「第4回」学校校務員研修会資料 「児童椅子の座板・背板の交換実習」

第4回
学校校務員研修会資料
児童椅子の座板・背板の交換実習
(ダイイチ)
平成24年7月12日
根本小学校
校務員
木曜日
加藤正竹
はじめに
私たち校務員は、学校内の環境整備において大部分を担っています。も
ちろん手に負えない大きな修繕は業者に委託するわけですが、「私は何がで
きるのか」を絶えず模索し、様々な経験をし、より多面的な修繕ができ「何
でも屋さん」「便利屋さん」と呼ばれるようになりたいものです。
「児童椅子の座板・背板の交換」は、私が参加した岐阜県内の校務員の
研修会でも多治見市以外はどの地域でもやっていませんでした。
椅子は劣化していき座面で膝裏の衣服が擦れたりしています。新品に交
換する予算は限られている。子ども達が最も学校で使う備品は児童の机と
椅子です。
この研修会で修繕方法を経験して頂き、各学校で「子ども達のために」
1脚でも修繕、整備して頂ければ幸いです。
参考資料
新品椅子(三原機工)2,552円(教育委員会購入物品)
背板価格:550円
座板価格:850円(ダイイチ、ミクニヤにて購入)
手順
1.見極め
修繕する物と廃棄する物をチェックする。
・溶接が外れている。
・高さ調節ねじが動かない(中折れしているなど)。
・がたつきの修正がきかない。
・フレームが変形している。
2.背板・座板を外す
方法1:リベットを抜いて外す。
・レンチをリベットにあて、金槌で叩き中心棒を抜いて外す(研修時説明)。
方法2:大型ハンマーで叩き打ち抜く(研修時説明)。
注意事項:フレームを曲げない(背もたれ部、下部H部)。
3.取り付け
・前後左右を見極め、座板の位置を決める。
・電ドリルで5mm穴を開ける(旧穴にズレて板が動かないように。穴を開け直すか許容
範囲なら座板の位置を調整)。
・リベットを差し込み金槌で打ち込む(鋲の長さが短いので、しっかり押さえる)。
・私の場合、左奥、右奥、左手前、右手前の順(1個打ち込むたびにズレる場合があるの
で板の位置を確認、調整する)。
4.完成
・がたつき等、不良個所がないか確認。
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修繕方法1
1.レンチを金槌で叩きリベットの支柱を浮き上がらせる。 2.ニッパ等でテコの原理で引き抜く。
3.全ての支柱を引き抜き、裏から金槌で叩くと外れる。 4.新板を置き、前後左右を指幅で確認しながら決める。
5.左奥5mm穴を開けリベットを打ち込む。右奥、左手前、右手前の順で(背板も同様に。1本リベットを打ち込むたびに位置を調
整する)。背板は湾曲しているので穴開け位置を注意(背板穴位置は奥は端、手前は旧穴位置が良い)。
6.完成!わずかなガタつきは、脚カバー底部を金槌で叩くと調整できる。
file://C:\Documents and Settings\校務\My Documents\椅子修繕資料\isushuzen.htm
2012/04/20
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修繕方法2
1.高さ調整ねじを高い位置にセット(注意予防のため)。 2.大型ハンマーで座板、背板を外す。
3.注意、大型ハンマーで叩くとき、背もたれ部に負荷がかかり開く恐れ。H部をハンマーで叩く恐れあり。
4.番線切りでリベットを切り落とす。
以後、「修繕方法1」を参照。
file://C:\Documents and Settings\校務\My Documents\椅子修繕資料\isushuzen.htm
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