衛一7 [050101] 広汎性慢性歯周炎患者に対するモチベーションの効果 医療法人社団清葉会 木村歯科医院(東京都国立市) O佐藤 ゆかり、木村 博幸 ACaseReport:TheE撰ectonMotiv歌tion£orGeneralizedChronicPeriodontitisPatien七 Medica1Corpor&七ionSeiyouk&iKimur&Dent段1Clinic O Yhk&ri Sato,Hiroyuki Kimura キーワード:モチベーション、ホームケア、メインテナンス 【はじめに1歯周治療を行うにあたり、轡、者自身にも治療に参加してもらうことは非常に大切なことだが、術者 の一方的な治療で逓院が途絶えてしまうケースも少なくない。本症例報告では、ホームケアには非常に無関心で 現状になるまで歯科にはかからず放置していた患、者に通院を定薦させ、治療に参加し定期的なメインテナンスに よって安定した経過が得られている症例について報告する。 【初診】患者:54歳男牲初診閏:2003年9月2姻主訴混p急性発作により来院 既往歴:前医にて10∼麺嘩位前に型度ηを抜歯 現症:匡に発赤、腫脹が認められ、臼歯部には分岐部が露出し根癒カリエスが顕著、辺は動揺3度で保存疑閥 喫煙経験:20年前まで喫煙、その後現在まで禁煙している。 【診査・検査所見】 1) 口腔内所見:歯肉退縮が著しく、歯間乳頭は消失しており上顎前徽部はフレアアウトを起こしていた。全顎 にわたりプラーク、歯苓が認められた。BOPは41%、PCRは93% 2)X線所見:全顎にわたり骨欠損が認められた。上下大臼歯部に分岐部病変を認め、匿と「ぎには垂直性骨欠損が 認められた。 【診断】広汎性慢性熊周炎 1治療誹画】1)徽周基本治療浬B王、SRP 2)再評価 3)カリエス処置 4)メインテナンス 【治療経過】 2003年9月∼ワンタフトブラシで1歯ずつ磨く、TBIと同時にスケーリングを行う。 2003葎11月∼ルートプレーニング開始。匿は暫間圏定を行った。 2004年6月∼再評価度の暫間園定を除去、自然挺出をはかる。 2004年8月∼ 匿のExtrusion開始。 200護年9月∼カリエス処欄。 2005年4月∼清掃性を考慮するため、匝欠損部にレジンポンティックを装着。 2005年5月∼メインテナンス開始 2006年8月∼補綴処置 【考察・まとめ】 初診時、瞳は保存可能とは考えていなかったが、愚者が保存を強く希望したため抜歯せずにモチベーシ欝ンに 活用した。現在では動揺はわずかで補綴処澱を行い、2ヶ月毎のメインテナンスで経過観察している。また、欠 損部に関して、補綴処置を希望していないため、溝掃性を考慮しレジンポンティックを採用した。愚者も歯問ブ ラシがあてやすいと感じてくれた。 一236一
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