コートの友

北海道南空知高校テニス版
コートの友
北海道高等学校体育連盟南空知支部テニス専門部
第一部
マナー(Manner)
たずさ
携 わるすべての人々が、ルールを正しく理解し、良心に根ざすモラルに基づいて公正
で真摯な態度を心がけることにより、そのテニストーナメントが全員にとって価値あるも
つちか
のになるように、またテニスを通して健康な心と体を 培 うことができるように願って、
以下を記します。
しんし
1
プレーヤーのみなさんへ
1)基本的な心得
① ルールを正しく理解しておきましょう。
② 試合に勝つためにベストを尽くしましょう。
③ モラルに基づいて行動し、フェアプレーに徹しましょう。
④ 同じコート上で1試合の時間を共有する相手プレーヤーを尊び、その敬意を態度で
たた
表しましょう。また、試合終了後は、結果にとらわれることなく、健闘を讃え合って
握手を交わしましょう。
⑤ トーナメントに関わるすべての人に対して礼儀を尽くしましょう。
2)試合中の心得
① インプレー中に、タッチ、ノットアップ、ファウルショットなど、プレーヤー自身
が審判員よりも認知しやすい事実が発生し、そのことに審判員が気づかなかった場合
は、たとえそれが自分に不利になるようなことでも自発的に申告して、失点を受け入
れなければなりません。これは、セルフジャッジの試合で、相手が気づかない事実が
発生した場合も同じです。
さまた
② 隣り合ったコートで試合が進行しているときには、互いのコートのプレーを 妨 げ
ることがないように気遣いましょう。また、インプレー中のコートの後ろは、決して
横切ってはなりません。
③ 第1サーブが明らかにフォールトの時は、ネットを越して返球することがないよう
に心がけましょう。
④ 審判員、ボールパーソン等に感謝し、敬意をはらいましょう。
2
観客のみなさんへ
1)プレーヤーへの配慮
① インプレー中の声援や拍手はおやめ下さい。
② インプレー中の観客席で、プレーヤーの視界に入る位置での移動や、大きな音や声
を発するなどの行動を慎しんで下さい。
2)惜しみない拍手と「温かい沈黙」
敵味方に関わらず、良いプレーには惜しみない拍手を贈りましょう。また、エラーに
かっさい
対しては、くれぐれも拍手喝采を慎み、特にダブルフォールトは「温かい沈黙」で見守
りましょう。
(平成18年4月)
「北海道南空知高校テニス版コートの友・第一部マナー」は、「コートの友・第一部
うた
マナー」に謳われた精神を尊重しながら、高校生にも理解しやすく簡潔な文章に書き改
めたものです。また 、「テニス規則」「倫理規定」などに重複して規定されている条項
はんちゅう
は、
「マナー」の範 疇に入れるべきではないと考え、これを除外しました。詳しくは、
北海道南空知高校テニス情報のホームページに掲載した「高校生のための審判・ルール
教室・第15回・マナー」をご覧下さい。 ( 文責 栗山高等学校 佐々木雄介 )