第 6号 4月11日 個の可能性を広げる部活動

校長だより第6号 平成 28 年 4 月 11 日
個の可能性を広げる部活動
1
部活動紹介
生徒の自主的、自発的な参加により行われる部活動については、スポーツや文化及び科学等に親しみ、
学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養、互いに協力し合って友情を深めるといった好ましい人間関係
の形成等に資するものであるという意義があります。さらに部活動は、学校の授業や実習等で学習した
ことなども踏まえ、自らの適性や興味・関心等を寄り深く追求していく機会であります。そのためには
学校の教育の一環として、授業や実習、特別活動等の学校教育活動と関連を図りながら実施していくこ
とが必要で、部活動を通して学ぶことや身につける能力や態度はたくさんあります。生徒が様々な集団
に所属して活動することによって、生徒の人間関係も多様になり、生活経験も豊富になるなど他の教育
内容とは異なる意義があるのです。部活動や家庭クラブ活動、そして本校の特徴である農業クラブ活動
などのホームルームや学年、学科等の枠を超えた集団による活動に多くの新入生が積極的に挑戦してほ
しいと思っています。
今日の発表者は、生徒会長が部活動加入率100%を目指していますと話をし、全員がノーペーパー
で自分の思いを伝えてくれていました。
美術部
JRC 部
吹奏楽部
柔道部
2
新入生オリエンテーション
学年主任の藤田先生から 8 つの学年としての目標、そして山根教頭先生からから次のような話をして
いただきました。
○教頭より新入生の皆さんにお話ししたい 2 つのこと
今年度の本校のスローガンは、
「チーム松農 新たな学校文化の創造へ ~高めよう!学力・マナー・愛校心~」です。この内容について、少しお話しし
ます。まず、チーム松農は生徒の皆さんと私たち教員が一体となった一つのチームであるということです。次のフレーズです
が、現在の学校の文化として定着していることは、気持ちの良い挨拶ができる、きちんとした服装、朝読書、活発な部活動、
きれいな教室などがあります。この学校文化に「新たな」の部分は、今できている学校文化をいつでもどこでもできるという
ことや、言葉遣いなどけじめをもって先生方に接しようということです。
高めようとする1つめは、しっかり勉強して学力を身につけ、それが検定や資格の取得につながり、自分の進路を実現する
こと、2つめは社会に通用するマナーを身につけよう、3つめは松江農林高校はいい学校だよ、ということを友達や保護者の
方や地域の方へ自信を持って言えること、誇りを持つということです。
これから機会あるごとにこのスローガンを口にして、確認しながら学校生活を送ってほしいと思います。
次に「毎日、最低1時間の勉強」についてお話しします。
「たった最低 1 時間の勉強なんて」と思う人がいるかもしれません。確かに時間は短いと思いますが、毎日続けることは案
外難しいと思います。なぜこの話をするかというと、以前勤務していた学校に寮がありまして、その生活時間に夜の 9 時から
10 時までは毎日勉強時間になっていました。ほとんどの生徒が運動部に入っていましたので、練習が終わって帰ってくるのは、
勉強時間直前ということもしばしばあるのですが、夕食も食べずまず勉強をしていました。もちろん腹が空いているだろうに
と思い間ながら見ていましたが、じっと我慢してまず勉強しています。この積み重ねが、3 年後には結果として現れ、国公立
の大学、警察や消防署などの公務員、自分の希望する就職など第一希望の進路に決まっていました。
スローガンにも高めよう学力とあります。学力を高める一歩として、毎日 1 時間以上の勉強を皆さんにお勧めして私の話を
終わります。
次の 2 項目について、ホワイトボードに書きます。
「チーム松農 新たな学校文化の創造へ ~高めよう!学力・マナー・愛校心~」
「毎日、最低1時間の勉強」
華道部
バドミントン部
野球部