に見られ
た爪変化に就て
八木
東京女医学会雑誌, 9(1):105-106, 1939
http://hdl.handle.net/10470/17712
Twinkle:Tokyo Women's Medical University - Information & Knowledge Database.
http://ir.twmu.ac.jp/dspace/
105
録
抄
に破傷風1血溝注射を行ひ全治せしめた症例であ
とエF一行せり。其他腋臭影ま10%に見、雀垣霞麹浄ま或
るQ侮一例の破傷風㊧血清療法例を遊耀してる
る地方に於ては40.26%の高率を示せり。佃見
.る。(椹藤抄)
斑は純粋な.「アイヌ」程少なく、即ち毛深と反
比例せり。rア.レルギー」性疾患es比較的少なく、
27=巻 ユ⑪號 (昭和13年1⑪月)
小児陰虚水腫並びに精系水腫にi封ずる
特に純粋に近い「アイヌ」程少きが如し。皮膚
「クラウデン」注入療法
結核中尋常性狼瘡、涜妖結核は全然認めず、其
常田 健一
他に於ても其頻度比較的少なし。
著者等は乳幼兇或は學童児の陰嚢水陸又は精
徽毒は一般に潜伏徽毒多く各地方を通じて、
系水腫.合計13例に.「クラウデン」注入療法を行.
30%.40%.時には50%以上の血清志望陽性率を
ひ何れも顯著なる雪兎成績を牧めた。殊に孚睨.
示ll± Pe淋疾の現左回は稀なるも、直る地方に
に於て其り効果は一厨著叩だつた。「クラウデ
於ては、翫往症のみにて50%に達する塵あP。
ン」注入量はフk腫内容15ccを境とし0.7乃至1.0
軟性下清の現在症は1例も智見し得ざりしが、
.ccを適量と見倣した。第一同治療後再び内容潴
既往症に於ては比較的多し6鼠膜淋巴肉芽腫症
溜あらば数同内に第2岡更に敷日後第三同の治
は、樺太地方白濱の男子「アイヌ」に此の1例
療を行ふべきなP。(辻抄)
を認めたるのみなり。
肇.丸腫瘍知見補遺
(八木抄)
簡 仁 南
精嚢「レントゲン」撮影法に猛て
著者は比較的稀有なる3例の睾丸に原獲せる
山本欽ミ郎
悪性1匝蕩;を詳細に検索し30歳代の生殖力旺盛の
小島 理一
年齢に結縞胞腫多しと認めたり。精細胞腫の一
「粘嚢レ綜學的検索」の歴史及び帝座を論じ、
例は停留睾丸に綾獲せるも例(して早期に後腹
從來の方法を批判せリ。約60例の症例に経輸糟
壁淋巴腺樽移を生じたV。睾丸混合腫瘍は軟骨
管法、特にvas・pun・tu・e・の術式た依り精嚢に
組織の獲育著明にして耳下腺混合腫瘍と甚だ額
蓬影捌Thorotrastを注入し、約6Q個の精義を
似の組織像を示し雨者何等かの關係あると思は
検査し得たYo此導は4型に分類し得て、副睾
佳しる。〔辻醤少)
丸結核患者の精嚢には萎縮あることを想像し得
たり。:更に生殖器性神祇蓑弱症の二,三に施行
皮膚科泌尿器科雑誌
し、特有なる愛化を認め得ず、恐らくは正常形
44巻 5號 (昭和13年11月)
とみなすべきものと考へらる。(八木抄)
北海道、.樺太「アイヌ」の皮膚病
44巻
6塑彪
(日召禾U13年12月)
「トリパフラビン」申轟並に狸酒面
及び性病
に見られた爪鉱化に就て
高橋 信吉
昭和9年1より1司12年に亘る4年間、.毎夏北海
道、棒太「アイヌ」総数1803名に就て之が皮膚
.病及性病を調査したる結果、皮膚病としては頭
小野 森
著者は興味ある爪油化、即ち爪甲後部に於て、
ノ氏後臨調i/tr(巨Prちノ民一月部にネ目當せ.る部) よ)
風及び馬爪毛多く、口角康瀾も比較的多敷なη。
始り漸次前方に進行せる爪甲上州の薄層歌の剥
毛髪は、古來和人との接角蜀最も少なかりし十勝
離にして、此の剥離と共に後方に於て爪甲を横
「アイヌ」に多毛の頻度最も高く、反屈、和人
走せる(官戸i離縁と一旧せる上山の).溝を認め
.との接燭密なηし熊毛、樺太「アイヌ」.に多毛
たる如き攣化を翻したる「ト.リパフラビン」中
.なるも0少なし。省一般に白髪になり易く、禿
毒例を槻察し、之と全く同様あ爪憂化を來し
髪Q傾向少な.し、縮毛の頻度は大儲多毛のそれ
たる狸紅熱患者を認め、爾者共高熱を絆へる二
一第
9 巷 105一
106
抄
録
身障碍の部分現象としての爪母の.榮養障碍の結
以上の實瞼を行ひてi火の結論を子讐たり、Eij.ち冤
疫せざる数種の動物家」唯海狼「ラツテ」、朝鮮縞
果惹起せられたるものなり。(八木抄.
結核腎臓に蹴ける化懸薗性第羅諌感染
渠鼠の血小板は正常血小オ矧購現象の1・idictL・
並に箕病原たる結糧薩の菌型に甑て
torとなり得れ共人の血小板及或種の細菌(緑
山崎
膿菌、ゲルトネル菌.「アルカリゲネス」菌、攣型
順
菌、水「ヴヰヴリオ」、「パラチ71ス」B菌、鼠「チフ
山口 、正
腎臓結核の二次(混合)感鶏は該患者の膀胱
ス」菌、大腸菌)はlntlikator.とはなり得ず。,
尿に於ける所見より論ぜらる為事ほ妥’li嶽ら
肺尖双躍菌による皮膚及瞳に就て(D
ずgイヒ膿菌に因る結核腎¢)詳次感染は豫想以下
生菌潭翻意とその「ワクチン」とによ
に稀なり。著者等は54例の易可.出遣の腎孟内客及
る秘露亙虫魚環の差異に就て
越智 昇一
び各病竈を:普通寒天に培養し、2イグ亘に於て夫々
大腸菌及び線膿菌?温含感染鶴糊せら側母
以上の爾者を健康家兎皮内に注射する骨壷に
臓結核の病原たる結核菌株に就き検すれば、悉
は多少共局所に皮膚炎症が出現する。而して炎
ぐ人型菌に漏するものなり。.
ヌ簾に於て菌型を
症の懇溺は或程度迄は抗元量の大小に:關係し同
調査したる200例tC石窯そも、1例の牛型菌感染
一抗元量の揚合にては力嚥「ワクチン」の方が他
例を除き総て墨型菌に因るものなll o
者より溺い。又皮膚反磨は試獣家兎の個性によ
り張弱あり、同一動物の皮膚に於ても注射部位
(八木抄)
の差異により浦凪度の異な. 骼魔?o
皮層科紀要
「ラツテ」の「パラビオ四ゼ」手術に麟て
32雀 3號
、七五三縮吉
再瞬熱再獲株の研究慨
予は腫瘍の冤疫學酌研究を月的とし「パラビ
第三編 生饅感染による感染
オーゼ」手術を行ひたるに術後一向寺日の後に
.1..再急熱療法に於て接種量と獲熱の
分離せしものにして最後迄「パラビオt’一ゼ」の
商事及再i陵田鰻とq關係並に各株感染
儘保持せしものなし。予は本實駒に於て瀧足な
る成績をあげむ爲には同腹にして獲育最も旺盛
患港に於ける獲病賦態の比較
なる時期にて同性bものを以てするを最良とな
山下 毅橘
す。特に雌性にて優良の結果を期待し得るもの
以上の實験を行ひしに
(1)護熱獲作回数は接種「スピvヘドタ」敷の
多寡に關係す。(2)獲熱の高聴ま或程度迄は接種
製如し。
探厳法による腎臓の細菌排泄に關する
せし「スピロヘータ」:量に比例するもそれ以外の
實臓酌研究vr
「ス」量にては必ずし$比例せず。(3)患者の自‘
正常家兎及び細箇毒秦濾射寒兎膀胱内
三豊的症状は原爆或は再獲株感染に關係なし。
へ濾嚇せる細江の試鐵尿申に於ける消.
.(4)装病釈態は一般に第一同再獲株又は一株接
長に就て
種患者の方に署明に現はれたVo
西村 幹夫
リーケンベルグ氏亙鷹に慶する
以上の貧験により次の結論を得たり。
総見補逡
一般に家兎血流内顧入細菌の尿中出現歌仙を
第六編、籔種動物の血小板及二、
Nc’laton氏1〈it1ic・ter留置式膀胱導尿法に依り
、三の細菌を「インヂカト幽ル」と
磯時間毎に斥覆して鳥脇制ド血尿性の諌騨
しての箒荷理象
を探販して魏察する揚合に於て是等探試獣尿中
高崎
澄
に該注入菌を讃眠し得てもこれを凡て血流中細
一一
謔X巷106一