NO.33 平成 23 年 7 月号 ・ユニット型特養20床を増設へ~平成24年4月オープン~ ・デイサービスセンターよいち銀座はくちょうオープン ・高齢者の暮らしを支える身近なセンターを目指して ・特養のサービス第三者評価からサービス改善に向けて ・東日本大震災被災地へ介護職員を派遣 発行 / 社会福祉法人 よいち福祉会 フルーツ・シャトーよいち 発行責任者 / 亀尾 毅 余市郡余市町黒川町 85-65 TEL0135-22-5350 平成 24 年 4 月オープン 完成予想図 第 期介護保険計画に基づき、余市町からの要請を受けて進めていた、ユニット型特養 床の増床は、平成 年 月 日に北海道から施設整備の補助内示があり、施設増築が正 23 4 4 月 日に建設工事に係る競争入札が実施され、 近藤工業株式会社と建設工事請負契 約を締結し、 月 日には余市町長を始め関係者により地鎮祭が行われ、着工となりまし 式に決定しました。 4 た。 28 床(うちユニット型が 床)、短期入所専用床が 68 床となります。 増床される 床は、全室個室のユニット型特養で整備され、法人全体の特養利用者総数 6 25 20 また、今回の増築工事では、居宅介護支援事業所を整備することとしております。現在 専従ケアマネ 名体制で運営しておりますが、地域のニーズを考え、今後一層の体制強化 は 14 年に整備したフルーツ ホ ・ ールなどの地域交流スペースは、町内会活動や利用者と地域 の皆さんの交流事業等に活発に利用されておりますが、より多様で柔軟に地域の方々が利 更に、今回の整備では集会室、調理実習室を整備することとしております。現在も平成 を視野に入れて整備することと致しました。 10 用できるよう地域交流スペースとは別に整備することとしました。 地鎮祭 シ ・ ャトーだより」において、随時詳しい情報を 調理実習室についても、食に係る地域の各種団体やボランティア団体に広く開放するほ か、災害時の緊急炊き出しの拠点としての役割など様々な活用が期待されております。 工事の経過などについては「フルーツ お知らせしたいと考えております。 鍬入れする清水理事長 20 6 118 16 浴室 オープン前には内覧会や当法人のデイサービスセンター の利用者による見学会も行われた 静養室 ステージ 店内の様子:入口側から撮影 ス提供時間は午後2時 分から午後8時 30 ています。他の方が歌っているカラオケにあ ケ、板張りのダンスステージが備え付けられ 食 と 従 来 の サ ー ビ ス の ほ か に、 通 信 カ ラ オ できます。はくちょうでは、入浴、間食、夕 ては、1日500円でご利用いただくことが れた空間を目指しています。体験利用につい 見学、体験利用等随時受け付けており、開か るのは要介護認定を受けた方となりますが、 分。通所介護施設ですので利用していただけ 30 一日の利用者定員は10名。サービ ました。 付いた「デイサービスセンター よい ち銀座はくちょう」という名称となり 余市の飲食店街である銀座街とが結び を行いました。白鳥の名前を残しつつ、 による公募を行い、委員会による選考 雰囲気そのままです。 センターの名 称は、フルーツシャトーよいちの職員 まで、昭和ロマン漂う「大人の社交場」 シャンデリアといった設備は、昔のま ターやソファ等の家具やステージや の 改 装 を 行 い ま し た が、 バ ー カ ウ ン や、洗面台等の水周りを設置するなど して営業していました。新たにお風呂 ビスとなる前は「キャバレー白鳥」と わせダンスを踊る、といった楽しみ方は如何 デ イ サ ー ビ ス セ ン タ ー よ い ち 銀 座 でしょうか。近隣には商店街が御座いますの はくちょうは、平成 年4月1日にフ で、はくちょうを利用の際に、散歩がてらに ルーツ・シャトーよいち、ぷらっと・ 近所のスーパーへお買い物に出かけることも よ い ち に 続 き、 当 法 人 3 番 目 の デ イ 出来ます。もちろん職員も一緒に同行いたし サービスセンターとして開業いたしま ますので安心してお買い物を楽しむことが出 した。 来ます。 はくちょうは、黒川2丁目の飲食店犇 「とても気に なるけど、午後8時 分まで く繁華街の中心部に位置し、デイサー 利用する のは…」とお悩みの方 に朗報です。 23 たら幸いです。 ます。是非、実際に足を運んでいただけまし イサービスセンターが皆様をお待ちしており ではお伝えしきれない魅力に溢れた新しいデ ことも出来ます。楽しみ方は十人十色。文章 憩後、少し早めにご自宅にお送りさせて頂く 利用者様の生活サイクルに合わせ、夕食の休 30 今回 月 日に行われた家族交流会実行 委員の一員として、家族交流会についての 報告を致します。 今年は開設されて 回目の家族交流会と な り、 参 加 は 入 居 者 と ご 家 族 あ わ せ て 約 200名もの行事となりました。 実行委員会のメンバーは特養・グループ ホーム各部署の職員7名。初回会議で顔合 わせをし打ち合わせ当初からメンバー間で 活発な意見が交わされ、一致団結して準備 を 進 め る 事 が で き ま し た。 そ の 中 で も 家 族交流会の大きな目玉である余興決めに多 くの時間を費やしました。実行委員のメン バーがたまたま見ていたテレビ番組の中で 「 KIRIGAMIST 千陽(キリガミストちあき) 」 さんが紹介されており、その切り紙芸に感 激。さらには札幌在住と身近な存在である ことがわかり 「ぜひとも入居者に見せたい」 と前々から思っていたとのことで、熱い思 いを持って千陽さんに相談することになり ました。千陽さんは東北以北ではただ一人 の女流切り紙師でイベントステージや各種 学校・施設等のイベントやお祭り等に出演 され幅広くご活躍されています。多忙な千 陽さんへ連絡が取れない状態が半月程続き 出演依頼を断念しようとした日、 待望の 「是 非参加したい」との返答を頂くことができ ました。千陽さんの連絡先に不具合があっ たため返答が遅くなったとお詫びの言葉も 頂き、本当に一安心したことを覚えていま す。 当日、会場では入居者・家族・職員で会 場一杯となり大賑わいの中開催されまし 今 後 の 施 設 の 動 向 の 報 告 が な さ れ、 石 川 雄 一 家 族 会 会 長 か ら も ご 挨 拶 を 頂 き ま し た。 ま た 父 の 日・母の日の感謝を込めて家族会より入居者へ花 束贈呈が行なわれました。その後、余興に移り、 千陽さんの切り紙がスタートしまし KIRIGAMIST た。和服姿に身を包み、ハサミが体と一体化した ような腕裁きが披露されました。お子さんにはド ラえもんやピカチュウの切り紙をプレゼントして くれたり、入居者の方の横顔の切り紙を作成して くださいました。皆さん真剣に目を向けて、何が 切られるのか興味津々の様子でした。 その後、食事場所へと会場を移し入居者へは見 た目も華やかで普段の倍以上は美味しいと腕を振 るった御膳を提供致しました。毎年恒例の喫茶と 同時に今年は写真館も運営し、写真館は好評でご 家族・入居者の皆様からも「来年もやってほしい」 と言う声を頂きました。 このような行事を開催することが出来たのは入 居者・家族皆様のご協力・ご理解があってこそと 感謝致します。また、各々部署が異なる実行委員 メンバーでしたが、一丸となって取り組むことが 出来、そのような環境を作ってくれた多くの職員 にも感謝しております。本当にありがとうござい ました。 実行委員会メンバーと記念撮影 4 た。 亀 尾 毅 総 合 施 設 長 よ り 開 催 の 挨 拶 と 千陽さんの作品:利用者をモデルにしている 完成した作品を手に取る千陽さん き)さ ん 登 場 ! ちあ スト キリ ガ ミ IST 千陽( M A G I R I K 21 6 写 真 左: 在 宅 生 活 の 高 齢 者 が 避 他にも全国から届いた様々な支援物資を整理し、 難 し て い る と い う こ と も あ り 自 名取市にある避難所に物資を届け避難されている ションが傾いて住めなくなった高齢者が避 災による津波で家を失った方、地震でマン 施設 宮城野の里」という施設内に設置し て あ る 避 難 所 で し た。 そ こ で は 今 回 の 震 医療相談、法律相談など弁護士や医師、看護師が 避難所では「なんでも相談会」と称して就労相談、 だまだ物資が継続して必要な状況を感じました。 生理用品などの消耗品が一番最初に無くなり、ま 今回、僕達2名で被災地派遣として支援 に行った場所は仙台市にある「高齢者福祉 難され生活していました。 など様々な面に困っている方々がいる現状がそこ 方々に配布もしてきました。オムツ、ティッシュ、 その避難所には当初最大で 名の方を受 け入れていましたが、僕達が行った時には にはありました。 立支援を重視した支援を行った。 8名の方々が生活されていました。 相談を受けていました。被災を受け国や市の援助 主な支援内容はトイレの手伝いや食事の準 支援物資を届けに行く途中で宮城県内の中でも 被害が大きかった石巻市の現状も見る事が出来 写真右:被災し、特養入居が決まっ も手伝ってあげるのではなく今後も在宅で 戦争でもあったみたいに思える光景でした。石巻 いう高台にあがると、見渡す限りの景色が灰色で た。石巻市では町に入った瞬間から生臭い臭いが た利用者の一時帰宅同行時の写真 の生活、自立支援という事を視野に入れな 港近くの方々は必死でこの山を登って避難し、津 「帰るのは恐らくこれが最後だろ がら関わっていかなければならなく、相手 実際に被災地の方々との関わりの中で 「 地 震 は 怖 く な い。 役 に 立 つ 物 が 残 っ て、 段から防災意識を高く持つ事が大切であり、日頃 僕達の住む余市町も海の町であり、今回の様な 津波がきた場合には利用者を守る立場の僕達が普 た。 そこからまた生活出来るからね。しかし津 援が必要」という言葉を耳にするがまさにその通 切だと感じました。テレビ等で聞く「継続した支 の訓練についても、もっと真剣に取り組む事が大 いつまでもメソメソしてられない」 「今ま でずっと持ち家で暮らしてきたから、これ から初めてアパート暮らしになるのは正直 不安だよ」 「うちなんて父さんがデイサー ビスに行ってたから私1人で逃げる事が出 来たんだ。もし父さんが家にいたら一緒に 逃げる事なんて出来ないから、二人とも一 緒に津波にのまれていた」など生々しい当 時の様子が伺える話しを聞かせていただき ました。 が出来るのだと強く感じました。 あっても手を取り合い結ばれる絆で支えていく事 から来る支援者と触れ合う事でこうやって被災が 今回の被災地派遣で僕達が何の役に立ったかは 正直わかりません。ただ実際に現地の方々や全国 来るのかこれからも考えていきたいと思います。 援を継続していく事、その為に今自分達に何が出 りだと感じました。その時だけでなく長い目で支 後列中心(白いタオル) :菊地 健 係長 食べる箸もない。でも起きてしまった事に 波は何もかも持っていってしまう。ご飯を じました。 波で町が飲まれていく姿を見ていたと聞きまし 充満していました。町を一望出来る「日和山」と 前列左端(黄色のタオル) :成田 正和 係長 う」という言葉が印象的だった。 利用者と記念撮影 のペースに合わせる事の大切さも改めて感 宅での生活をされていた方々であり、何で ここに避難されている方々は全員が元々在 備、 洗濯、 掃除、 コミュニケーションでした。 23 マルセロさん クリスタルリン・ 年先輩である)シェリルさん、シェラリン ろ う と 思 う。 あ と、 (介護福祉士候補の一 の笑顔を見ると元気をもらえ、明日も頑張 シ:毎日が楽しい。疲れている時も利用者 ―楽しいと思う事は? ら勉強も頑張っています。 べたりしながらやっている。仕事の為だか 『縁って不思議なものですね』 ビューをしました。 立ち上げた平野さんと福谷さんに、インタ 者を楽しませています。この『心の会』を したりと様々なことをご提案いただき入居 会』の方々。歌を一緒に唄ったり体を動か 月 に 1 回、 施 設 に 入 居 者 と お 話 す る ボ ラ ン テ ィ ア に い ら っ し ゃ っ て い る『 心 の わからない事は同僚の職員に聞いたり、調 さん、そして武藤ビクトリアさんが色々と お二人は長年のお付き合いで、昭和 年 に余市町にてお家が隣同士となり、家族の 日本の事を教えてくれ、一緒に過ごしてい て楽しい。 になってたくさんのパワーを頂いて帰って います。 護福祉士になって日本で働きたい。コミュ シ: 日 本 人 に な る こ と( 笑 )。 や っ ぱ り 介 ―将来の夢は? て食べた天ぷらはおいしかった。 楽しいし、食べ物もおいしい。日本で初め しい。あと、日本の文化に触れられる事も 付き合いがあり、当施設職員だとわかりそ 近所で小さいお子さんとそのお父さんとお たいと思い始めました。ちょうどその当時、 に行くようになり、何か施設に恩返しをし 今から 年程前に、福谷さんのご主人が フルーツ・シャトーよいちのデイサービス 切るまで勇気がいり何年もかかりました。 ―― 余市に来てからも「何かしたいね。」 と話してはいたもののボランティアに踏み 帰ったときに二人で あります。けれども心の通いがないと感じ、 の学習会等で何件もの施設を回ったことが と勉強になりました。他にもボランティア は優しくてこういうふうにやればよかった した。けれども施設に来てからそれは間違 イライラして厳しく当たったこともありま 以 前、 自 分 の 家 族 が 認 知 症 に な っ た と き、家族だからついつい見ていられなくて ニケーションに自信を持てるよう頑張って んな話をしてみました。そうしたら、すぐ は行きたくない と 」 口を揃えた施設やさら には私達が来ると知って普段やっていない ような存在 と. 話されるお二人。 勉強したい。 に施設に来てほしいとの話しを頂き、施設 ことを行いボロを出している施設さえもあ ク:職員や利用者の皆さんがやさしくて楽 ク:介護福祉士になりたいが、試験は3年 に行ったのです。自分のためになる、結局 りました。ボランティアに行くと普段やっ シ:コミュニケーションが一番大変。質問 ―仕事をしてみて大変だと思った事は? と思った。 (EPAの制度で)日本に来るチャンスだ シ:介護の仕事が好き。日本の介護にも興 ―日本で仕事をしたいと思った理由は? 注:シはシェリリン、クはクリスタルリン。 た2人。近況をインタビューしました。※ ました。半年が経過し、仕事にも慣れ始め 設へ着任してから今年5月で半年が経過し 月に当施 後でまだ実感は沸かない。今は、一日一日 は自分の行く道と思い大それた考えではな ていないことは必ず分かります。フルーツ・ ン・ビラミンさんの2人が昨年 味があったので日本で働きたいと思った。 が勉強だし、一日一日が楽しい。これから く、施設に足を運んだのが始まりでした。 ると入居したということが安心に繋がって 今ではボランティアが自分たちの生きがい 家 族 の 体 調 不 良 等 で 集 ま る の は 6、7 名。 【次号②へ続く】 さんに伝わっているのだと感じます。 シャトーよいちで、入居者とお話をしてい 絶「対にあんな施設に いだったんだと思いました。ここの人たち ク:日本の文化が好きで介護の仕事も好き。 も一日一日を大事に楽しく過ごしたい。 『心の会』のメンバーは区会等で自発的 に「仲間に入れて」と賛同してくれた仲間 された事にきちんとした答えを返す事が難 しい。わからない時は同僚の職員に聞いて 対応している。 8 10 11 ク: コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン と 漢 字 が 難 し い。 からも見守って頂きたい。 地道に努力を重ねる、 一日一日を精一杯、 そんな健気な彼女達。第一次フィリピン人 心の会 左:平野さん、右:福谷さん いて、施設職員からの愛情もしっかりと皆 48 達。全員で 名いますが、皆さん高齢やご ビラミンさん 介護福祉士候補の2人共々、彼女達をこれ 第2次フィリピン人介護福祉士候補生の シェリリン・マルセロさんとクリスタルリ シェリリン・ うに、民生委員さんや老人クラブ、町内会の方 たり、高齢者がより暮らしやすい地域になるよ 川島隆太教授の研究により専門的に開発さ 計算が脳を活性化させるという、東北大学・ 行っています。これは、読み書きや簡単な 月 日から 日 特 別 養 護 老 人 ホ ー ム フ ル ー ツ・ シ ャ トーよいちでは、東京のNPO法人メイア イヘルプユーに依頼し、 にかけて第 者評価を実施致しました。今 回の評価は、平成 年に初めて評価を受け て以降、4回目の評価となりました。 今回の評価には、メイアイヘルプユーの 代表理事で、日本社会事業大学大学院教授 障害者福祉のソーシャルワーカーを長年経 改善の取り組みを現在始めたところです。 でもある、新津ふみ子氏と、社会福祉士で 験された要厚子氏の2名により実施されま 動評価と今後の方向性を検討し、事業計画に において重要な、事業の計画とその実行・活 また、事業計画の継続的な管理・推進につ いて指摘がありました。特養全体の取り組み した。 月 日は入居者 名 家 ・ 族 名の 名の方々に聞き取り面接が行われ、 日目は経営者層として、本荘副施設長と玉 沿った取り組みを進め、内容の進め方やスケ 計 置援助課長、阿部援助課長補佐が聞き取り ジュール設定を実施し、年度末には具体的な 養全体の運営状況について調査が行われま しても、聞き取り調査が行われるなど、特 の午前には、援助係長などリーダー層に対 この評価内容は、法人ホームページで公開 する予定であり、当施設の現状を広く周知し です。 活動成果が得られるよう取り組んでいく所存 日目の午後と した。 す。また、施設だより、家族会だよりなどで 調査を受けました。 今回の主な評価内容はケアプラン作成過 程におけるアセスメント方法や、職種連携 も周知するよう検討しております。 てもらう取り組みとしたいと考えておりま の根幹となるケアマネジメント全般につい さらに、事故予防・防止の観点から、ま ず事故定義の整理と、ヒヤリハット事例の できるよう、対応して参りたいと考えており 員の意見を運営にしっかり反映させることが て専門的で厳しい評価を受けました。 分析も必要との指摘がありました。これに ます。 更に、評価結果は、全職員に配布し、感想 をレポートさせる予定です。その中からの職 ついてはヒヤリハット事例の検討、アセス メントの見直し、プラン化へ繋げるような 評価結果の報告会の様子 平成十九年に余市町から委託を受けて始まっ た「余市町地域包括支援センター」は、高齢者 のあらゆる問題や生活の支援の相談窓口となっ などとも関わりながら暮らしを支えてまいりま れた教材を使った学習を、サポーターさん 14 日目 2 ております。 す。 とで、脳の老化を防いでいこうとするもの 16 6 3 内容は、介護保険に関わる事を始めとして、 高齢者の虐待防止や早期発見、成年後見制度の 介護保険では、要支援1・要支援2と認定さ れた方の支援計画を作成して介護予防サービス です。毎週水曜日の午後に1時間程度の学 2 8 活用により、高齢者の方の権利を守るように援 を利用していただいたり、介護認定が必要にな 習と懇談を行います。参加費用は、教材費 3 13 助する事も行っております。また、地域のケア るおそれのある方に対しての、予防のための支 として1回二百円となっています。 列横三列に並べ、その細いこうしを跨ぎな 2 マネージャが円滑に仕事が出来るように支援し 援も行っております。 三つ目には、同じく町の主催となります が、 『ふまねっと教室』として十二月から により筋肉に自然な負荷がかかるため、自分の がらいろいろなパターンのステップを踏む 15 2 とコミュニケーションをとりながら行うこ その一つとして、水泳協会の指導のもと、 月から 月にかけて毎週土曜日に『プールでウ cm四方のマスを縦八 ペースでゆっくり歩くだけで脂肪を燃やすだけ という、北海道教育大学釧路校の北澤一利 行われるもので、 の十分な運動が出来るためのお手伝いを、町内 准教授が考案した介護予防運動を、隔週の 参加費用は一人1回百円となっていますの のサポーターさんと共に行っています。参加費 す。 みてはいかがでしょうか。 で、冬の運動不足の解消のために参加して 『脳の健康教室』と題して町主 二つ目には、 催 で 行 わ れ て い る、 く も ん の 脳 の 健 康 教 室 を 14 左から、小畑勝裕(管理者) 牧野至(ケアマネ) 小倉秀子(看護師) 安田伸子(社会福祉士) 水曜日の午後に1時間半程度 行ないます。 オーキング教室』を行っております。水の抵抗 5 用は、一回1時間程度で一人百円となっていま 50 9 年 日の東日本大震 編集後記 月 11 か月が過ぎました。 地震・ 4 23 す。 今も多くの人々が避難生活を余 儀なくされ、懸命に復旧に取り組 た方々に深い哀悼の意を表しま し上げますと同時に犠牲になられ この未曾有の大災害により被災 された方々に、心からお見舞い申 くの人々が被災しました。 時に発生し東北・関東の地域の多 津波・原発事故と3つの災害が同 平成 災から 3 ミニアロマ講座 (第3回) ~ユーカリ編~ ユーカリ(学名:ユーカリプタス グ ロブルス)の木は最も高い樹木の一つで 300を超す種類がありますが、その中 でも最も有名な種類のユーカリプタスグ ロ ブ ル ス 種 は、 1 0 0 m く ら い ま で に 成長します。 この木の特徴としては、湿った土壌か ら大量の水を吸い上げるので、土地の水 はけを良くし、良質の風土を生み出すの に役立っていますが、ユーカリの周りに 多くの皆様のご協力に厚くお礼申し上げます。 だきました。 様 様 様 様 様 様 様 様 様 様 (余市町) (札幌市) (札幌市) (古平町) (古平町) (古平町) (余市町) (札幌市) (余市町) (小樽市) ご 寄 付 を い た だ き ま し た、 全 て の 皆 様 に 厚 く 御礼申し上げます。 黒川女性会 鹿光学習センター 総合健康推進財団 堀 雄二 山口 文彦 村井 芳男 ビクター民謡舞踊 藤重希会 札幌医科大学 フルーツ シ ・ ャトーよいち家族会 市立小樽病院高等看護学院 た。 る備えについて考えさせられまし き合っていくべきか、災害に対す たちは自然に対してどのように向 の無力さを改めて感じました。私 被災地の現実を目の当たりに し、自然の力に対する畏怖と人間 の報告会が行われました。 すが、職員会議においても第一陣 害派遣として職員を派遣していま 記 事 中 に も あ り ま し た が、 フ ルーツ・シャトーよいちからも災 方も多いと思います。 ちたいという思いを持たれている み復興に向けての長い道のりを歩 み始めています。今も何かの形で させて頂きました。 平 成 年 月 ~ 月 末 ま で に に 寄 付 金・ 寄 付 物 品 を い た だ き ま し た 方 で、 広 報 誌 へ の 掲 載 に ました義援金は関係機関を通じ被災地へ送金 少しでも被災された方々の役に立 1 ついてご同意いただいた方のみ掲載させていた 行事などの機会を通じて集めさせていただき 6 生育している他の植物の成長を阻止する ことによって身を守るという性質もあり ます。 ユーカリは、スッキリとした中にも甘 みがあり、染み透るようなウッディー調 の香りで、強力な殺菌作用と抗ウイルス 作用によってインフルエンザなどの呼吸 器系の感染症の予防に効果があり、去痰 作用により痰をきり、鎮痙作用により咳 を鎮める効果が高いと言われています。 スキンケアでは、抗菌作用により細菌 の増殖を防ぎ、治りにくい傷の再生を助 ける。又、フケ予防にシャンプーなどに 入れると効果的であると言われていま す。 東日本大震災義援金ご協力のお礼 23
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