約 要 試験委託者 環境省 麺 ソルビタンモノオクタデカノアートのオオミジンコ(加ρ肋珀朋即a)に対する繁嬉試験 試験番号 A O40563 試験方法 本試験は,O E C D化学品テストガイドラインNo・2U rオオミジンコ繁殖試験」 (1998) に準拠して実施した。なお,本被験物質は水に難溶であるが,その構造から界面活性作用を有 すると推測されるため,被験物質の分散液を試験液として暴露を実施した。 1) 暴露方式 半止水式(毎日試験液の全量を交換) ︶ 2︶3 水面をテフロンシートで被覆 暴露期間 21日間 試験濃度(負荷率事) : 対照区,5.oo,16.0,50.0,160,500mg/L 公比:3.2 *Loadingrate:水性画分(WAF,Water− acco㎜odated fraction)の調製の際に用いられる被 験物質と水の重量対容積比 4 ﹁D 6 7 8 ︶ ︶ ︶ ︶ ︶ ︶ 9 試験液量 : 80mL/容器 連数 10容器/試験区 供試生物数 10頭/試験区(1頭/容器) 試験温度 20±1℃ 照明 : 室内光,16時間明(8001ux以下)/8時間暗 分析法 高速液体クロマトグラフィー質量分析(L C/MS) 一7一 結 果 1)試験液中の被験物質濃度 分析の結果,試験液中の被験物質濃度は,試験液調製時において0.353∼26.1mg/L,換 水前において0.0454∼2L6皿g/しであった。濃度減少の主な原因は生物への移行および, クロマトグラム上のピークの割合が変化していることから被験物質の変化が考えられた。 参考データとして負荷率も用いた。なお,算出された結果には純度補正値を付記した。 2)21日間暴露後の結果 (mg/L) 親ミジンコの半数致死濃度 (LC50) [純度補正値] 1.82 0.995∼4.10 [0.830ユ [0.454∼L87] 1.44 く EC50 〈 4.65 50%繁殖阻害濃度(EC50) 最大無作用濃度(NOEC) 95%信頼区間(mg/L) [0.657〈EC50(2.121 算出不可 1.44 [0.657] 4.65 最小作用濃度(LOEC) [2.12 ] (皿9/L) 負荷率 親ミジンコの半数致死負荷率 (LL50) [純度補正値] 17.3 7.13∼31.7 [7.89] [3.25∼14.5] 16.0 〈 EC50 〈 50.0 50%繁殖阻害負荷率(EL50) 最大無作用負荷率(NOELR) 最小作用負荷率(LOELR) 95%信頼区間(mg/L) [7.30〈EC50〈22.8] 16.0 [7.30] 50.0 [22、8 ] 一8一 算出不可 一一﹃﹃一 測定値
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