平塚市シティプロモーション業務委託公募型プロポーザル実施要領 1 目的 この実施要領は、平塚市シティプロモーション業務委託先事業者を公募型プロポーザル方 式で選定する手続きについて、必要な事項を定めるものとする。 2 プロポーザル実施の趣旨 本市は、温暖な気候や豊かな自然環境に恵まれているとともに、文化、産業、都市基盤、 市民活動などの地域資源が充実している。その一方で、種々の調査結果によれば、本市の対 外的な都市イメージについて、本市の魅力が十分に伝わっていない現状がみられる。また、 本市の人口動態を見ると平成22年をピークに減少傾向に転じており、今後ますます人口減 少や高齢化が進展することが危惧されている。こうした状況の中、本市では「選ばれるまち」 を目指し、平成27年11月に「平塚市シティプロモーション指針」を定めたところである。 本プロポーザルは、指針において重点取組分野として掲げた本市の「都市イメージの向上」 及び「定住促進の魅力発信」を進めるため、知識・経験・技術を有する事業者から提案を求 め、本委託業務に最も適した者を選定するために実施するものである。 3 委託概要 (1)件名 平塚市シティプロモーション業務委託 (2)委託内容 別紙1「平塚市シティプロモーション業務委託 仕様書(案)」のとおり (3)委託期間 契約締結日から平成29年3月31日まで (4)委託限度額 10,000,000円(消費税及び地方消費税を含む) 4 参加者の資格要件 (1)本プロポーザルに参加しようとする者は、次に掲げる資格を満たしている事業者であ ること。 ア 平塚市契約規則(昭和39年平塚市規則第32号)第18条第1項及び第2項の規定 に該当しない者であること。 イ 平成27・28年度平塚市競争入札参加資格者名簿に登録している者であること。 ウ 地方自治法施行令第167条の4に掲げる者でないこと。 エ 公募日から受託候補者として特定されるまでの間に、平塚市一般競争入札参加停止及 び指名停止等措置要領に基づく停止措置を受けていない者であること。 オ 平塚市暴力団排除条例(平成23年平塚市条例第9号)に定める暴力団員等、暴力団 経営支配法人等又は暴力団員等と密接な関係を有すると認められる者でないこと。 カ 神奈川県暴力団排除条例(平成22年神奈川県条例第75号)第23条第1項又は第 ~1~ 2項の規定に違反しない者であること。 キ 2年以内に銀行取引停止処分を受けている者でないこと。ただし、会社更生法(平成1 4年法律第154号)に基づく更生手続又は民事再生法(平成11年法律第225号)に 基づく再生手続(以下、「更生手続又は再生手続」という。)の開始決定を受けた後、再度 「(1)」に規定する入札参加資格を有することとなった者を除く。 ク 前6箇月以内に不渡手形又は不渡小切手を出していない者であること。ただし、更生手 続又は再生手続の開始決定を受けた後、再度「(1)」に規定する入札参加資格を有するこ ととなった者を除く。 ケ 債務不履行により所有する資産に対し、仮差押命令、差押命令、保全差押又は競売手続 の開始決定がなされている者でないこと。 コ 事業税並びに消費税又は地方消費税のいずれも滞納している者でないこと。 サ 平成18年度から平成27年度において、公官庁または民間事業者が発注したプロモー ション業務の受託実績を有していること。 (2)参加資格の基準日 参加資格の基準日は、参加申請書の提出日とする。ただし、参加資格の確認後から受託 候補者の決定日までの間に参加資格に関する要件を欠く事態が生じた場合は、失格とする。 5 選定スケジュール 内容 提出期限等 公告・参加申請書受付開始 平成28年3月25日(金) 1次審査(参加申請書提出)締め切り 平成28年4月 1次審査結果通知 平成28年4月11日(月) 質問(企画提案書等作成に関して) 随時 質問についての回答公表 随時(平塚市ホームページ上で回答を公表) 2次審査(企画提案書等提出)締め切り 平成28年4月20日(水)午後5時まで 2次審査結果通知 平成28年4月21日または22日 3次審査(プレゼンテーション) 平成28年4月26日(火) 8日(金)午後5時まで 3次審査結果通知(=受託候補者の決定) 平成28年5月 2日(月) 契約締結 2日(月)以降 平成28年5月 ※受付時間は、土曜、日曜及び祝祭日を除く、午前9時~午後5時とする。 審査結果は、文書及び電子メールにより通知する。 6 審査 (1) 1次審査(参加資格の審査) ア 提出書類 (ア)参加申請書(様式第1号) (イ)参加資格に関する届出書(様式第2号) (ウ)類似業務受託実績一覧(様式第3号) ~2~ (エ)様式第1号、第3号で記載した添付書類 イ 提出方法 14に記す事務担当へ提出すること。なお、郵送の場合は、提出期限までに到達するこ と。 ウ 提出部数 2部(正1部、副1部) (2) 2次審査(書類審査) ア 提出書類 (ア)企画提案書(様式自由、ただしA4サイズとする。)(7に記す「企画提案書の内容 について」を参照の上、作成すること) (イ)業務実施のセールスポイント(様式自由、ただしA4サイズとする。) (8に記す「業 務実施のセールスポイントについて」を参照の上、作成すること) (ウ)統括責任者及び業務実施体制(様式第4号) (エ)見積書(様式第5号) イ 提出方法 14に記す事務担当へ提出すること。なお、郵送の場合は、提出期限である4月8日 午後5時までに到着すること。また、提出期限までに企画提案書を提出しなかった場合 は、失格とする。 ウ 提出部数 11部(原本1部、写し10部) エ その他 (ア)2次審査は、企画提案書を提出した者(以下、「企画提案者」という。)が6者以上 の場合に実施する。なお、企画提案者が5者以下の場合は、全ての企画提案者を3 次審査の対象とする。 (イ)著作権は、企画提案者に帰属する。 (ウ)企画提案者は、本市が企画提案書の内容を公表することについて、承諾するものと する。 (エ)本市は、本業務の受託者の選定を行うために必要な範囲において、企画提案書等を 複写することがある。 (3) 3次審査(プレゼンテーション) ア 実施日及び会場 (ア)実施予定日 (イ)会 イ 場 平成28年4月26日(火) 2次審査の通過者に対し、別途通知する。 プレゼンテーション時間 企画提案書等に基づき、45分(提案の説明30分及び質疑応答15分)以内 ウ 注意事項 (ア)プレゼンテーションは、企画提案書等を受け付けた順に、個別に実施する。 ~3~ (イ)提案説明の際にプロジェクター等を使用する場合は、事前に連絡すること。 (ウ)プレゼンテーションに参加しない場合は、失格とする。 (エ)原則として統括責任者がプレゼンテーションを行うものとする。 (オ)本市は、本業務の受託候補者の選定を行うために必要な範囲において、企画提案書 等を複写することがある。 7 企画提案書の内容について 本市では、平成28年度から平成30年度までの3年間をシティプロモーション重点取組 期間と位置付け、主に「都市イメージの向上」と「定住促進の魅力発信」に取り組んでいく ことを予定している。うち、都市イメージの向上については、本市イメージの全般的な向上 の他、 「本市に住みたい、訪れたい」という気持ちを喚起させる特定のイメージ(=都市ブラ ンド)の構築を目指していく。 当業務委託の業務内容は別紙仕様書案のとおりであるが、当プロポーザルでは「ブランデ ィング活動」と「魅力発信活動」を中心に審査を行うこととし、次の項目について企画提案 書を作成すること。 (1)ブランディング活動に関すること ア 「海岸エリアの魅力、湘南」をテーマにしたブランディングの提案 「海岸エリアの魅力、湘南」をテーマに本市が今後ブランディングを行っていくとした 場合、どのようなブランディング活動をしていくべきか、次の項目により提案すること。 ・ 訴求するブランドイメージの内容 ・ 活用する本市の地域資源 ・ ブランディングに当たり新たに必要な魅力づくり(当委託業務の範囲外での実施を 想定した魅力づくりの提案も可とする) ・ ブランディング活動3年間(平成28年度~30年度)の工程表(各年度で取り組 むべき事項等を記載すること) イ 自由テーマによるブランディングの提案 「海岸エリアの魅力、湘南」以外に、 「住みたいまち、訪れたいまち」を実現するための 訴求力が強く、且つ実現可能性があるブランディングテーマを選定し、どのようなブ ランディング活動を行っていくべきか、次の項目により提案すること。 ・ テーマ名 ・ テーマ選定の理由 ・ 訴求するブランドイメージの内容 ・ 活用する本市の地域資源 ・ ブランディングに当たり新たに必要な魅力づくり(当委託業務の範囲外での実施を 想定した魅力づくりの提案も可とする) ・ ブランディング活動3年間(平成28年度~30年度)の工程表(各年度で取り組 むべき事項等を記載すること) ~4~ (2)魅力発信活動 ア 本市情報のマスメディアでの露出増加 当該業務を受託した場合、テレビ、雑誌、新聞、ラジオ等のマスメディアにおいて、本 市に関する情報の露出を増加させるため、具体的にどのような活動を行っていくか提案す ること。 イ 本市情報のソーシャルメディアでの流通増加 当該業務を受託した場合、フェイスブック、インスタグラム等のソーシャルメディアに おいて、本市に関する情報の流通を増加させるため、具体的にどのような活動を行ってい くか提案すること。 8 業務実施のセールスポイントについて 次の業務各々について、企画提案者が当該業務で発揮できる強み、セールスポイントに関す る資料を作成すること。 ブランディングテーマの提案及び戦略立案 イ マスメディア及びソーシャルメディアを活用した魅力発信活動 9 ア 統括責任者及び業務実施体制について 本業務の実施に当たっては、本市との各業務の協議・調整や業務の進捗を管理する統括責任 者を配置するものとし、様式第4号「統括責任者及び業務実施体制」及び添付資料を作成し、 統括責任者のこれまでの主な実績や業務実施体制について明らかにすること。 10 評価及び選定の方法 (1)本プロポーザルにおける3次審査 ア 本プロポーザルにおける3次審査は、平塚市シティプロモーション業務委託に係るプロ ポーザル選定委員会(以下、「選定委員会」という。)」において行う。 イ 企画提案書等の内容について、受託候補者選定基準に基づき審査し、本業務の受託者と して適すると認められた者を選定する。なお、受託候補者以外の者についても、得点数の 高い者から順位を付する。 ウ 選定結果は、3次審査の対象となった全ての企画提案者に対し、文書及び電子メールに より通知する。 エ 選定結果についての異議申立ては、受け付けないものとする。 (2)受託候補者選定基準の主な視点(2次審査、3次審査) 別紙「平塚市シティプロモーション業務委託 11 評価基準」のとおり 提案の無効 本プロポーザルの参加者(以下、「参加者」という。)が、次の各号のいずれかに該当した場 合は、選定委員会において審査の上、当該参加者が行った提案を無効とする。 (1)本プロポーザルにおいて提出すべき書類(以下、「提出書類」という。)について、この ~5~ 要領に示した提出方法及び提出期限を正当な理由なく守らなかったとき。 (2)提出書類に虚偽の内容を記載したとき。 (3)4に記した「参加者の資格要件(1)」に掲げる要件を満たさなくなったとき。 (4)見積金額が委託限度額を超えたとき。 (5)この要領に定められた方法以外の方法により、選定委員会の委員その他本市の関係者に 対し、本プロポーザルに対する援助を直接的又は間接的に求めたとき。 12 契約の締結 (1)受託候補者として選定された者と契約締結の交渉を行う。ただし、当該交渉が不調のとき は、10に記した「評価及び選定の方法(1)イ」による順位が高い者から順に契約締結の 交渉を行う。 (2)契約締結の交渉に当たっては、参加者が提案した業務の内容を尊重するが、必ずしも提案 どおりに実施するものではなく、詳細な事項については、改めて協議調整するものとする。 13 その他 (1)本プロポーザルへの参加に係る費用は、参加者の負担とする。 (2)提出書類の作成のために本市から受領した資料等は、本市の承諾なく公表し、又は使用し てはならない。 (3)提出された書類は、企画提案者に無断で本プロポーザルの目的以外の目的に使用しない。 (4)提出された書類は、返却しない。 (5)提出された書類について、平塚市情報公開条例(平成14年12月20日 条例第24号) の規定に基づき、その内容の全部又は一部を公開する場合がある。 (6)受託者は、本業務の全部を再委託してはならない。 (7)参加者は、参加申請書の提出をもって、この要領及び仕様書案等の記載内容を承諾したも のとみなす。 14 事務担当(企画提案書等の提出先及び質疑受付) (1)担当部署 平塚市 企画政策部 企画政策課 住所 〒254-8686 電話 0463-23-1111 FAX 0463-23-9467 E-mail 平塚市浅間町9番1号 内線2162、2326 [email protected] (2)本プロポーザルに関する質問及び回答方法等 本プロポーザルに関する質問は、企画提案書等の作成に係る質問に限るものとし、評価及び 審査に係る質問は、一切受け付けないものとする。 ア 提出方法 事務担当宛てに、質問書(様式第6号)を電子メールの送信により送付すること。この場 ~6~ 合において、件名は、「プロポーザルに関する質問」とすること。 イ 回答方法 質問があった場合は、平塚市ホームページ上で随時回答を公表する。 ~7~
© Copyright 2024 ExpyDoc