中期経営計画「GLOBAL SWCC 2012」がスタート 「より良い未来を創造すること」それは、SWCC グループの使命であり、責任でもあるという原点に立ち戻り、2010 年 2 月に 2010 ~ 2012 年度の中期経営計画「GLOBAL SWCC 2012」を策定しました。 グローバル化 国内少子高齢化 ・国内市場の縮小 ・国内建設関連需要の減少 低炭素社会の実現に向けた製品開発の推進 当社グループの強みである社会インフラ関連技術や超電導線材、熱電変換素子の技術を核に低炭素社会の 実現に向けた製品開発に取組んでいきます。 鉄道・エコカー・家電の増大 昭和電線グループの概要 鉄道車両・高速鉄道用インフラ 1 電線・ケーブル、車載トランス用端末、防振・制音材料、モーター用巻線 etc. 事業環境の転換期を迎え、新たに基本方針と重点施策を定めました。 電力機器 昭和電線グループの概要 1 ・為替や資源価格の変動幅の拡大 ・世界的な環境意識の高まり ・急激な新興国の成長 3 巻線 国内基盤事業の安定した収益確保 基本方針 海外事業の成長と拡大 エコカー・道路交通インフラ 「GLOBAL SWCC 2012」の重点施策 細径高屈曲ケーブル、ハーネス用アルミ電線、モーター用巻線、給電インフラ関連 etc. 充電ステーション関連 平角巻線 非接触給電 1.国内基盤事業の再構築 2 2 3.低炭素社会の実現に向けた製品開発の推進 1 自然エネルギー・原子力発電の拡大 次世代送電網の構築 風力発電 電線・ケーブル 国内基盤事業の再構築 太陽光発電 需要に見合った体制への見直しは、継続して取組んでいます。 原子力発電 2009 年度の取組み 電線・ケーブル ・精密デバイス向けロール用芯軸子会社の統合 ・細径同軸ケーブルの中国生産移管 ・ワイヤハーネスの拠点集約 ㈱ダイジ伊丹工場閉鎖 ・汎用同軸ケーブルの拠点集約 宮崎電線工業㈱会津工場の閉鎖 ・中部流通センターの移転・縮小 等 スマートグリッド 直流送電 海外で需要拡大が見込まれるエネルギーシステム事業分野では、大きな市場が見込める地域で信頼性の高 い製品を供給できる体制を構築し、事業拡大を推進していきます。 海外の電力・通信インフラ投資の拡大 2009 年度 実績 海外パートナーとの連携強化による海外事業の拡大強化 天津昭和漆包線 売上高 特変電工昭和(山東)電纜附件 電力ケーブル 電力機器 巻線・電力用機器・電子ワイヤ・細径同軸ケーブル・ネットワークソリューション 海外技術スタッフによる開発体制構築 2012 年度 目標 1,600 1,650 営業利益 △0.6 25 55 経常利益 △21.9 10 41 当期純利益 △25.3 8 21 有利子負債 613 600 560 △1.5 % 0.7 % ※ ROA は、 経常利益ベース 海外のニーズにあった製品開発による中国・東南アジア等 新興国での事業拡大 海外市場向けの製品開発 2010 年度 予想 1,413 ROA 4 1 連結業績 巻線・電力用機器の中国拡販 通信ケーブル 熱電変換素子 中期経営計画の最終年度目標 海外インフラ需要の取組み 巻線 原子力ケーブル 環境データ 環境データ 2 熱電変換 超電導線材 今後も、調達機能強化によるコスト削減や国内物流・生産体制の見直しを進めていきます。 4 3 環境報告 環境報告 3 ワイヤハーネス(電子ワイヤ) 新興国での家電の増大 世界に目を向ければ、新興国における電力や通信インフラの拡大、鉄道や自動車、家電の増大、太陽光や 風力などの自然エネルギーの拡大、次世代送電網(スマートグリッド)の構築など私たちがやらなければなら ないことや私たちにしか出来ないことがまだ多くあり、その可能性は無限に広がっています。 SWCCグループのコア技術は、無酸素銅、平角線(巻線)、高圧電力ケーブル、電力用機器のサイコネック ス、光ファイバ、細径同軸ケーブル、免震装置、ワイヤハーネス、ヒートローラ、銅銀合金などの製品に息づ いています。 社会・経済報告 社会・経済報告 2.海外インフラ需要の取込み 3.0 % (単位 : 億円) 2 配当方針 早期復配を実現し、配当性向 30%以上の安定配当を実現できる財務基盤を構築する。
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