奈良県の国際交流員来校 『吐山太鼓踊り』練習進行中

No.12
平成 25 年 10 月 29 日
ホームページで、学校の
発行責任者
様子をご覧いただけます。
奈良市立吐山小学校
校長
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奈良県の国際交流員来校
西岡
敏彦
昼食は給食を共にし、昼休みには、ゲストの
10月25日(金)に、韓国、中国、カナダ、
母国での遊びを教えてもらったり、ゲストの国
フランスの4カ国の出身者が来校してくれまし
の文字を使って自分の名前の書き方を教えても
た。奈良県観光局国際観光課の協力により実現
らったりしました。
とても価値ある学びの時間となりました。吐
した国際交流を行うためです。
奈良県観光局国際観光課は、外国人観光客の
誘致や国際交流に関する事業を担当しています。
そして、国際交流員として来日した外国人の職
員が活躍して事業の一躍を担っています。
4人の国際交流員は、韓国、文
・ユンジョン)さん、中国、牛
・ヨウヨウ《ニュウ
山っ子の貴重な体験のひとつになったことは間
違いありません。
今回は、時間の制約もあり、4人の母国の紹
介が中心のプログラムでした。今後は、自国文
閏貞(ムン
化(日本の文化)をゲストに伝えていく機会を
揚陽(ギュウ
設けたり、自国文化を伝える力を高めたりして
ヤンヤン》)さん、カナダ、
いくことも組み入れていきたいと考えています。
Jennifer Kim(ジェニファー・キム)さん、フラ
『吐山太鼓踊り』練習進行中
ンス、Hammadou Mouloud( ハマドゥ・ムルード
ゥ)さん。素敵な青年たちです。みなさん日本
今年度も7月から「吐山太鼓踊り保存会」の
語が実に堪能です。母国語が違う4人は、交流
方々が、子どもたちに練習をつけてくださって
会の打ち合わせも日本語でしていました。日本
います。
にとけ込む意識をしっかりもった方々だという
印象を強く受けました。
総合的な学習の時間では、5,6年生全員が、
『放課後子ども教室』では、希望者を対象に練
習が行われています。
注目の発表の場は、2回。
11 月 23 日(土)下部神社祭礼での奉納、そ
して、12 月 7 日(土)人権教育講演会において
です。
指導者の皆さんからは、「子どもたちは上手に
なってきている。」「覚えが早い。」とおほめの
言葉をいただいています。
あらためて、この伝統芸能は、「残ってきたの
ではない。残してきてくれた人がいる。」との感
を強くしました。
上の写真は、1,2,3年生、下は、4,5,
6年生とのショットです。
子どもたちは、本当に楽しそうに目を輝かせ、
食い入るようにコンピュータでのプレゼンテー
ションを見て、話に聞き入っていました。